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No.90
夢路行ゆめじこう
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鈴が鳴る −教室の四季シリーズ− 情報・感想お寄せください
【出版社】集英社 【発表年】1995/10/30 【サイズ】新書版【その他】マーガレットコミックス/第一話「鈴が鳴る」ぶ〜け1994年2月号、第二話「オン・ザ・パレード」ぶ〜け1994年8月号、第三話「春の暦」ぶ〜け1995年4月号、巻末描き下ろし8P収録
【感想】島の分校にやってきた産休教員の入鹿センセが主人公です。入鹿センセはクールでマイペースで淡々としているところがかっこいいんですね。でも、ちゃんと人間味があるのさ。周りに自然があふれている(自然しかないとも言う)ということは、心が疲れている人間にとっては、とっても大切なことなんだよね。大きな自然と暖かい人たちに囲まれて、ゆっくりと心を癒していくのです。外で御飯食べたり、温泉入ったり、授業したり、髪の毛切ったりというそれぞれの風景がとても素敵に思えました。外でなにかをするというのは、とてもゆったりして気持ちのいいものにちがいないと、ビルしか見えない部屋でこれを書いているのですが、とってもいい気持ちになりました。(TC99/7/19)
本土から30km離れた島々のたった一つの中学校に、産休代理の臨時教師として赴任した女教師の慌ただしくも穏やかな四季の日々を描いた作品。海鳴りで眠り、鶏の声で目を覚ます。そんな繰り返しの中にも幸せがあり、土地柄に根付いた営みがある。観光ではなく滞在することで、はじめて気付く等身大の生き方。現実は楽しいことばかりではないけれど、大切なものを育んでいく心を忘れなければ、きっと楽しくやっていける――。細やかな心情と何げない「自然」が優しい日常のリズムを刻む作品です。傑作。(十夜98/10/30)イイ!・・・ってごめんなさい、まだ読んでいないけどとても惹かれます。あたし好みなんだなあ・・・(^^)。(雁98/11/1)
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