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No.67
山下和美
やましたかずみ
私的山下和美ふぁんくらぶ
http://yamashitafc.blog71.fc2.com/
欲しくなったので買いに行く ・・・>
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不思議な少年
1-2巻
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【出版社】講談社 【発表年】2001年10月発売 【サイズ】B6判【その他】
【感想】
様様な時代と様様な場所で、時に殺し、裏切り、兄弟すら信じられず、死んだように生きていく人間達、その人間たちの生活の狭間にチラリとその少年は存在をかすめます。常に容(かたち)を変えず、ごくごく自然に人間達の日常に現れるその少年は時に冷たく人間を傍観し、時に暖かくその行方を示唆します。人が人としてどんな価値観を抱いて生きていくのか、そして目に見えない大事なものを掴み取ることが出来るのか。…読んでいると少し心が満ちて温かくなる作品です。
★私が尊敬してやまないマンガ家さんのお一人、山下和美先生の作品です。「不思議な少年」は時代の狭間にポンポン現れ、その姿はどうみても天使だったり天子だったりするんですが、あえてそれを「天子」とか「天使」とは呼ばずに「何者か…」というカンジで扱われてるのははすごく良かったです。読後そのかすめ方がやけにリアルで鮮明な印象として残るんですよね(^^)。現在、第1巻しかでていないので第1巻の感想になってしまうんですが、第3話目、狐目の寅吉のお話が一番好きでした。モラルや道徳も時に大事ですが、もっと大事なのは、そのルールの上で自分の手できちんと思う所をつかみとれているかという事だと思いました。裏切り、蔑み、侮蔑、憎しみの中にあってそれでも自分の信じるモノを最期まで貫き通すことが出来た寅吉の生き方は読んでてすごくかっこよかったです。(0111 kuruma)
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ダンディーとわたし
全9巻
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【出版社】集英社 【発表年】ヤングユーにて1987年10月号〜1996年2月号連載 【サイズ】B6判【その他】1・3・4・5・6巻末に全作品リストあり/7巻末「あんたなんか嫌い!」(ヤングユー1994年6月号)収録
【感想】超人気二枚目俳優から大好きな家事に明け暮れる主夫に転身の片岡平助とお笑いタレントナンバーワン・平助をライバルと敵視する角巻のマネージャーに没頭するモモ子という異色カップルに巻き起こる、ドタバタ・ラブコメディ。なんといっても全編を覆う平助の愛のオーラが魅力です。(雁99/5/5)
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天才柳沢教授の生活
1-13→
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公式サイト「天才柳沢教授ゼミナール」
http://home.catv.ne.jp/ff/kyoju/
【出版社】講談社 【発表年】1巻1989年 【サイズ】B6判【その他】週刊モーニング「魅惑のトップス」の常連シリーズ/
ぜひお立ち寄りください!
天才柳沢教授の部屋
/2002年10月フジテレビにてドラマ化。主演:松本幸四郎
【感想】
天才柳沢教授のドラマが始まって、はや、3,4週。とほほ、ファンはみんながっかりしてますよね。あれは、教授ではない!ところで、原作者の山下さんが川嵜克哲さんという心理学者と一緒に「天才柳沢教授の癒セラピィ」という本を出されてます(3日前に買った)。おもしろい!。少なくともドラマよりも数百倍面白い。教授の心理学的分析もおもしろいが、最後の章の山下さんの対談がとてもよかったです。山下さんのお父さんの話しもいっぱい載ってたし、教授の源流がわかったような気がして、うれしかったっす(2003/1掲載、200/11/12 つみつみ@
掲示板
)
久しぶりに何気なく手にとった13巻第1話、「何かを一生懸命やりたい でもその何かが見つからない」にぐっさ---→!そして少年は教授に訊きます。「人生ってなんか意味あんの?」しかし「柳沢教授〜」は-全編に渡ってそうですが-、こういった問いかけに教授も作品じたいも決して「答え」てはくれませんよね。要は自分で考えよう、ってことですかね…ところでドラマ、どうなんでしょうね?? 松本幸四郎さんはともかく「お母さん」が松原智恵子さんなのはなんかもう、それだけで違う!って感じが。いやそりゃ、マンガどおりのドラマにするってのは無理だとは思いますが…(2002/12 伽羅)
心温まるホットヒューマン(?)の決定版。ハズレも時にはありますが、たいていは、ほろ、じーんとさせられます。掲載誌モーニングの「はみだし」でもよく言われていますが、教育が取りざたされるような事件が起こるとつい「柳沢教授なら?」と想像させられてしまう、教授はそんな人です。(雁)
柳沢教授はわが心、いや人生の師でやんす。(P)
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天才柳沢教授の冒険
1→
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【出版社】講談社 【発表年】1巻1996年 【サイズ】B6判【その他】柳沢教授、夢の中での冒険編。
【感想】
今週のモーニング(2002/11/22時点:管理人注)に、下に載っている心理学者の人と山下さんとの合同本が出ているという広告が載ってましたよ。「天才柳沢教授の癒セラピィ」というタイトル。明日、本屋さんに行って、見てこようと思ってます(2002/12 hanako)
『夢の読み方 夢の文法』という本を読んだのですが(川嵜克哲著 講談社+α新書)なかなかおもしろかったのでお知らせします。著者は臨床心理学者でそうとうに突っ込んだ内容だと思いますが、軽やかに読みやすく書かれていて夢のことに限って言ってももしろかった本です。
で、本題ですが、この本は『天才 柳沢教授の冒険』を題材に使っての夢分析にかなりのページが割かれていて、「柳沢教授 論」としても新鮮な視点で読めると思います。
『天才 柳沢教授の生活』に比べて、番外編の『冒険』は読まれている割合が少し少ないのではないかと思うのですが(ちがってたらすみません)、これはたぶん、『冒険』は夢を書いているのでなかなかわかりにくいからだと思います。
考えてみたら夢というのが、そういうもんですよね。自分でみてもよくわからんし。で,この『夢の読み方 夢の文法』を読んで、なるほどーと思いました。とてもきれいに教授の夢を分析しています。かなりマニアックなところもあるけれど、教授とお母さんの関係など、説得力がありました。 夢に関心ある方にもおすすめです。(00/12 ねこきち)
明るく軽く、コメディアドベンチャー!その中にあっても「教授らしさ」に思わずほろっ。(雁)
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ゴースト・ラプソディー
全4巻
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【出版社】講談社 【発表年】ヤングユー1996年6月号より連載 【サイズ】B6判【その他】
【感想】天涯孤独の主人公、OLひかるは、「意地でも幸せになる」ため、仕事が早いこともロックが好きなこともかくして望み通りの男と結婚間近。だがそんな時、ずっと彼女を見守ってきたかつてのロックスターの霊が現れて…。手元にあったのを読みはじめたらあとは一気!山下和美をどど〜と集めてみようかしら、と思わせる作品です!(雁99/4/18)
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