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No.149
菅原雅雪  すがわらまさゆき
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牛のおっぱい ご意見ご感想お待ちしてます!
【出版社】講談社 【発表年】1993年連載開始 【サイズ】B6【その他】ミスターマガジンKC
【感想】
不思議な作品です。押しつけがましくない、希有なエコロジーマンガです。この作者のほかの作品を知っている方、いらっしゃいませんか?(ジンジム99/3/31)
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菅原雅雪論序論
(by ジンジム99/4/4)
一人の鑑賞者として、 
小説家であろうが、脚本家であろうが、マンガ家であろうが、 
監督であろうが、写真家であろうが、すべての表現者に対して、 
わたしはこういいたいのである。 
「説明するな、描写せよ」と。 

話をわかりやすくするために、キャラクターというものについて考えよう。 
そやつがどんなやつなのかを、どうやって、他人に見せるか。 
へぼな表現者は、そやつに事件を起こさせるのである。 
廊下で人にぶつかるなんて具合に。 
それで、おっちょこちょいさが表現できたとうぬぼれている。 
そんなのは、ただの説明にしかすぎない。 
では、上手な人はどうやるか。 
とあるシチュエーションで、そやつがどんな振る舞いをするのか、 
うまく切り取って、我々に見せてくれるのである。 
ほめられて、機嫌を悪くする人の姿を見て、 
我々は、そやつが照れ屋であることを知るのである。 
そこんとこの違いが、なかなかわからない人がいるから、困る。 

で、菅原雅雪というマンガ家がいる。 
わたしは、「うしのおっぱい」というマンガでしか、彼を知らない。 
しかし断言できる。 
彼の描写力は、一流である。 
かのマンガに登場するキャラクターたちのリアルさは、 
特筆すべきものがある。(つづく)

作品情報次週アップ(予定)
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