No.114
川原泉 かわはらいずみ *ファンサイト http://hello.to/kahra/ (リンク切れ) |
(2005/5up) *葡萄の木の精が出てくる川原先生の漫画のタイトルは「美貌の果実」です。同名のコミックスに収録されています。私も最後に葡萄の精さんが、自分の命を懸けて女の子を助けた所と、そして、女の子の父親が自分と娘を捨てて、ライバル社の社長と再婚した元妻を責めずに許した所に感動しました。(ぽよ)◆かなり初期から好きでした。少女漫画を底辺におきながら異色のキャラ達が違和感なく描かれていて面白いですよね。最新作のエッセイ集もなかなか笑わせていただきました。わたしも葡萄の精の話にはホロっときましたよ。ラストの女の子を助けるところ、行基様のつぶやきあたりなんか切ないですよね。他にスケートの奴とか泣けました。あの「まぶしいね」の繰り返しにはやられました。/少女マンガ読み始めの頃にハマった作家なので、この人の作品にはものすごく思い入れがあります。特に『笑う大天使』は僕がハマるきっかけとなった作品なので最初に読んだのもう10年近く昔になりますが今でも印象にすごく残っています。特に『オペラ座の怪人』!この作品読んだときの衝撃は今でも忘れられません…個人的には、お話前半の少女誘拐事件は三人それぞれのキャラクタ紹介するための導入部で、後半三人1人1人のお話になってからが『笑う大天使』だという気がします。他の川原作品といえば、『美貌の果実』、『銀のロマンティック…わはは』はやはり泣ける良い作品だと僕も思います。あと『フロイト1/2』も(客観的に考えてものすごいストーリーだと思うのですが…)僕の涙腺を刺激する作品です。『小人たちが騒ぐので』 売ってるの見たとき結構驚きました。『ガラスの仮面』41巻見たときくらいの衝撃はあったかな…(笑)『小人たちが騒ぐので』 読んでも思ったんですが川原泉ってもう既に隠居されてしまってる気がします。もう既に描きたいものは描いてしまったのかも知れない。ファンとしては寂しいですがこれから再びバリバリ連載する、みたいなのはないでしょう…そういえば川原泉の作品って文庫化されたものもずーっとコンスタントに売れつづけているような…