りりむキッス 全2巻 (0204up) 情報・感想お寄せください
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【出版社】集英社【発表年】2001年5月6日【サイズ】新書版【その他】
【感想】
*週刊少年ジャンプ・平成12年48号から、13年21,22合併号まで連載されていたラブコメディ。全2巻。キスをすることで得る人間の生気を食糧とする悪魔りりむと、主人公・斉木貴也とのユーモアたっぷりの恋物語がメインテーマ。作風的には『幽遊白書』の冨樫義博氏の出世作『てんで性悪キューピッド』を重ねるが、かの作品ほど後半において人間に対するインテンションを求めず、終始二人の恋愛感情に焦点を当てた点では、安心して読める、いわゆるラブコメの王道的なストーリーである。絵柄は独特だが、描かれるキャラクタは主人公やサブキャラたちもオーソドックスで、女の子キャラは可愛く感情移入もしやすい。ただ前述の『てんで性悪キューピッド』を知る者とすれば、ラストがほのぼの過ぎていささか不満が残った。もっと泥臭くても良かった。(0204
鷹嶺昊)
いちご100% 1-7巻 (0204up) 情報・感想お寄せください
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【出版社】集英社【発表年】1巻発行2002/08/02【サイズ】新書版【その他】ジャンプコミックス
【感想】
*『全方位型ラブコメディ』といわれている通り、数人のヒロインが登場しています。東(東城綾)西(西野つかさ)南(南戸 唯)北(北大路さつき)の4人のヒロインに外(外村美鈴)も加わって、今後どのように物語が展開していくのか?ラブコメ等にありがちな広く薄い展開等はなく、キャラクタの設定が細かくて表情・しぐさが可愛いだけでなく、深い内容が心に響くのも売りかも。毎週よくこれだけのストーリーを思いつくもんだと感心しながら、いちご100%のためだけにジャンプ買ってしまったり。これほど完成度の高い漫画はいままで読んだ事ない・・・はまっております(笑)いちご最高(2003/8/2
そーす)
*あの時、僕は恋をした。その言葉が本当に似合う作品。ドジな主人公である真中淳平の悲惨なシーンは、わず笑ってしまう。ラブだけじゃなくコメディも盛り沢山です。そして絵と表現力がメチャクチャうまい!すごく現実的なストーリー。(2003/5
えぬえす)
*この作品は何から何までレトロジックな作品だ。感覚が古くて、一昔前に戻されたような感じ。懐かしさ満点。そういったものは、大抵拒否され打ち切られるのだが(りりむキッスの様に)この作品は予想に反して長期連載を勝ち取った。全方位から囲まれる(東西南北)という斬新さからか、それとも作者得意の切なさの描写や、意外に強いコメディ色からか。いろいろ考えられるものの、実際はキャラが生きてるからだと思う。特に女性の心理描写、細かな感情表現には感心させられっぱなしだ。主人公がヘタレ、との意見もあるが少年漫画のお約束なのでご愛嬌。個人的にはさつきが好きだ。積極的すぎるとこもあるが、最強に女の子らしく、真っ直ぐなところが好きだ。本当は素直な娘なんだと思う。(2003/5
さとる)
*河下先生!!僕も「つかさlove」くんと同じ意見です!!つかさをもっと登場させて下さい!あんな、いい娘でかわいくて癒されるキャラが今の日本には必要なんです!「つかさlove」くんも言っていましたが、僕の友達も「つかさにもっと登場してくれ!」と言っています!本当です!!よろしくお願いします!!!!!!(2003/4
つかさ×つかさ=さらにつかさ!)
*いちご100%は学校でメチャメチャ人気があります。特に西野ファンが多いんでもっと西野つかさをだしてくれぇぇぇぇ!!(2003/4
なっちゃん)
*つかさがいつも登場するから、切ない、甘酸っぱい、漫画になるんですよー。つかさをもっと最初みたいに登場してくださいー!!(2002/11
つかさLOVE)
*もっとつかさちゃんを出してくれ!!僕は中2のBOYだけど友達みんな言ってますよ-☆あんなかわいい子出さないなんてもったいないっ!!これからも期待してます!!(2002/9
つかさLOVE!!)
*『いちごパンツ』をキーワードに東城綾、西野つかさという二人の女の子をはさんで繰り広げられている週刊少年ジャンプ連載中のラブコメ。映画監督を目指す主人公・淳平は、『屋上でいちごパンツの超美少女』と出会う。地味なお下げ髪のメガネっ娘であるクラスメイトの東城綾の書いた小説に感動し二人の仲は前進。そして、いちごパンツの超美少女だと言う、学年のアイドル『西野つかさ』とふとしたきっかけで交際することになり、三人の微妙な関係が波乱をもたらす・・・。オーソドックスな作風だが、こうしたラブコメの基本からいかにして作者の独創性が表れるのかを期待する点で見れば実に先行きが楽しみな作品である。(0204
鷹嶺昊)