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No.23
岩館真理子
いわだてまりこ
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岩館真理子作品リスト
(Chocoの 「不思議インコのおうち」)
欲しくなったので買いに行く ・・・>
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□ 作品/作家館
えんじぇる
(2011/12up)
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【出版社】集英社【発表年】不明 *詳細調査中。ご存知の方お知らせください!【サイズ】文庫【その他】
【感想】
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自分が結婚するとか、そんなことはまったく考えていなかった中学生だったか高校生のころに読んだにもかかわらず、『えんじぇる』で、周作さん(旦那さん)に優しくされる子供っぽいスウ(奥さん)っていう図式は、当時の私のひとつの理想でした。「愛される・見守られる」というのが萌えポイントかもしれない。(サツキ)
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五番街を歩こう
(2011/12up)
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【出版社】集英社【発表年】不明 *詳細調査中。ご存知の方お知らせください!【サイズ】文庫【その他】
【感想】
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本作で特に顕著だと思いますが、岩館真理子の漫画は舞台が日本にも関わらず、外国の絵本に出てくるような街の雰囲気を醸し出し、魅かれました。岩館真理子が好きな小説としてO・ヘンリーをあげていたけど、そんなことも影響していたのだと思う。主人公はどちらかといえばわがままなお嬢様タイブが多いと思うが、嫌味でなく雰囲気によくあっていた。80年代の短篇は、絵柄も含めていまでも好き。(サツキ)
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遠い星をかぞえて
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【出版社】集英社 【発表年】1986年連載開始 【サイズ】新書版【その他】
【感想】」
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両親や姉と暮らす14歳の少女・ふたみ。実は彼女は母の妹の子供であった。敏感な年頃になり、なんとなく家族の中で不安を覚えるふたみ。ふたみには好きな 男の子がいるのですが、その恋も決してうまくはいきません。家の内や外で様々な事態に直面し、揺れる幼心が丁寧に描かれています。ただ、ひょんなことから 知り合う大学生の卜部くんの存在が、物語を暖かくしている。岩館真理子の作品には、このように、ともすればさびしすぎる話になりがちなのを救ってくれる、 現実的で明るいキャラクターが用意されていることも多い。そのために読後感はほのぼのしています。(0106-2 やこ)
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まるでシャボン
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【出版社】集英社 【発表年】1986年連載開始 【サイズ】新書版【その他】
【感想】
世津子の家が営む下宿屋に、イトコの草子さんがやってきた。彼女はかつて、世津子のつきあっていた相手をうばった女性。しかし、草子を追って入居した羽賀 のことを、世津子は好きになってしまう。ちゃきちゃきした主人公に対して、美しくもどこか現実離れした同性、というのがなんとも身にしみます。単純なライ バル関係ではなく、互いに意識しあうあまりに身動きできない二人。三角関係とはいいながら、女同士の物語といえるでしょう。ラストシーンも秀逸。私自身に とっては、この世でいちばん好きな恋愛ものです。(0106-2 やこ)
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アリスにお願い
全1巻
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【出版社】集英社 【発表年】1996年 【サイズ】文庫(YOUNG YOU特別企画文庫)【その他】表題ほか「白いサテンのリボン」「眠るテレフォン」収録 初出は「アリスにお願い」第1話1990年第2・3話1991年 「白いサテンのリボン」1993年 「眠るテレフォン」1988年
【感想】
(2006/2掲載;投稿は2005年5月)
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読 み終えてからじわじわと怖さがきました。もしかしたら現実にも起こる可能性があるかもしれない話だと思いました。怖い話はたくさんありますが、この漫画は ダントツでした。(しらたま)
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岩館先生が「こん なに怖い話をかいたのははじめてです」と後書きに書いていました。この一言はとても印象に残っています。もっと、ページ数があったほうが良かったのかなっ て思いました。私にとっては、結末が意外でしたが、岩館作品の少々暗めな雰囲気が好きな方には超お薦めです。「クリスマス・ホーリー」や「黄昏」も私は好 きです☆(00/10su-zu)
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