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No.17
一条ゆかり
い ちじょうゆかり
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一条ゆかり あらかると http://www2.plala.or.jp/eiko/yukari/
(2008.11 リンク切れ)
欲しくなったので買いに行く ・・・>
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□ 作品/作家館
5Iのルール
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【出版社】【発表年】【サイズ】【その他】
【感想】
山本先生のエルドと双璧の、少女時代からの気がかり作品のひとつ。当時だれも描いていなかった広告業界、今でこそメジャーなコピーライターを取り上 げていた作品だったはず。当時の繊細な絵柄と、お約束の暗くドロドロな展開が、華麗な業界の知られざる裏面をあぶりだしていました。これ以上のドロドロが あるのか?と思っていたところで、ぷっつりと・・・。当時には、早すぎる作品だったのでしょうか?(2003/9/28 ぱすこ)
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正 しい恋愛のススメ
全5巻
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【出版社】集英社 【発表年】1巻初版発行1996/07/01 【サイズ】B6【その他】ヤングユーコミックス
【感想】
こ の作品は素晴らしいものです。私は一条ワールドが大好きで,有閑倶楽部,天使のツラノカワ,砂の城などいろいろと読ませて頂きました。ですけれど・・・ やっぱしお気に入りは正しい恋愛のススメです。内容は主人公が付き合っている女の子と歩いているとクラスの委員長が年上の女の人と歩いており,学校で話を 聞いているうちに,委員長に『出張ホスト』でバイトしないかと誘われ,そこの常連さんで,社長の元奥さん[社長はゲイ]を気に入る。彼女とその常連さんと の間でどっちにするか迷う。彼女に連れられて彼女の家に行くとその常連さんが・・・。って感じです。よろしければ読んでください。[いいのか,中学 生!?](2002/8 如月 龍悠)
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ロマンチックください
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【出版社】集英社 【発表年】第一巻1990年 【サイズ】新書判【その他】
【感想】
一 卵性双生児の双子なのに性格は正反対。共通点は男嫌いという事だけ。なのに共学の高校に転校する事になってしまった2人。『りぼん』で連載が始まった当 時、もともと、双子に憧れがあったので楽しく読めました。一条先生の作品は、大人っぽい作品が多い中、これは気軽に読めます。双子に関わってくる高村兄弟 ですが私は、断然弟派でしたね。(2002/8 まりも)
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女ともだち
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【出版社】集英社 【発表年】第一巻1991年 【サイズ】新書判【その他】
【感想】
こ の作品はすんごく濃い作品です。そんなに長くない話のなかに、家庭の問題、親友との確執、女優としての成長、恋愛、女の戦いなど、とにかく盛沢山で、楽し ませてくれます。(2002/8 まりも)
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ティー・タイム
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【出版社】【発表年】 【サイズ】【その他】
【感想】
最 初の重い雰囲気も、お京さんや薫ちゃんなどの明るいキャラクターの登場で、楽しめる作品になっています。それぞれのキャラの個性が本当にしっかりしていま す。しかも、作品中に「一条さん」が登場しているのが笑えます。主人公と会話してるし・・・。スピード感のあるストーリー展開と、予想できない結末で夢中 になれることうけあいです。(2002/8 さい)
