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No.122
吉田秋生 よしだあきみ
*ファンサイト「PRIVATE OPINION」 http://www.moon.sannet.ne.jp/misty_w/ (リンク切れ)
欲しくなったので買いに行く ・・・>Amazon.co.jpアソシエイト
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櫻の園 ご意見ご感想お待ちしてます!
【出版社】【発表年】【サイズ】【その他】
【感想】
2011.12up
*『櫻の園』は、なんというか、ちょっと「性」が前面に出ているところがあるけど独特の雰囲気で、桜の季節になるとなんとはなしに読みたくなる作品です。(サツキ)

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夢みる頃をすぎても ご意見ご感想お待ちしてます!
【出版社】【発表年】【サイズ】【その他】
【感想】
2011.12up
*「青春」という言葉が似合う作品。(サツキ)

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海街diary  ご意見ご感想お待ちしてます!

【出版社】小学館 【発表年】【サイズ】【その他】
【感想】
*『月刊flowers』連載のこの作品、秋生さんファンの期待を裏切らない秀作です。現在(2009.7末)までに単行本二冊が出ていますが、三巻目がいつになるかクビを長くして待っています。
 単行本一巻目「蝉時雨のやむ頃」は鎌倉の古い家に住む個性豊かな三姉妹が、行方不明だった父親の葬儀に出かける話です。しっかり者の長女、オヤジギャルの次女、ぶっとんでいる三女と、キャラクターの豊かさに思わず引き込まれます。ストーリーは故・向田邦子を思わせる家族物語になっています。『ラヴァーズ・キス』のキャラクターが出てくるところもファン心をくすぐるかも。
 二巻目「真昼の月」は一転、腹違いの妹(四女)すずがサッカー少女であったことから、少年サッカークラブを中心にした秋生さんお得意の少年物語になります。少年たちのキャラクターの書き分けは数多いるそのへんの女性作家には不可能な領域です。あさのあつこさんが追従しているくらいか?
 そういうわけで、物語の展開やふんだんに盛り込まれたギャグを楽しみに(たぶん)年内には出るだろう三巻目を待っています。(2009/8 かも)

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吉祥天女 ご意見ご感想お待ちしてます!
【出版社】小学館【発表年】1983年別冊少女コミックス3月号より 【サイズ】【その他】吉田秋生氏はこの作品と「河よりも長くゆるやかに」で1984年度小学館漫画賞を受賞。
【感想】
*この物語の主人公小夜子は、「はじめから完成されてしまっている主人公」であり、通常物語で最も変化を遂げるはずの主人公が、逆に周りを変化させる少女として登場している。苦しみ、悩み、やがて変化を遂げていく主人公達に読者が同調するという形の多くの作品に慣れている人は、あるいは「ありえない話だ」と切り捨ててしまうかもしれない。 しかし、私は「吉祥天女」がこの作者の作品で最も好きな作品であるし、なかでも主人公小夜子に最も魅力を感じる。なぜなら小夜子もまた、「完成」されているように見えて、実はそうならざるを得なかった、普通の少女のように悩み、成長していく権利を剥奪されてしまった哀しい運命の持ち主であるからだ。
 早く大人になり過ぎてしまった十七歳の少女が背負うものは「女の業」であり、その描き方が本当に恐くて美しい。「女であるということがときどきどれほどの屈辱をもたらすか、あなたたち男にはわからないでしょうね…」作品中こう呟く小夜子は、完全な魔性の女を演じながら、実は内部に傷ついた少女の魂を含んでいる。だがそれに気づく者はほとんどいない。であるがゆえに、ラストシーンの青空は、明るくはあるのにどこかあっけらかんとして寂しいのかもしれない。(2002/11 緋桐)

