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No.279
荒木飛呂彦 あらきひろひこ
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JOJOの奇妙な冒険 1-63(完結?) ご意見ご感想お待ちしてます!
ファンサイト「ジョジョマニア」  :ジョジョマニアのジョジョマニアによるジョジョマニアのためにジョジョの奇妙な世界を全て網羅しちゃいなさいよ!を掲げ始動。これを全てのジョジョマニアに贈る。
JJN-jojonet!! http://www01.u-page.so-net.ne.jp/za2/oki/JJN/jojonet.htm
【出版社】 集英社【発表年】第1巻 1987年8月15日第1刷発行 第63巻 1999年5月 5日第1刷発行  (完結?) 【サイズ】新書版
【その他】週刊少年ジャンプ連載/LUCKY LAND COMMUNICATIONS
【あらすじ】独特な作風と綿密なストーリー構成にこの作品に対する作者のこだわりが見える名作(断言)。1〜63巻と、ジョスター家の子孫まで続く壮大で奇妙な運命による不思議で感動出来る漫画です。
 この物語は第一部のジョナサンから第五部のジョルノ・ジョバァーナまで続く、それぞれに”テーマ”があり主人公の性格もストーリー構成も変わっていますが初めから変わらずに通している作者のこだわりがあるように感じます。簡略にそれぞれのストーリーを述べれば↓、、、。
第一部  ジョナサン・ジョースター(イギリス人・A型)
 これから3部(5部)に渡っての因縁となりジョナサンの青春ともなるディオ・ブランドーが登場する、またこの物語の”裏”の主役とも言える”石仮面”とそれに対する唯一の能力である”波紋”を巡っての物語。
第二部 ジョセフ・ジョースター  (イギリス人・B型)
 好きな色はマリン・ブルーで趣味がマンガ集め、とジョナサンとは打って変わって軽い性格(^^)しかし、そのジョナサンの意志と、”波紋”の才能もしっかりと受け継いでいて、親友のシーザー、波紋の師匠のリサリサと共に前回のテーマの”石仮面”の中枢まで物語が進んで行く。
 またここでは”柱の男”と言われ、石仮面を作った張本人であり、”究極の生命体”を目指すカーズ、ワムウ、エシディシ、サンタナの4人が登場する。
第三部 空条承太郎(日本人・B型)
 ここでは”幽波紋”(スタンド)と呼ばれる新しい能力が登場する。”スタンド”は超能力を具現化したもので個人個人に別々の能力が備わる、第3部ではタロットカードから、それぞれの能力の名称・暗示が示されている。
 三部では第一部に登場したディオ・ブランドーが百年の眠りより目覚め、再び登場する、、、その影響から承太郎やジョセフらはスタンド能力に目覚めるが抵抗力の無いジョセフの娘、ホリィには悪影響が出てしまい昏睡状態になってしまう、、、承太郎達は”悪の根源”ディオを倒すために、花京院典明、アヴドゥル、ポルナレフ、イギーの仲間と共に旅に出る、、、
第四部 東方仗助(日本・イギリスのハーフ・B型) 
 ジョセフの浮気の発覚により登場、普段は温厚な性格だが、自慢の髪型をけなされるとプッツンして暴走する、根はいいけど、ちょっと怖い奴。
 時代は1999年の世紀末、平和で美しい街、杜王町と呼ばれるいたって普通の街が舞台となる、今回のテーマは”守る”事であり、ここでわ前代より登場した”スタンド”のルーツとなる”弓と矢”が登場する、この矢に貫かれたものは(生きていれば)スタンド能力が発覚するそれによって岸辺露伴(マンガ家)や重ちー(学生)トニオさん(料理人)などの多数のスタンド使いが登場し、その中には”アンジェロ”や”吉良吉影”のような危険なスタンド使いも、、、仗助達はジョースター家代々伝わってきた”黄金の意志”でそれらの全ての”悪”から街を守る。
第五部 ジョルノ・ジョバァーナ  (日本・イギリスのハーフ・AB型)