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砂の城
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【出版社】集英社 【発表年】1977年連載開始 【サイズ】A5版【その他】集英社SGC全3巻。文庫版全4巻。
【感想】
1977 年の作品なんですね…。パタリロと同時期に連載されていたんですね。パタリロはアニメになったり、いまだに続いていたりしますが。私は、昼メロから入った 口なんですが、それ以前に有閑倶楽部を読んでいたんですが同じ作者とはにわかに信じられませんでした。一言で言えば時代が生み出した作品なんでしょうが、 現在読んでみるといささか女の執念?が鼻につく嫌いがありますが、大映のドラマ(スチュワーデス物語、花嫁衣裳は誰が着る、この子誰の子等)で育ってきた 世代には理屈ぬきで楽しめる話ですね。ところで、大場久美子主演の昼メロはDVD化希望!!!(2003/8/31 manparar)
10 代の頃に読んだときは全然心に響いてこなかった作品。(むしろ暗すぎて何が良いのかわからず嫌いだった)なのに色々な恋愛を経て結婚もし、愛する人との別 れや一緒に暮らせる事の幸せさを知った今、改めて読んでみると何と奥深い作品なのか。昔はナタリーに全く感情移入ができず、なんと暗く自分の殻に閉じこ もったガンコな女!と彼女の行動・心理すべて否定的でしたが、今なら理解する事もできます。誰かを愛すれば愛するほど、エゴが強くなるのも、それを止める のがどれ程難しいか。ナタリーやミルフィの悲しいまでの心理は、誰かを本気で死ぬほど愛した事がある人にはきっと笑えないと思います。彼女達の例は極端だ としても、女の本音・本心ってこんなものかもしれない。作中にもあるように、愛すれば愛するほど失う時が恐ろしい。今風の軽い恋愛・楽しい恋愛では、この ような悲しみ・重みを背負うリスクもなければ、ナタリーの味わった幸福を手に入れる事もできないと思う。私はナタリーは最高に幸せな女性だったのではない かと思います。二人も心から惚れて惚れられた男性に出会えているのですから。ともあれ、同じ作品でも読む年代によってこれほど感動が違うのかという事。自 分が年を重ねたことを実感させられました。しかし驚くべきは、一条ゆかりが20代でこの作品を書いたという事でしょうか。しかも自分と相反するタイプの女 性、ナタリーを主人公にして、よくこれ程までに心理を追えたものだと関心しました。すごいです・・・。(2003/7 marika)
つ い一昨日よんだんですが、最初の展開の速さが凄い!笑っちゃうほどの急展開(しかも不幸の嵐)に衝撃をうけます。登場人物たちそれぞれの『愛憎』が激しす ぎて圧倒されっぱなし。しかもジメーーっとした感じにさせないのが一条ゆかりのかっこいいところ。とにかく愛!愛!愛!愛に生き、愛に死ぬ!ナタリーに感 情移入できたらあなたはもう立派な愛の殉教者になれることでしょう(笑)。エンターティメントとして傑作です!(2003/4 姫川亜弓)
彼 女の作品は小学生の頃から読んでいて大好きな人ですが、砂の城は一番キライな作品です。だいたいナタリーに感情移入できない。なんでそんなにフランシスに こだわるの?なんであのアメリカ人(名前忘れました)じゃダメなの?そんなにつっぱらなければ、まわりの人だって幸せなのに・・。とか考えてしまいます。 私は一条ゆかりという人間にも興味を持っているので、エッセイなども読んだことありますが、彼女もナタリーのような女が嫌いで(自分の作品なのにね)いじ めたというようなことをかいていました。ヤングフランシスは、早くナタリーのことは忘れてミルフィーと楽しく青春してほしいです。(2003/3 れなまま)
こ の作品は人間のいろんな弱い部分を追求している作品だと思います。 人生は砂の城のようなものということはある意味当たっているのかもしれない。でも人間 生きた数だけ苦しみが増えしがらみが増え、なかなか自分の欲望の赴くままには生きてられない。自分の気持ちに正直すぎるほど純粋に一人を愛し続けたナタ リーは幸せすぎる人生ともいえる。苦しいがゆえに孤独を選び相手を思いやる気持ちと自分を守りたい気持ちとの葛藤は究極の選択とも言える。 (2002/11 ささっち)
初めて読 んだ一条ゆかり先生の作品です。当時は小学生でただただ暗くて発狂した世界だなーと眺めていたのですが、今読み返すとこれが奥が深い。
