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No.42
成田美名子 なりたみなこ
*MIN
-Minako Information Network-http://www5.airnet.ne.jp/simon/min/ (2008.11
リンク切れ) |
欲しくなったので買いに行く ・・・>
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エイリアン通り全8巻ご意見ご感想お待ちしてます!
【出版社】白泉社 【発表年】1巻1981/5/25
2巻1981/10/25 3巻1982/5/25 4巻1982/12/22 5巻1983/4/25 6巻1983/10/24 7巻1984/5/24
8巻1984/10/24 【サイズ】新書版【その他】ララ掲載/1巻「第1話真夜中のカーボーイ」1980〜1年12〜4月号(「MINのアメリカ・ルポ」1980年9月号「バースディマーチ」1980年4月大増刊)
2巻「第2話アラビアより愛をこめて」1981年5〜9月号(巻末に「メモリアル・ポプリ」1981年10月大増刊)
3巻「第3話夜ごとの魔女」1981〜2年10月〜3月号 4巻「第4話略奪された一人の花嫁」1982年7〜10月号(巻末に「ロスの魔法使い」1982年5月号)
5巻「第5話鷹は舞い下りた」1982〜3年11〜3月号(巻末に「シャール通信 1、2」1982年4、6月号)
6巻「第6話親父が出てきた日」1983年4月〜9月号 7巻「第7話この家の鍵貸します」1983〜4年11〜3月号(本巻途中より第8話、及び巻頭に「シャール通信」1983年10月号巻末に「シャール通信特別編」描きおろし)
8巻「第8話翼よあれが郷里の灯だ」1984年4〜7月号(巻末に「フィリシア」1984年9月号「エイリアン通り予告編」1980年11月号)
【感想】
ジェル君に凄い共感を持って読んでました。純粋で、正義感、能天気、でも相手を思いやる優しさ一杯のジェル君は当時中学生だった私の憧れでもありました。今30歳を過ぎても、ジェラールの様な人間になりたいと思っている自分に気付く度、改めてこの漫画の影響が強い事を感じている次第です。成田美名子さんにはまだまだ、作品を書いて欲しいな。(0111
ばんばん(男))
エイリアン・・は当時一緒に乗っていた「ファミリー」と同じくらい楽しくて明るくてミーハーで、本気で憧れましたね(^^)。ドラマでも「フルハウス」とか「ファミリータイズ」とかやってたし。マンガ読み返すたびにあの当時の雰囲気を思い出します。みんなが仲良くて、毎日がお祭りみたいに楽しいそんな毎日に憧れました。 どなたもおっしゃってないようなんで「やりぃ!!」なカンジですが、私は未だに心でセレムを愛してます!軽薄そうでいて賢い感じがすごく魅力的です。 何年もたった今でもセレムに会う為にコミックをめくったりめくらなかったり。 セレムとシャール、サイファとシヴァ。光と影、いぬとねこ。喜びと悲しみ。死と生。憎しみと喜び。常に対極にあるそんな感情同志の葛藤が成田さんの永遠のテーマなのかもしれないですね。(0110
kuruma)
当時周りの友達がまだふろくのついてる少女雑誌に夢中の頃、姉ちゃんの影響特大ではまってたのがエイリアンでした!ちょっと大人な感じですごくおしゃれな漫画にハートは鷲掴みってな勢いで。セレムになりたかった!チョコの中身当てとか訓練したな?。憧れのアメリカはきっとこんなだ!と毎月わくわくしてたし、CMはもちろん成田山の初詣の駅用ポスターはガラスケースにおさまって無かったら奪取してたな。(駅員には成田山に聞いてくれって言われたけど小学生にはそれってどこ?って感じでした)初めて遭遇したフィクション的ドキドキでした。(0110
りんじぃ)
いやーもう、青春の記念碑ってゆーんですか?はまりまくりました。3巻なんて泣きぬれです。シャール君がCMになればTVに張り付くし知人から貰った写真(イラストを撮ったもの)は定期入れに入ってるしもう翼なんて分身。ジェル君が好きな友人もいればいやなんたってセレム、やっぱシャール君!と白熱の議論を戦わせたものです。しかしある時期からパッタリ・・・作品でいえば「サイファ」の途中からだったなあ。本作品も今読むとうぅん、ちょっとと思わなくもないのですけど、成田美名子が描くさわやかな世界はまちがいなく魅力的。(雁98/9/6)
ジェル君が一番好きですね。彼の存在に何度心を癒されたことか。。。漫画だというのについ本当にいる人物のような気がして、高校生だというのに手紙を出そうと思っていたほどでした。シャール君かっこよすぎて。。。。(モリコ98/10/1)
