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No.357
牛島慶子
うしじまけいこ
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フレッドウォード氏のアヒル
全9巻
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【出版社】角川書店【発表年】【サイズ】新書版【その他】ASUKAコミックス
【感想】
フレッドウォード氏は売れっ子推理小説家。何ページかおきに人が死んだり、SEXシーンがある小説を書いていたが、実はコナン・ドイルの名を細工してペンネームにするほどのファンだった。ある日、殺人事件を起こした子供が、彼の小説をモデルに実行したと自供した。自分の罪と責任の重さに稼業が嫌になり、引っ込んだ田舎の屋敷にやってきたのはなんと、アヒルの家政婦だった…。
ちょっと見ファンタジー、けれどその実かなりシリアスでしっかりしたテーマをもった作品です。テーマを見るもよし、家政婦のローズマリーとケビンのやり取りに笑うもよし。エンターティメントとしても一級品だと思います。
最近牛島先生の作品自体発表されているところを見かけないし、Cノベルの西の善き魔女のイラストも途中で降りられてたし…どうしちゃったんだろうと気になっています。いい作品描く人なのになぁ。(00/10/1惣)
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