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No.192
さいとうちほ
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白木蘭円舞曲(マグノリアワルツ) 全3巻 (2003/1up) 情報・感想お寄せください
【出版社】 【発表年】初出は、94年プチコミック3月号【サイズ】【その他】関連本は、『恋物語』の8巻と『円舞曲は白いドレスで』全4巻。
【感想】
続編&外伝を含み全9冊すべてそろえてはまりました。タイトルで感じられるように時代は昭和初期。第2次世界大戦前のお話。私としてはメチャクチャかわいそう過ぎる(代々続く家に逆らわないことによって親の愛情および信頼を得るしかなく、初めて愛した婚約者のちに妻に外国人と駆け落ちされ、しかも自分は不治の病に犯され余命幾ばくもない)クールビューティ将臣さまに肩入れしすぎではまり込みました。なのでこのシリーズのなかでは「月下香小夜曲」がお気に入り。死んでしまうのだけれど本人が幸せだったことがわかるので。「紫丁香夜想曲」では将臣さまの回想シーンのセリフにクラッときました。この作品は「円舞曲は白いドレスで」の続編でこちらは少女向けカナ?でこの作品はもう少し大人向けって感じです。最近ネットでこの本の存在を知りさっそく古本屋で入手しました。絶版らしいので。もうはまりまくりました。「さいとうちほ」という存在すらも知らなくて。マンガ喫茶&古本屋で作者の作品全部にはまりまくってます。あご先が鋭角過ぎることを除いて登場する男の人のかっこよさは宝塚ファンにはたまらないものがあると思います。チョット宝塚系のお話のような気がするので。(花と美男子ふたりに軍服、舞踏会、ドレス)(2003/4 うぴうぴ)
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ファーストガール 1-2巻 (2003/1up) 情報・感想お寄せください
【出版社】 【発表年】 【サイズ】【その他】現在プチコミックで連載中。(2003/1up)
【感想】
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花冠のマドンナ 情報・感想お寄せください
【出版社】小学館【発表年】1993年 【サイズ】新書判【その他】フラワーC
【感想】
(2004/11掲載)
*中学校くらいの頃に読んだのかな?なので、ヒロインが(ネタバレ!!反転させてご覧下さい→→)相手役の男性(ある意味チェーザレも相手役なんでしょうが)に強姦されちゃう、という展開はかなりの衝撃でした(←←ネタバレ!!反転させてご覧下さい)美しく賢く勝気ではあったけれど(いや、それだけで十分か…)、結局はごく普通の少女であったレオノーラが伝説の「花冠のマドンナ」として歴史の渦に巻き込まれ、さらには光と影と言ってもいいくらい姿も性格も正反対タイプのハンサムな男性から愛される…。もう少女漫画の王道中の王道でしょう。かつ、宝塚風の舞台設定と美しい背景、さらには歴史の中でも特に人気の高い人物(チェーザレ、ルクレツィア等)を登場させたこと、王道の更に上をいってるかもしれません。後この漫画家さんはほんと絵が綺麗!!見ているだけで幸せですわ。(水)
*「花冠・・・」に出てくる実在の人物は、ラファエロもですよ。一応ルネッサンス3大巨匠の一人なんですから・・・私の好きなキャラでもあるんで、もっとちゃんと取り上げて!(2002/11 桃) ---> こちらご参照ください(管理人)
*16世紀のイタリアを舞台に、伝説の絵『花冠のマドンナ』のモデルであるレオノーラは、領主の息子との結婚式の夜、自分の姿を描いた絵をみつけ、花婿の野望を知ってしまう。レオノーラは髪を切り黒髪に染めて、自分の絵を描いた画家に会いに行こうとする。この物語に出てくるチェーザレ・ボルジアは本当に魅力的です。ヒーロー役のファルコもかすんでしまうほどの存在感ある悪役というか、イタリア統一という野望を秘めながらレオノーラをある種信仰に近い感情で激しく愛していく様は本当に目が離せません。レオノーラの気持ちが揺れ動くのも納得してしまう。この物語に出てくるチェーザレ、レオナルド、ルクレッツアは実在の人物ですよ。関係ありませんがチェーザレは、よく織田信長と比較されますがチェーザレのほうが色んな面で格上の気がします・・・・。(2002/8 まりも)
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星を摘むドンナ 全2巻 情報・感想お寄せください
【出版社】小学館 【発表年】第1巻:1987年発行 【サイズ】新書判【その他】フラワーコミックス
【感想】素質は十分あるのにバレエに情熱を持てずにいた女の子が、人との出会いを通じて、プリマドンナを目指そうと思うようになる物語。姉は東京水越バレエ団の期待のホープだが、桂美は研究生だがバレエに本気で取り組んではいなかった。代役で出た舞台でも失敗し、いったんはバレエをやめようとする。しかし、桂美の素質に気付いたメイクアップアーチストの黒木との出会ったことから、桂美もしだいにバレエの魅力に気付いていく。(TC99/5/23)
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エトワール・ガール 情報・感想お寄せください
【出版社】小学館 【発表年】1988年発行 【サイズ】新書判【その他】フラワーコミックス
【感想】太極拳歴16年の立夏は、太極拳道場の跡取り娘。道場を継ぐのが嫌で、神戸から家出同然で東京に出てきて、もう帰らないつもりでアイドルタレントオーディションを受ける。結果は、見事に落選。しかし、バレエ団キリアン・Dの芸術監督切明大二郎と出会う。切明は立夏にバレエをやらないかと唐突に言い出す。その場は名刺だけもらって、立夏はおさなじみの高瀬守を訪ねるが、部屋を引き取った後だった。しかし、立夏はキリアン・Dで守と再会する。守も切明に誘われてバレエを始めていたのだった。なりゆきから、切明の姪の洋子とバレエで賭けをすることになった。2週間後のバレエフェスティバルで、全国舞踏コンクールジュニアの部1位の洋子と、バレエを踊ったこともない立夏がバレエで競い合うことになってしまう。もし、立夏が洋子と同じくらいの踊りを踊れなければ、神戸に帰ることになる。果たして、立夏は2週間でバレエを踊れるようになるのか。(TC99/8/15)
