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 No.282
山中音和 やまなかおとわ
*山中 音和 Freaks
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ロリータの詩集全3巻 ご意見ご感想お待ちしてます!
【出版社】 白泉社【発表年】花とゆめ1994年22号〜1996年17号連載 【サイズ】新書版【その他】3巻巻末「恋愛」(1996年花とゆめプラネット増刊3月15日号掲載)
【感想】ある日の掲示板99/8/29 〜過去ログ40/1977より〜
山中音和「ロリータの詩集」全3巻読みました。どうも,以前からタイトルだけで中身も読まずに敬遠してましたが,おもしろいという話を聞いて読んでみようと思ったわけです。結論から言っちゃうと,おもしろかったです。(としかいいようがない…BEST10に挙げる人がいるのもわかる気がする。同世代の人が読むとまた感じ方も違うだろうし。思春期の少年少女の心の葛藤みたいなモノが描かれてるんだけど,いわゆる「普通」の子達でなくすこしアウトロー的な子たちの物語なんですな。その辺が少し風変わりでよかったな。基本的には一話完結みたいな形式で描かれてるんだけど各回の最後に主人公が詠んだ詩が載ってるんだけど,(それがタイトルの由縁)それが全然ダメ!ってかんじ…終わり方も中途半端でほんとに3巻で完結なの?続きをもっと読ませろ!みたいな主人公と同じぐらいの年齢の時に読んだらもっと感情移入できたかもしれないですが,いかんせん主人公の倍近い年齢の今,初読では入り込みきれなかったようです…でも面白かったんだよ。今の年齢なりに楽しめた。まあ,ご一読あれ!(sho@99/8/16)
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