CIPHER 全12巻 情報・感想お寄せください
【出版社】白泉社 【発表年】1巻初版1985年発行
【サイズ】新書版【その他】花とゆめコミックス
【カバーは語る】シヴァは俳優として全米的に注目を浴び始めたナイス・ボーイ!その彼と幸運にも同じ学校に通うアニスは、積極的にアタック!見事、友達になれたのはいいけれど、偶然にも彼の秘密を知ってしまう事に・・・!!最高にイカしたMINのニューヨーク・シティ・ストーリィ!(1巻カバー袖「作品かいせつ」より)
【感想】
(2004/2掲載)
「サイファ」は好き嫌いが分かれるみたいですね。私は、「サイファ」が一番好きです。「アレクサンドライト」や「ナチュラル」も面白いけど、やっっぱりシヴァとサイファの二人は魅力的だし、内容の人間くさい感じが心に残ります。たしかにアニスは後半になって存在が薄いんだけど、恋愛を通してアニスが成長していく様子がとても好きです。(もーぎ)
〓成田美名子作品を語る〓参照
あいつ 全2巻 情報・感想お寄せください
【出版社】白泉社 【発表年】1巻初版1980年発行
【サイズ】新書版【その他】花とゆめコミックス/2巻巻末「2年4組転入生の乱」(1980年ララ8月号掲載)
【カバーは語る】「あいつ」に出会ってから、私の中の夢がもどってきた。フレッシュな感覚あふれたストーリーと、魅力的なキャラクターを創りつづける成田美名子が、今また高1泉みさと・高3沢田涼司・高3七穂辰之助の夢追人トリオを生みだした学園フライング・メッセージ「あいつ」第1巻。(1巻カバー袖「作品かいせつ」より)
【感想】
この作品は結構昔のものなのですが、今でも大切に持ってます。出てくるキャラクターもみんな好きだし(特に楡崎さんがグーです)、話の内容も昔、自分が忘れかけてたもの(夢など)を思い出させてくれるような感じです。また、私個人としては落ち込んだ時に勇気をくれる漫画だと思います。ぜひ、読んでみてはいかがでしょうか?(0109
じゅん)
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〓 成田美名子作品を語る 〓
ナンバリングが変則的になってますが、番号順に読んで頂くといいと思います。(管理人)
19 成田さんのはとってもなごむ感じの話です。読むと笑ってしまうような場面もあれば考え込んでしまったりしてしんみりしてしまう場面も…と。どの話もあきない話です。絵や色はすごく綺麗です!細かい所まで見ているんだなぁ…さすがだなぁ…と思わせられるばっかりですと。てもすてきなお話ばかりですvv(2002/8 オヤジ)
18 私も成田先生の作品の中で「サイファ」が一番好きです☆何度読んでも泣けます!!!サイファとシヴァの双子が大好きで、私もこの本を読んでニューヨークに留学したいと思いました。先生のほかの作品ももちろん好きですが、私は私に勇気と感動をくれた「サイファ」が一番大好きです(>▽<)今一部の高校生でも流行ってるんですよ--♪(2002/6
れい)
17 私にとって「CIPHER」は最高です。私が生きてきて読んだ漫画の中で1番良かったです。たぶんおばあさんになるまで本大事にしそう・・・ってくらいです。成田先生の作品は「CIPHER」から入って、「エイリアン…」や「ALEXANDRITE」も読みました。みんな好きです。でも、「ALEXANDRITE」の中で、アレクとシヴァの友情、好きなんですけど、「CIPHER」でのサイファとシヴァの絆の印象が強すぎたのか、双子のからみ(?)があまり見られなくてちょっと寂しかったです。ええ、アレク主体の漫画だってことは分かるんですけど(涙)(0111
ばろん)
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私もエイリアンとサイファではエイリアンの方が好きでした。どことなく「あれ・・・」と醒めていったのはやっぱり皆さんと同じサイファの中盤から後半にかけてですね。