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YASHA ご意見ご感想お待ちしてます!
【出版社】小学館 【発表年】1996年より連載開始 【サイズ】新書版【その他】フラワーコミックス
【感想】
*れを読んで、吉田秋生さんはやはりタダ者ではない!と確信しました。BANANA FISHも読んでたし、元々少年マンガっぽいアクション物が好きだったのですが、それだけではない心理的なサスペンス感もあり、緊迫したストーリー展開に目がはなせません!BANANA FISHで女性読者を号泣させたツボを心得ていますね!とにかく設定が凄いんです。一言で言えば、遺伝子操作で作り出され、知能、運動神経ともに人類を超越してしまった少年と、彼を狙う悪の組織に取り込まれた双子の弟との壮絶な戦い!こんな特殊な人間関係を、現代を舞台にして不自然にならずに創り上げ、リアリティを感じさせるテンポのいいアクション物にしてしまうなんて、絶対作者はタダ者ではないでしょう。アメリカとかで映画化したら結構大作になるかも?(しかし登場人物が日本人ばかりなので無理があるか…)個人的にはクロサキ中尉のファンです。この人は元々主人公の護衛で、主人公のピンチにはすっ飛んで行き、大体銃撃戦になり、体をはって主人公を守る涙ぐましい役どころなんです。他にも色んなオイシイ人間関係が満載で、お勧めです。こういうのが好きな人は絶対ハマるはず!(2002/6 りん)
>>> なかなか面白いです。リアルです。私的にドラマ化はしてほしくなかったかな。まぁ、伊藤英明はかっこいいんですけど(笑)ほんとに少女マンガではないですよね。前のBANANA FISHもそうですけど。おもしろけりゃ、なんでもいいんですけどねー。(0204 きょん)
>>> 『BANANA FISH』より絵が洗練されているぶん読みやすい。でも、比べられるとちょっと・・・と思っている読者は私だけではないハズ。しかしさすがは吉田秋生と感心させられる。これからどうなっていくんだろう。。『BANANA FISH』のシン・スウ・リンも出てきたし。今後の展開が期待されます。(00/8/13柘榴)
◆◇◆ある日の掲示板◆◇◆
過去ログ63/3125<2000年4月ドラマ化!>
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BANANA FISH 全19巻 ご意見ご感想お待ちしてます!
【出版社】小学館 【発表年】1985年連載開始 【サイズ】新書版【その他】フラワーコミックス/最終19巻にショーターとアッシュの出会いを描いた「ANGEL EYES」、「その後」を描いた「光の庭」収録/「BANANA FISH以前」のアッシュを描く別単行本「PRIVATE OPINION」も必読(追って掲載)。
【感想】
(2004/11up)
*私は従兄弟の8歳上のお兄さんが持っていたので読みました!彼もいまだに持っているとのことです。大人になってもう一度読み返し、やはり名作と呼ばれるだけのことはあると感動。ただ、最初と最後で微妙にストーリーのテーマが変わってるのかな?最初はバナナフィッシュとそれをめぐる戦いだったのが、徐々に英二との絆にシフトが変わってる気がしました。(それもまた良いのだが)最後が良いですね。主人公が至上の幸福の中にいるところが。それまで手に入れられないとは思いながらも求め続けていたものに包まれて死んでいった彼は、私が読んだ少女漫画の中では一番幸福な人間だったんじゃないかと思わせました。あと皆さんも言っているように「光の庭」が非常に感動的でした。(水)
*少女漫画っていうだけで敬遠している男子は、損をしている。こんな面白い漫画を見逃しているのだから。男でも十分感動出来る。(2003/7/8 aksweet)
*が「BANANA FISH」を知ったのは、小学4年生ごろでした。とても頭の良い大好きな女の子に勧められたのですが、読み始めたのはというと、10年以上経ってからです(笑)たぶん彼女には当時すでに理解出来た内容が私は大人になってやっと理解出来たとわけなんですが、本当に読んで良かった!と思いました。私は「光の庭」を読んだ後、どうも英二の気持ちというか、残された者の気持ちに同化してしまってしばらくやるせない気持ちでいっぱいでした。アッシュは最後に幸福と安らぎを得られて幸せだけど、英二は??という気持ちでいっぱいでした。でも年とったアッシュを見ないですむからそれでいいのかな(笑)このあとすぐに蔦谷にいって、リバー・フェニックスの「旅立ちの時」を借りました。えへへっ(^^)v動くアッシュを見たって感じ(笑)(2002/10 チョコッペ)
