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No.69
安彦良和 やすひこよしかず
*安彦良和の宮殿 http://www.asahi-net.or.jp/~sj2n-skrb/yas/
欲しくなったので買いに行く ・・・>Amazon.co.jpアソシエイト
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ガンダム・ジ・オリジン 情報・感想お寄せください
【出版社】 【発表年】 【サイズ】【その他】
【感想】
「ガンダム・ジ・オリジン」。コミックでガンダムに会えるなんて。しかもめちゃ面白い!(特にブライトさん♪)本当に面白い。あぁ、 生きててよかった。安彦先生、本当にありがとうございます。そして、麗しいガルマ様をありがとうございます!!ずいぶんかわいくなってしまいましたが、彼の純粋さが出ていて◎です!私は胸が震えるほどうれしかったです。(*^―^*)先生には足を向けては寝られませんvvv(2003/6 ゆりぃ)
*安彦ガンダムが見たかった!これが読みたかったんです。ガンダム世代の人はこれも待っていた!!何度もTVで見て知っているストーリーなのに、とても新鮮に感じられるオリジナルのアニメの焼き直しにとどまらない、きめの細かいキャラの描き込みは筆者ならでは!これこそがアムロだ、セイラさんだ、ブライトさんだ!!ただ、シャアの性格がアニメとは別人に見えるのは私だけだろうか?(2002/11 梗介)
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クルドの星(くるどのほし)全3巻 情報・感想お寄せください
【出版社】徳間書店 【発表年】1巻 1986/1/20 2巻 1987/1/20 3巻 1987/6/20 【サイズ】コミックスサイズ(少年キャプテンコミックス)【その他】コミック・ノーラ連載/ノーラコミックス
【感想】
1 イラン・イラク・トルコこの三国に挟まれたところに位置する、クルディスタンのクルド族。この長の血を引くものとして連れてこられた日本人の少年ジローが、クルド族と共に両親を捜しながら、成長していくさまが、アムロをみているようでした。そして、ジローと共に行動する少女リラが、フラウボゥのようだった。(PAKU98/12/30)
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ヴィナス戦記全4巻 情報・感想お寄せください
【出版社】学習研究社 【発表年】第1巻 1989/6/15(13刷・・・初版不明)第2巻  1988/5/20 第3巻  1989/8/6 第4巻  1990/5/6 【サイズ】文庫【その他】コミック・ノーラ連載/ノーラコミックス
【感想】
1 近未来の金星。大隕石の落下で一部分が居住可能になり、地球から人間たちが移住し始めた。やがてそれは二つの大陸の二つの国家となった。二つの国家、イシュタールとアフロディーテはやがて合い戦う運命にあった。移民4世のヒロキは、時代的な退廃ムードの中で自暴自棄の「バイクボール・ゲーム」のライダーとなっていた。彼の所にスカウトマンが来る。それは、3.5リッター、1000馬力の戦闘オートバイ乗務の誘いだった・・・ 第2部はボランティア軍人マティユを通じて、覇者となったイシュタール国内の権力闘争と破滅を描く。・・・「40ページの作品なら、一日12時間、一人でこつこつ描いて14〜5日かかります」というインタビュー記事あり。想像した通りで、画狂人安彦の面目躍如ですね。(かも98/11/11)
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虹色のトロツキー全8巻 情報・感想お寄せください
【出版社】中央公論社(訂正)→潮出版社 【発表年】第1集1992.7.10 第2集1992.12.25 第3集1993.7.15 第4集1994.5.30 第5集1995.7.10 第6集1995.9.30 第7集1996.6.15 第8集1997.1.31 【サイズ】【その他】『希望の友』連載(訂正)→「コミックトム」(潮出版の月刊マンガ雑誌 現在休刊)連載 のち、潮出版より単行本出版既に品切れで再販予定はない
【感想】