理由をずっと考えてたんですが、(友達は絵が変わったといっていたけど)ちょうどこのころから「あこがれのアメリカ」じゃなくて「すごくリアルな話」になっていったように思うんです。それまでは、ミーハーでかわいくてかっこよくて、っていうとこがあったけど、このころ「それは人間の本質じゃない」ってばっさりと切り捨ててしまわれたというか・・・。それまでは、アニスとかも「うわーかっこいい!」とか「お友達になって」とか言ってたのがそんなこといわなくなっていったし、誰も彼らを特別かっこいいとも騒ぎに引っ張り出すこともなくなった。サイファとシヴァが特別!という目で憧れていた読者にしてみたら、途中から「ごくごく普通の人」にかかれてしまっていったのはやっぱり「そんなぁ・・・・」だったんだと思います。途中からは読んでても二人への「憧れ」はなくなっていったし、「楽しい!!」もどんどんへっていってただただツライなぁ・・・。っていう暗いとこばっかりみえてきてしまって。シャールくんもおそらくサイファとシヴァを足してセレムでまぜました(なんだよ。それ・・・)くらいの暗さがあったけど、みんなが助けてくれたし、不安になっても又明るいところへ戻ってこれてたからそれはそれで気持ち良かった。だれしもが同じ風に悩みを確かに抱きそれをのりこえていくわけだけど、スタートしたときは少なくとも「人についてうんぬん」ではなくてかっこいい双子と元気な女の子アニスのお話だったはずがテーマが変わってしまったことでついて行けなくなってしまった。話が終わったときのアニスの印象の薄さといったら・・・。結構泣けるものがあります。おなじヒロインでも翼はすごく印象的だったのに・・・。成田先生の価値観を変化せしめる何かがあったんだな・・・と読んでるほうはついつい推測してしまうんですが、そんなことは一読者には分かるすべも無く・・・。でも「CIPHER」がどことなくバラバラとした不安定な印象があるのに対して「アレキサンドライト」の方は最初からちゃんとテーマとかスタンスが決まってて、ゴールまでたどり着いた、という印象があるので、こちらの方がより好きな作品になりました。 ちょうど私も「アレキ・・・」の掲載時に進路の事とかで悩んでいたのでゴールした時はすごく気持ちよかった。今でも成田先生の作品は昔とは別として好きです。(0110
kuruma)
15
エイリアン通りの感想を読んでかなりショックでした。というのも、私が成田美名子さんの漫画にはまったのは、CIPHERからなんです。サイファとシヴァはずっと他人が自分達の間に入り込んでくるのをこばんできて、でもそこにアニスが現れて、少しずつ二人の関係は変わってきます。そして、何よりも固い絆で結ばれてきた双子のサイファとシヴァがディーナの死をきっかけに離れて暮らすようになり、離れている間にシヴァはアレクと、サイファはハルと出会い、第三者を友人として大切に思うこと、また、自分が他人に思われることを知ります。そして、離れている間に少し変わった二人はまた出会い、シヴァはサイファを許します。人が人を想うことのやさしさ、その心の柔らかさ、時にはそれが伝わらないことの苦しみや切なさをこの作品はとてもよく表していると思います。人間と人間の関わり、登場人物一人一人の魂の成長は成田美名子さんの作品の永遠のテーマであり、CIPHERだけでなくすべての作品に共通するものだと思います。私は、CIPHERという作品に特に影響を受けましたが、エイリアン通りもALEXANDRITEもNATURALも、すべての登場人物が、完璧ではなく欠点や弱さをかかえた愛すべき人間であり、私は本当に彼らが大好きです。NATURALを区切りに成田美名子さんが無期限の休業に入られることを宣言されたのが、次の作品を心待ちにしていた私としてはとても悲しくて、いつか戻ってきてくれるといいなぁと思わずにはいられません。(0110 ナッツ)---成田美名子さんが無期限の休業に入られていたとは、この投稿を頂いて初めて知りました。作品を読むことはなくなっても、いつも雑誌の表紙にタイトルが載っているのを見ては「ああーがんばってるんだなあ」なんて勝手に励みにしていたので、ちょっとショックでした。無期限休業・・・「ちょっと休憩」より重い感じですね。復帰はあるのでしょうか・・・(雁)
14 え?。皆「サイファ」キライなのかよぉ?(って、そんな事いってる人はいないっちゅーねん!)あたしは好きだなー。あの双子の兄弟に限らず、誰でもちっちゃい頃のトラウマみたいなのってあるじゃないですか?それがどういう風にそれぞれの人生に影響を及ぼしてるか?それをどういう風に乗り越えていくのか?結構考えちゃいましたよ。ちなみにあたしはハルが好きだ(笑)あのシャイさがたまんねー!でも美形だからアレクも好き(笑)みんなスタイル良くていいねぇ-(笑)(0108
りた)
13 大大大好きな漫画です!初めて成田美名子先生の漫画を読んだのがこのサイファでした!中学生だったかな??ぜったい読むことお勧めします!これ見てNY行きたくなること間違いなし!って感じです!(まだ行ったことないのですけどね(^^;))同じく後に出ているアレキサンドライト見てもNY行きたくなる事間違いなし!(0108
てみ)
(((((ある日の掲示板)))))
1 それよりも何よりも、エイリアンですよ、エイリアン!!!!!
