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No.297
ささやななえ
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凍り付いた瞳(め)
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【出版社】集英社 【発表年】
1994年連載開始
【サイズ】
四六判
【その他】
YOU特別編集文庫全1巻
【感想】
■□ある日の掲示板■□■(99/12/19)
●
「続凍り付いた瞳(め)」(椎名篤子原作)
:
児童虐待に関するノンフィクションの第2弾です。以前住んでいたマンションの真下の部屋の人が、子供に暴力を振るう人で、どうしたらいいのか悩んだあげくに、電話をして、カウンセリングを勧めたことがありました。私の中にも、傷や弱さがあるので、人ごととは思えません。正編とともに、一読をお薦めします。(ジンジム99/3/31)
○私も以前、まんぱらで、「凍り付いた瞳」(ささやななえ)を挙げたことがあって、今、続編がでてますよねー。これは、何ともつらい話だけれど、ノンフィクションというところが、もうただただ、何とかのこの子たちを救う手段はないのだろうか、何とかできなのか・・と胸に突き刺さるような思いをしました。これは読んでいてつらいけど、目を背けてはいけない気がします。(PAKU99/4/1)
●性的虐待を加える側に立つと、別の意味で苦しいマンガです。一人の男として、虐待をする父親になにを言う資格があるのか、自分の中で、100%性的虐待を否定できるのか、凍り付いてしまいます。でも。人をものとしてではなく、人として愛せるのかどうか、その問いを永遠に自分に突きつけることで、自分の弱さをコントロールするしか、無いのですよね。さて。虐待する人の苦しみをも描けていることが、あの作品の素晴らしいところだと思います。(ジンジム99/4/1)
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