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No.322
島本和彦
しまもとかずひこ
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「燃えろ! 炎プロダクション」
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未収録作品リストあ り!>
http://www.edit.ne.jp/~fire
欲しくなったので買いに行く ・・・>
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スカルマン
全5巻 (2003/8up)
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【出版社】メディアファクトリー【発表年】 【サイズ】【その他】
【感想】
石ノ森章太郎
が大昔に描いたスカルマンという短編の続編を、原作石ノ森・作画島本和彦で作品化。雑誌連載スタート前に石ノ森氏が他界したため当初の構想を変えながら島本氏が完結させた。掲載時にどれほど人気を集め成功したかは疑問である。石ノ森マニアの評価もわからない。しかし普通に石ノ森作品に接してきた自分から見ればこれはまさに石ノ森の世界、人物もコマワリも効果も石ノ森の演出。なのに!同時に、島本作品にもなっているのが凄い! 原作者が同じでも、作画が違えばかなりカラーは変わるものだと思っていたがこの作品、原作・作画というより二人の漫画家の融合だ。この違和感のなさ、シンクロ度の高さは一体なんだ?石ノ森章太郎はマンガの新しい可能性を常に開拓し続けていた作家である。このスカルマンもいままでにないマンガの形ではないだろうか?亡くなってなお、氏の志は確実に受け継がれているのだ。偉大なる先人と熱き心をもつ島本、二人の漫画家に拍手を送りたい。(2003/8/3 vyom)
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吼えろペン
1-8巻 (2003/8 up)
ご意見ご感想お待ちしてます!
【出版社】小学館【発表年】初出2000年【サイズ】【その他】
【感想】
これまでのあらすじ・・炎尾燃は数本の月刊誌連載を抱える熱血漫画家である。彼は心熱きアシスタントたちとともに、日夜命がけで原稿用紙に向かっていた。しかし、次から次へと予想外の難敵が現れ、原稿完成をはばむ。銀行強盗、宇宙人、ニセ炎尾燃、プロレスラー、アイドル、そして暴走する天敵・仮面編集デスク!だが、炎尾燃はけして負けない。不屈の漫画家魂が原稿をアップさせていく!・・・イケてます!熱いです!炎はもちろんキャラの立ったアシスタントたちもグー!単純な台詞のなかに人生の真実が語られているのも侮れない。そして随所に島本氏のマンガに対する熱い思いがちりばめられている。 7巻24ページの脇役の台詞「頭のいいやつが既存のジャンルでありふれたネタをチョイスしてオリジナルっぽくつくりあげる。ぱっと見目新しく面白そうに見えるが・・心に響く感動とは無縁!お前のマンガは読後何も心に残らないんだよ!お前のような漫画家がマンガ界の質を駄目にして堕落させていくんだよ!!」これには溜飲の下がる思いでした。(2003/8/3 vyom)
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逆境ナイン
全6巻
ご意見ご感想お待ちしてます!
【出版社】 徳間書店【発表年】
1988 年連載
【サイズ】新書版【その他】
少年キャプテンコミックス
【感想】
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何処までも熱い馬鹿馬鹿しいほどに熱い漫画家。それが島本和彦。彼の作品はどれも熱く、読む者の心をガッチリキャッチする。どの作品も熱いのだがその中でも一際輝く作品こそこの逆境ナインである。どれほど熱いかといえば一度読んでしまったらその夜は眠れず、急にマラソンを始めてしまうほどに熱い。とてもじっとしてなど居られなくなる。とにかく前編燃えまくりの展開でネタをばらすのが勿体無い。まだ読んでいない人の楽しみを奪ってはいけないので内容は言えないが、何か嫌な事があった時、自分の元気が足りない時、必読である。暴走気味のギャグとキャラクターの迫力に貴方も島本ワールドにはまる事間違いなし。正に心のバイブル。一生の宝。座右の名が満載!?因みにこの逆境ナインは野球漫画なのだが純粋に野球漫画が読みたい人には余り薦める事が出来ない。題材は野球なのだが中身はアストロナイン張りに無茶苦茶なので。(2003/2 LED)
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燃えよペン
全1巻
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【出版社】竹書房【発表年】1991年8月31日発行 【サイズ】【その他】バンブー
コミックス
【感想】
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漫画を描く者には、スゴイ笑えます。最高です。流石、島本和彦ってかんじですね。(01/06 nh)
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