 第3部で、ジョナサンの体で生きていたディオの子供(血統的にはジョ−スター家?)母親は日本人、しかしこの母親はあまりいい親とは言えず、いつも子供の頃は父親に虐待を受けて、周辺にもいじめられていたが、、、そんな状況をとあるギャングが救ってくれ、ジョルノの人生観を180度変えた、そしてジョルノはギャング・スターを目指すようになる。
 第五部のテーマはたびたびこのマンガにも出て来るように”希望”だと思います、ジョルノはギャングの仲間となり、ブチャラティ、ミスタ、ナランチェ、アバッキオ、フーゴと共に仕事をする事になるが、組織の幹部となったブチャラティは思わぬ所でボスの本音を知り、トリッシュを助け、組織を裏切る事になるが、、、
【感想】
(2004/8up)
*この人は天才。この人の書く話は、ありがちな都合のいい展開なんか出てこない。主人公がピンチを根性だけでパワーアップし、乗り切るとか、味方のピンチに都合良く仲間が助けに来るとか、ジョジョでは有り得ない。読者を最大限、楽しませようという努力をしている。限定条件下のバトルは荒木作品の醍醐味(YaS)
*味があり、キャラクターが生き生きしており、読み出すと止まらなくなる作品だ。一巻で作者が解説に書いている「人間の素晴らしさ・人間讃歌」がそのまま忘れられず続いており、第4部、第5部と時代や背景などが変わろうとも、勇気ある主人公たちと人間の素晴らしさの表現がとても気持ちいい。キャラクターの作り方が素晴らしく、どのキャラクターも全くの善人なのではなく、一癖も二癖もありながら、心に勇気と正義を秘めるところが読者の心に愛着を生む。僕自身は現在は第4部にはまっており、3年前までは2部が一番だと思っていた。このように、自分の年齢や現在の生活の背景により、各部の本当の面白さが見えてくるように思う。(2003.12.14掲載 汰火視(たかし))
*えーと、あらすじの所ちょっと間違ってるので訂正して良いですか?まず丈太郎は純日本人ではなく、日本人とアメリカ人(お母さんはイギリス人とイタリア人の
ハーフですが、アメリカ産まれなので国籍はアメリカのようです)のハーフです。これももう壮大なスケールのお話になっているので最初から読んでいただかないといけないですよね。私は彼の持っているのを読破したのですが、その後は自分で全巻揃えました(てかまだ続いてますけどね)。私が一番好きなのは二部ですね。このJOJOは本当にお調子者でちょっと間抜け。でも一番人間味があって面白いんです。他のJOJOは結構完璧に強くていつも真面目って感じなのに、こういうおとぼけキャラは彼とその子の丈助だけなんですよ。その丈助も実は浮気して出来た子っていうのがまたみそなんですけど(笑)とにかくこれはシリーズ続く限りずーっと読み続けると思います。ただ最近結構解りづらい展開になってるので、少年誌に掲載するのはそろそろ潮時じゃないんかなーって余計な心配してます。(2003/6 LISA)
*何か、他の作品には無い「不思議な引力」で引きつけられている気がする。作品自体に存在する「人間賛歌」というテーマの他に、各部にちゃんとした「テーマ」が存在する。登場人物たちが、なぜ「正義」を貫いていくのか?なぜ敵と戦うのか?などということが、各登場人物に存在する。戦う理由がちゃんとしていなければ、ストーリーは成立しない。そういうところを、あいまいにしない所もいいところだ。そして、挙げていけばキリが無い「名セリフ」の数々。脳裏に刻まれる「擬音」。『スタンド能力』という他の作品にはない「独創的な戦闘手段」も良い。いつまでも、続いて欲しい漫画だ。(2003/5 ハイム
*これはホントにいい作品なので、是非自分の目で見て確認して下さい、近頃はこのジョジョの第3部がゲーム化をしてますので知っている人も多いでしょう、自分もはまってます(^^)。よく”もっと続くような終わり方”をした、とよく言われていますが、最後のゴッドファーザーな終わり方はかなり気にいっています、まあ、これは確かに個人によって好き嫌いの分かれる終わり方かな、と思っています、確かに”第6部”が続いてくれればいう事はありませんが、とにかく新しい連載を期待して待ちたいと思っています。(takema99/10/24)
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