主人公のナタリーの思い込みの激しさ、昔の恋人へ激しい思い、彼の子供を引き取って彼と同じ名前をつけて しまう欺瞞さ、同時に愛情豊かで、純粋で、優しくて。お嬢様育ちから来る視野の狭さなのでしょうが、それも良しと思えてしまうくらい女性的な魅力に溢れて います。女性の感性の両極端を兼ね備えた性格は本当の意味で女性らしいと思います。周囲の人間達がまた彼女にやや甘いと思うのと、彼女自体に寛大さが有れ ば・・・。
色々考えてしまうのです。かつての恋人の子供が成長してその彼を受け入れたのは良いけど、自分より16才 も下の彼にかつて4才年上だった彼の父親のような思慮を求めている・・・姿が同じだから自分の中の時間軸がずれてしまったのかなーなんて。18才の彼に 34才の女性の女心を推し量れと言うのも無理な話で。当の彼はその嫌みのひとかけらも無い素直さが魅力なのにそれが結果としてナタリーを破滅に追いや る・・・かつての自分に良く似た、それ以上の思い込みが激しくて情熱的な少女に追い詰められるのも皮肉な話です。
もう一つ、このまんがの情景描写の美しさ。一条ゆかりのセンスの良さ。40年代から70年代のヨーロッパ の風景、町並み。家具、装飾、車の描写は芸術的です。こちらもストーリーと同時に目を楽しませてくれます。 下手にドラマ化して舞台を日本に持ってきたら 面白さが半減してしまいます。 やるならアニメ化して背景前半を資料を元にしてきちんと書いて欲しいです。もちろん舞台はフランスで。(2002/8 フィンチ)
昼 ドラになりましたよねー。つまりそれだけドロドロ系な訳で・・。でも、一度読み出したら止まらない。中毒になります。この主人公のナタリーが女女した性格 で(一条先生は苦手なキャラらしい)初恋の男をいつまでも忘れられないというのが最大の悲劇だと思う。ま、忘れたら、この物語は成り立たないけど ね・・・。(笑)でも、あそこまで人を愛し続けられるというのはある意味幸せな事ですよね。(2002/8 まりも)
高校生当 時、リアルタイムで読んでいた私。作品の暗さも思い出深いですが、「作者腱鞘炎のため休載」(本当にいきなり原稿が落ちてた)が、何と言っても思い出深 い!! 覚えている方、いらっしゃるかな??(2002/8 秋山せつな)
有閑倶楽 部から読み始めた私には砂の城は重かった。なんであんなに暗い!! 同じ人の作品とはとても思えない。引き取った遺児に元彼と同じ名前をつけて育てるなん て自己欺瞞もいいとこ。あれを書いていたころの作者の心中は!?(花音99/10/10)
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デザイナー
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【出版社】集英社 【発表年】 前編:1976年初版発行【サイズ】単行本【その他】りぼんマスコットコミックス前・後、ガールズコミックス、集英社 集英社文庫
【あらすじ】
一切の過去が秘密のベールに包まれたトップモデルの亜美には、生まれ手間もなく母親に捨てられ、不幸な子供 時代を過ごしてきたという過去がありました。ある日、亜美は自分の母親を知るが、あまりのことに動転してしまい、交通事故を起こしてしまいます。足が不自 由になりモデルを引退せざるを得なくなった亜美の前に、結城コンツェルンの若き会長の朱鷺が現れ、デザイナーになって、亜美を捨てた母親に復讐をしないか と提案します。朱鷺のバックアップで、亜美はデザイナーとして華々しいデビューを飾り、一気に頂点へと目指していきます。 ぐいぐい引っ張っていくジェッ トコースターのような勢いのあるストーリー展開がすごいです。少女漫画的ゴージャスな設定がステキです。ストーリーに勢いがあるので、そんな設定のうそく ささも気にならないどころか、快感ものです。いろいろなテーマが入っているのですが、何といっても、亜美の母親がみせる「デザイナーとしてプライド」への 強烈なこだわりが印象的でした。まるで、「少女漫画家一条ゆかり」そのものですね。図書館などで、ちょっと前のAERAに載っていた一条ゆかりさんの記事 を読んでみると、そのことがよっくわかります(ほんとに面白いって)。(TC99/5/23)
【感想】
(2004/1掲載)
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こ の作品の感想ですが、すでに他の方が言われている通り、やはり亜美の母親が見せたプライドが印象的でした。内容的にも、近親相姦や愛憎劇など、今の子ど もっぽくなった「りぼん」からすれば想像がつかないほど、大人のストーリーであり、レベルの高い感じがします。(