シャール君はわたしの中学時代の王子様でした。トランプ、カレンダー、カンペン、何でも持ってました。CMにも興奮しましたが、一時期どっかのメーカーが新聞広告にも使ってて、切り抜きまくりました。(どっか行っちゃった)わたしは『源氏物語』が大好きなのですが、やはり中学の頃、葵の上が大好きだったのですね。で、最近気がついたんですが、葵の上とシャール君って、不器用で「本当の自分」を出せないところが似てるな、と。今考えると何でシャールくんにあれほど夢中になったのか全くもって不思議なんですが、多分そんな「本当の自分」に共感してたんだろうなぁ、と思います。
>しかしある時期からパッタリ・・・作品でいえば「サイファ」の途中からだったなあ。
>本作品も今読むとうぅん、ちょっとと思わなくもないのですけど、
まったく同じです。わたしは今でも一応成田作品は読んでますが、サイファの途中から興味を失いました。変に完成されてしまって…。形式美的なところがあるように感じます。それがいいという人もいるでしょうが。「エイリアン」の頃は良くも悪くも、書いてる途中であっちこっち揺れているようなところがあって、それがかえって生々しく訴えてくる何かを持っていた気がします。
2 成田美名子さんについても同感!。昔のほうが良かった。
3 成田さんについては「エイリアン〜」の2巻の辺りをリアルタイムで読んではまりましたね。当時シャール君のクールなんだか熱いんだかよくわからんキャラ性とつばさくんとの関係はって言うのが気になって読んでました。
4 (サイファは話の展開に無理を感じる、というのを受けて)まったくです。ビンディのワケも、超どうでもいいこじつけっぽくって、「単にビンディつけたかっただけじゃん」と呆れてしまいました。そういった小道具じみたこじつけや、個人的趣味に走った(アメリカ趣味や、洋楽趣味)を除いた自然体のが、「ナチュラル」な気もします。ただ、これといったストーリーがない、という欠点もあるのですが。
5 成田美名子さんの「NATURAL」私はとりあえず全巻持っています。彼女の他の作品と同様、なんだか登場人物に根っからの悪人がいなかったりしてちょっときれい事すぎるんじゃ??というような話の展開にたま〜に付いていけなくなったりしますがなんだかんだ言っても彼女の絵柄が好きだったりするので今のところ読みつづけています。
6 「サイファ」は本誌で読んでいたけど、確かにコミックスを買いたいというほどではなかった。その次の「ALEXANDRITE」は、アレクの性格が気に入ってしまったので買いました。こっちはあまり知られていないのかな?「サイファ」に脇役で出てくるトラッドヘアーの人の話です。
7 「アレクサンドライト」はアレクの個性が光るマンガでしたねえ。
…あそこで成田氏のアメリカ趣味が思い残す事無く発揮され(要するにかなり趣味に走ってる)、その後満足した成田氏はナチュラルな「ナチュラル」へ回帰した…とわたしは読んでおります。(おいおい、評論家かい)絵的にはやっぱり「サイファ」の頃が一番完成されてた気がします。特にカラー。ちなみに総集編の「エイリアン」の方がむしろコミックスよりも充実してたと思います。本筋はまったく一緒なのですが、おまけで未公開のイラストとか入ってたんじゃないかナ〜〜、と思います。
8 なんかみんな「エイリアン通り」の方がいいって言うけど、私的には「CHIPHER(サイファ)」の方がずっと好きだったよ。ってゆーか「エイリアン通り」はラストで盛り上がるまで、それなりにしか面白いって印象なかったし。「CHIPHER(サイファ)」は空気感というか人間描写というかまさに成田美名子「節」炸裂といった感じで代表作だと思う。「ALEXANDRITE」は「CHIPHER(サイファ)」のサイドストーリーだから質的にも意味的にもほぼ同等かな。ちなみに「NATURAL」は可もなく不可もなしって感じ。
9 成田美名子といえばやっぱり「あいつ」!
10 「あいつ」
、好きでした〜。洗練度はいまいちでも小道具で飾り立てたところがなくて・・・初期作品らしい魅力に溢れてる感じがします。
11 私も大好きですよ〜「あいつ」。読んだ当時はキャラが大人だなあなんて思ってたのに、いつのまにか追い越しちゃったわ(99/2/21)
12 私は、エイリアン通りもサイファも,人の弱さや,細やかな感情をあらわした、奥の深い作品だと思います。最近10年以上振りに読み返してみたのですが、昔読んだ時よりも理解できたり、共感できる部分が多く,考えさせられました。実際,彼女の漫画が私に与えた影響は大きいです。(01/04
ハナ)
■□■ある日の掲示板■□■(00/3/5)
□成田美名子と大野潤子(敬称略;「先生」つけて罰金とられるのやだし(笑))の関係ってなんなんでしょう?
「サイファ」を読んでいたらわきに出てくる人物が明らかに大野潤子の絵柄・・・。
(例:下着売り場の店員さんなど) やっぱ成田美名子のアシスタントだったんでしょうか?
(過去ログ60/2953)