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オペラ座で待ってて 情報・感想お寄せください
【出版社】小学館 【発表年】1990年発行 【サイズ】新書判【その他】フラワーコミックス/同時収録:「金と銀のボレロ」
【感想】「オペラ座で待ってて」:マコは、パリのオペラ座にバレエ留学してから3ヶ月たつのに、パリの生活に馴染めず、体調を崩し練習中に倒れてしまう。校長は、「図太い神経を持たない人は繊細さも表現できない」と、そんなマコに帰国を勧める。街でスリと間違えたことから、バイオリンでパリ音楽院に留学している青年あるとと出会う。意気投合し、記憶をなくしたまま、彼のベッドで目覚めるが、彼はマコの甘い考え方を強く批判する。「きみのバイオリンは勝つためだけに鳴っている」と教授に批判され奨学金試験を落とされたあるとと、神経が弱く役柄に感情を込めることができないマコ。バレエコンサートの出番を待つマコの元に、あるとの友達から奨学金試験を受けさせるためにあるとを探してという電話がかかってくる。マコは、オペラ座を飛び出し、メトロにあるとを探しにいく。あるとに出会えたマコだが、オペラ座に戻ると舞台は既に終了していた。舞台をほおりだしたマコは、日本に帰らなければいけなくなる。パリへの別れの気持ちを込めて、マコは、かけつけたあるとのバイオリンで、瀕死の白鳥を舞う。
「金と銀のボレロ」:翠と晶は子供の頃から一緒にバレエを習ってきた幼なじみ。翠がモナコ留学から帰国すると、晶はバレエをやめ、ボクシングをやっていた。翠は晶にもう一度バレエをやらせようとするが、晶はうんとは言わない。翠は公演でボレロを踊ることになっているが、リハーサル中に足をくじいてしまう。晶になんとかバレエを思い出してほしい翠は、見学していた晶にリハーサルの代役を頼む。晶は翠の代役を見事にこなすが、晶は踊れば踊るほど翠が自分のことをライバルとして見ていることに耐えられないでいた。(TC99/6/6)
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もう一人のマリオネット全8巻 情報・感想お寄せください
【出版社】小学館 【発表年】1991年発行 【サイズ】新書判【その他】フラワーコミックス
【感想】萩野七生はバレエの好きな女の子。七生のバレエの発表会を見た若き天才演出家・神真之は、彼女に演劇の才能を見出す。神は七生を自分の劇団に入団させるために、彼女を強引に上京させる。神は、演劇は素人同然の七生を、次回公演「マリオネットII」の主役に抜擢しようとする。しかし、「マリオネットII」は陰謀により上演できなくなる。急遽「美女と野獣」を再演することになるが、公演当日に主役が失踪したため、神が野獣を演じることになるが… 神は二重人格で、芝居を上演している最中に、影の人格が神の体を乗っ取ってしまいます。七生は、七生を自分のモノにしようとしたり、芝居をめちゃくちゃにしようとしたりする影の人格と対決しながら、本当の神を呼び戻そうと努力します。芝居の進行と神の二重人格がうまくからみ合っていて、ハラハラしながら読んでしまいました。(TC99/5/23)
*さいとう先生の描かれる男性は、ほとんど好きになっちゃいます。(笑)この作品の神さんはまさにツボにきました。七生ちゃんは個人的にものすごく好きな性格ですね。転んでもタダじゃおきない性格とかね・・・。後半は演劇と離れていって神さんの二重人格の方が中心になってしまうけど、こういうの結構好きなので?楽しめました。(2002/8 まりも)
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花音(かのん) 全6巻 情報・感想お寄せください
【出版社】小学館 【発表年】第1巻:1995年発行 【サイズ】新書判【その他】フラワーコミックス
【感想】天才的なバイオリンの才能を持つモンゴル生まれの少女・花音が、音楽家であったということだけしか手がかりがない父を探しに日本にやってくる。花音は、日本でバイオリニストとしての道を歩み始める。花音は、若き天才指揮者・三神が理事長を務める音楽学校に入学するが、学校になじめず、三神とも対立してしまう。そんなとき、父親かもしれないという三人の音楽家の名前が明らかになる。(TC99/7/11)
ページを開いた瞬間に、ストーリーを読み始めた瞬間に、ヴァイオリンの音色が聞こえてきそうな雰囲気をもった作品だと思います。(2003/5 kei)
*「花音」ハマりました!!バイオリンを習っているので、思わず手にとってしまったのですが、とにかく作品のスケールの大きさに圧倒されました。私が○年ぶりに少女漫画に感動した作品です。音楽に興味ない人にもゼヒ読んで欲しいです。(0203 やちこ)
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◆◇◆ さいとうちほ作品を語る ◇◆◇
さいとうちほ先生の作品は、絵がとても綺麗で,特に男性が色っぽい人が多くて、私にとって、ちほ先生はとても大好きな先生の一人です。『もう一人の〜』でファンになった私ですが、『花冠のマドンナ』のような歴史物も好みです。↑の『花冠の〜』の紹介に不充分な所がありました・・。すいません、桃さん・・。(2002/12 まりも)
さいとうちほさん、瞳の描き方が好きではまりました。話的にはありがちな恋愛物だけどそれ故安心して読めるところが良いですね。個人的には「ほのかにパープル」が好き。(やの99/5/18)
((99/12/5))関連情報 過去ログ52/2553
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