1 昭和10年代の満州を舞台に、日蒙混血のウンボルト・深見青年は、日本軍の陰謀によって闇に葬られた自分と父親の過去の謎を追いかける。建国大学、ハルピン、上海、内蒙古・・・いく所、冒険の嵐が巻き起こる。登場人物も、石原莞爾を始め、辻正信、辻権作ら日本軍人、ジュルジンジャップら蒙古軍人、李香蘭、川島芳子らと多彩だが、幻の「満州ユダヤ国家」のキーマンとなるトロツキー(ロシア革命を軍事面で指導した人物。のちにスターリンによって追放・殺害される。『裏切られた革命』などの著作がある)が本物なのか偽者なのか・・・という事がタイトルの由来になっていて、怪しくも魅力的。カバーデザインも素晴らしく、必見です。(かも98/11/6)
>>>from GATE WAY>>>安彦良和の虹色のトロツキーが復刻しました。潮出版から出ていた「虹色のトロツキー」ですが、入手が困難となっていたところ中公文庫(コミック版)で全8巻で復刊されることとなりました。現在(平成12年4月)2巻まで書店に並んでいます。(あじあ号00/4/16)
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アリオン全4巻 情報・感想お寄せください
【出版社】中央公論社 【発表年】1巻1997/2/3 2巻1997/2/3 3巻1997/3/3 4巻1997/3/3  【サイズ】文庫【その他】中公文庫コミック版
【カバーは語る】昭和22年、北海道紋別郡遠軽町に生まれる。昭和45年2月、弘前大学中退。上京し、手塚治虫の「虫プロダクション」でアニメーターになる。昭和48年にフリーとなり、以後「機動戦士ガンダム」など、大ヒットアニメの主要スタッフとして参加。キャラクターデザイン、作画監督、監督等アニメ界でマルチに活躍する一方、イラスト、小説の分野でも才能を発揮。昭和54年「アリオン」でマンガ家としてデビュー。現在は主に歴史に題材をとった創作に専念している。平成2年、「ナムジ」で第19回漫画家協会賞優秀賞を受賞。主な作品に「ヴィナス戦記」「虹色のトロツキー」「安東」「マンガ 日本の古典23 三河物語」「クルドの星」「ジャンヌ」など多数。(1997年2月発行の中公文庫コミック版1巻カバー袖より)
【感想】
1 現在も「古事記」の連作で活躍している氏のデビュー作ですね。20年近く昔の作品ですが、いま読み返しても全く古さを感じさせないのは流石です。(和)

■□■ある日の掲示板■□■
安彦良和の熱狂的ファンです。(中略)ところで・・・ 安彦先生の漫画でのデビュー作は「アリオン」ですが、 アリオンの年齢、何歳なんでしょうか???ご存知の方、教えて下さい。(Ryusis:過去ログ64/3180)
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古事記巻之一・ナムジ全4巻 情報・感想お寄せください
【出版社】中央公論社 【発表年】 1巻・1997年9月18日 / 2巻・1997年9月18日 / 3巻・1997年10月18日 / 4巻・1997年10月18日【サイズ】A6 文庫版【その他】平成元年、徳間書店より刊行。のち文庫化。
【感想】
1 古事記を一つ歴史書として見直し、氏のユニークにして慎重な考察により、怪物のように強い須佐之男や、神の如く美しい卑弥呼に見事なリアリティを吹き込んでいます。 漫画としても主人公は熱血、ライバルはニヒルという安彦漫画の定石をしっかりと踏んで おり、小難しい解説を無視しても充分楽しめる作品に仕上がっています。 (和1998/12/23)
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古事記巻之二・神武全4巻 情報・感想お寄せください
【出版社】中央公論社 【発表年】1巻・1997年11月18日 / 2巻・1997年11月18日 / 3巻・1997年12月18日 / 4巻・1997年12月18日 【サイズ】A6 文庫版【その他】徳間書店より刊行。のち文庫化。
【感想】
1 初代天皇・神武と、いわゆる "神武の東征" を描きつつ、諸検証から「東征は無かった」と断定する意欲作です。内容の方は完全な「巻之一・ナムジ」の続編で、主人公も神武ではなくナムジの息子・ツノミ(八咫烏)となっているため「ナムジ」さえ読んでいればちゃんと楽しめます。(和1998/12/23)
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