ひめ
)
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非常にテンポがよくって、あれよあれよという間に話が進んでいき ます。出てくる人たちも、なんだか妙に強烈。家族、恋愛、仕事といろんなテーマがつめこんでありますが、やっぱり一番の柱になっているのが、人間の「プラ イド」の部分でしょう。主人公の亜美が憎んでいる母親が、最後に見せるデザイナーとしてのプライドは、今までデザイナーとしてのし上がるためにやってき た、数々の醜いことを全部打ち消しにしてしまうくらいのすごさがあり、尊敬に値します。少女漫画で、こんな強烈な終わり方をしているものも、少ないのでは ないのでしょうか・・・。その先が気になるー。少女漫画からかけ離れているようで、まさに少女漫画!という気もする、一条ゆかり全開の作品です。 (2002/6 さい)
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有閑倶楽部
1-17→
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【出版社】集英社 【発表年】1巻1982/12/18 【サイズ】単行本【その他】りぼんマスコットコミックス/りぼん、りぼんオリジナル、コーラス掲載
同時収録:2巻「失せしわが愛」(1972年りぼん)、5巻「恋唄姫」(1984年りぼんオリジナル夏の号)、12巻「さびしい大人たち」(1989年ぶ 〜け12月号)、14巻「だからぼくはため息をつく」(1993年コーラス)、15巻「愛でなんか死ねない」(1994年YOUNG YOU4月号)
【感想】
私 の、有閑倶楽部で好きな話は、悠理と清四郎の婚約の回です。あのまま結婚してたらどうなっていたでしょう?。本当にあの二人には、付き合って欲しいで す!!。月曜ドラマランドの時には生まれていないから、見たいなー!!。もう一回、ドラマ化して下さい!!。「りぼん」で再連載してください!!。コーラ スと単行本も、今度チェックします!!。小学生の主張でした!!。(2002/9 葉子)
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こ れを面白くないという人は居ないだろう。本当に面白い!読者がしてみたくも絶対出来ない「贅沢」を凄い規模で巻き起こしていく。最近はネタ切れの傾向を否 めないが、10巻くらいまでは最高である。キャラそれぞれのラブストーリーもあり、しっかり少女漫画もしている。また、お気に入りにキャラを見つけるのを 楽しみの一つだろう。ちなみに私は「魅録」が大好きである。あ、関係ない?(2002/7 ひろぷん)
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陰 謀・誘拐・殺人・幽霊、世界をまたにかけての警察とのおっかけっこにゴージャスな上流社会を舞台にしたハチャメチャなど何でもありのまさに痛快アクション コメディ。主役は個性(とお金と時間)溢れる6人の高校生(!!)。誰をごひいきにするかは、う〜ん悩むところ。一番人気は悠理らしいが。(雁)
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本当に常軌を逸した話ですよ。。。お金持ちにもほどがあるって感じですね。でも砂の城が暗かったのに対してなにがあっ てもめげないところがいいですよね。痛快アクションコメディーと言ってもいいくらい。でもよくあんなになにかあっても生きてるもんだよね。でもやっぱり羨 ましい。あのお金持ちぶり。(モリコ98/10/1)
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天使のツラノカワ
1-4 0112up
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【出版社】集英社【発表年】1巻 2000/01/01発行【サ イズ】B6版【その他】ヤングユーコミックス―Chorus series
【感想】
(20004/2掲載)
美花ちゃんの運の強さに、かなりほれました。紗羅もだん だんかわいくなるし。阿木さんと紫生もタイプの違うかっこよさで、めろめろでした。ラストはややご都合主義な感もありますが。かっこよければすべて良し! ですね。(うさこ)
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