*叉が完結したので、一気に全巻購入して読みました。アッシュが生き返りそうだと、思いました。「光の庭」で、アッシュの死を読者に確信させ、悲しみと感動を与えておきながら、「夜叉」ではスーパーバイオテクノロジーの技術とそれによって生み出された天才のいる世界に、シンスウリンを登場させたのはなぜなのか。アッシュの髪の毛一本あれば、中国華僑の財力とバイオの協力の下にアッシュのクローンの出現が、当然予想される。本当にそうなるのか。感動の名作にはパート2が付き物。しかしそれが成功することは、まれです。でも、読んでみたいような気もするし。ああ、悩ましい。(2001/10 星 一徹)
*ANANAFISH!!この作品は後の「光の庭」がすごく重要だと思うんです ラストでアッシュが死んでしまったとき 『またか…』って思ったんですはっきりいって私… 主人公を殺して終わるのは簡単だよなって でも!「光の庭」を読んだとたん『ああ…この話の為にあのラストだったんだ』と胸がいっぱいになって涙があふれてきました何日もトランス状態に陥ってしましました 「光の庭」は私のマンガベスト3に入る名作です この作品と出会って本当に幸せでした (2002/8 まど)
*タシもこのマンガは大好きです!!傑作ですよね!!昔からあまりにも有名なのに、読んだのは最近なんですけどね(笑)。泣いたーーーー!!今でも読み返すと、ぐちょぐちょに泣きますッ!!何年か後の「光の庭」っていう話でさらに泣きますよね!!BANANA FISHのオフィシャルガイドブックで「BANANA FISH REBIRTH」ってのがあるんですけど。いろんな出来事や人物を完全分析!!バナナフィッシュの世界にどっぷりつかることができて、めっちゃオススメです♪(2002/7 ハル)
*ストは大泣き!!元々、読んだのが結構あとになってからだったので、ラストがどうなるかを知っていたにもかかわらず、・・・泣いた!!絶対泣くよーって聞いてたので、なにくそ泣くもんか!と思いながら読んだにもかかわらず、・・・泣いた!!最後の英二からアッシュへの手紙(むしろラブレター)!あれは、マジ反則だわ!(2002/6 きょん)
>>>via GATE WAY>>>
>>> 友達から借りて昨日読み終えました。ラストはボロ泣き。スッゴク感動しました。バナナフィッシュを貸してくれた友に感謝。アッシュは年をとらないほうが良いよね★(00/12 椛)
>>> わたしの愛読書です。アッシュが大好きです。もーーー最高!感動しました。涙しました。(00/10おはるQ)
>>> 吉田さんの本が大好きです。どの本もいいんですけど、やっぱりBANANAFISHは何度読んでもなみだがでますね。(加奈子00/5/28)*
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●吉田秋生作品リスト(かもさん提供99/02/07)
「カリフォルニア物語」(全4巻)小学館叢書
「川よりも長くゆるやかに」(全2巻)プチフラワーコミックス……①PFC-481/1984.5.20初版 ②PFC-482/1985.3.20初版
*吉田秋生傑作集
①「夢見る頃を過ぎても」……PFC-441/1983.2.20初版
②「夢の園」
③「十三夜荘奇談」プチフラワーコミックス
「きつねのよめいり」同上
「吉祥天女」(全4巻)フラワーコミックス
「バナナフイッシュ」(全18巻+別巻)フラワーコミックス……①FC-2451/1987.1.20初版~⑱FC-3538/1994.4.20初版 19巻は事実上の別巻
「ラヴァーズ・キス」(全2巻)同上……①FC-6731/1995.12.20初版
「YASHA(夜叉)」(1~)同上……①FC-6734/1997.1.20初版~③FC-6736/1998.1.20初版4巻まで出て、継続中
「無敵のライセンス」(対談・エッセイ)河出書房新社……ISBN4-309-71176-6 C0379/1989.7.25初版
「ハナコ月記」筑摩書房……ISBN4-480-87222-1 C0079/1993.6.25初版
「桜の園」白泉社文庫……ISBN4-592-88321-7 C-0179/1994.12.18初版
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