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No.68
大和和紀 やまとわき
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ベビーシッター・ギン! 情報・感想お寄せください
【出版社】講談社【発表年】 【サイズ】新書判【その他】コミックスKiss
【感想】
(2004/8up)
子供のいない私も、毎回笑ったり感動させていただいています。特に劣悪な前夫とその両親にいじめられている杏子さんとその娘,奈々子ちゃんを助けようと、「パパにならなれるから、いっそパパになって二人をまもっていこう」と一度は決心するものの、やっぱり自分の願いより二人の幸せを最優先したお話は、ギンさんの偉大さと優しさが伝わってきました。(田中智子)
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はいからさんが通る 情報・感想お寄せください
【出版社】講談社【発表年】第一巻1975年 【サイズ】新書判【その他】
【感想】
(2005/5)
 いつ読んでも元気になれるマンガです。主人公の紅緒は勿論の事、脇の女性達もポジティブで魅力的!!そして...男性陣も!!何十回と読んでるのに 定期的に読みたくなるマンガです☆(りさ)
 初めて読んだのは25年前、小学生のときでした。(年がばれちゃう^^;)。私の人生観・恋愛観を形成した漫画だと思います。「女も仕事をもって自立して生きていかなければならない」「誠実な一人の男性を誠実に愛し続ける」というところでしょうか。それで真面目になりすぎて、未だに独身、少尉のような優しくて男前で誠実な男性を待ち続けて早や10年。仕事だけはバリバリって状況ですが(笑)。小学生の時は、長髪の冬星さんがキザっぽくて嫌いでしたが、今読むと彼もやっぱり誠実な人だと感じます。成長したな・・・(2003/10/3 makiko)
*はいからさんの初恋の人から、はいからさん(紅緒)を思う人までさまざま。最近では、「モーニング娘。新春LOVEストーリーズ!」で、はいからさんが通る(紅緒役・石川梨華、少尉役・沢村一樹)があったせいか、年齢層にも幅が出て来ている。最終的には、つめ子さんも結婚し、紅緒さんも少尉と結婚できて良かった!!。私も、小学生だが、はいからさんが通るを読み出した理由は、「新春LOVEストーリーズ」があったからだ。ドラマの方では、少尉がシベリアに行くまであった。酒乱のシーンもなく、牛五郎や蘭丸も出てこなかった。マンガとも設定が違う所がいくつかあり、そういうところも良かった。私の知り合いでは、ドラマのあとに読み出した人が3人(私を含めて)いる。ドラマでは、「はいからさんが通る」完全版をやって欲しい!!。(蘭丸達を出して)(2002/9 葉子)
*アニメにもはまりました。少尉大好きでした。(2002/8 まりも)
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あさきゆめみし 全13巻 情報・感想お寄せください
【出版社】講談社 【発表年】1巻1980年 【サイズ】新書版【その他】
【感想】
*あさきゆめみし・・・いいですね。前々から気になっていたけど、どうも読みきることができなかった『源氏物語』が、こうまで読みやすくなっているとは・・もっと早く出会えばよかったってかんじです。(2002/9 0530)
*中学校の歴史の授業中、ひざの上に置いて読んでいた友達。当然のごとく先生に見つかり没収。放課後、先生の所に取りに行ったら少し読んだらしく、「結構いい本だから返してやる」って。40超えた男の社会科の先生も認めるあさきゆめみし!私もこの本がきっかけで源氏物語(田辺聖子さんのだったかな)読みました。まんがって、ばかにする人もいるけど、色んな興味を引き出して世界を広げてくれたりもするんだよね。やめられませんわ。(2002/8 あははは)
*切なくて哀しい女性達と源氏の恋の物語。最初は話も分からなければ女性達の顔の見分けもつかない。まあしょうがないけど・・・。漫画がきっかけで源氏物語に興味を持つようになった♪(2002/7 まりも)
*中学生の時友達に借りて始めて読んだのですが32歳になって自分で揃えました。面白い!奥が深い!あれから一年、何度も何度も読み返しています。(2002/6)
*「あさきゆめみし」と出会ったのは、小学生の時でした。当時は訳のわからないまま読んでたけど、気づいたら古典が好きになってた。大和和紀先生にはとっても感謝してます!(0203 えっと・・)
*はじめて、「あさきゆめみし」に出会ったのは私が高校生の頃。あの時はマンガが大の大好きで、(今でも好きですが)良く本屋さんで立ち読みをしていた物でした。(あの頃はまだ立ち読みが出来ました)コバルト版で出版されていますが、今回懐かしく思い全て購入してしまいました。古典文学をあのように分かりやすく表現しているのに、ただ感服するばかり。今、「源氏物語」の現代訳の著書を読もうと思っています。(0111 にっち)
*今気づきました。1巻から見事に1年に1冊づつ出してるんですね。すごい!その筆致、最後まで変わることもなく。一番心に残るのは紫の上。源氏に一番愛されていることは確かなのに、それは自分ゆえではないということに気づく時の切なさよ。(雁)
*源氏物語が大好きな私は片っ端から本や原文に映画にテレビ、漫画も全て読み聞き見しました。原文はかなり難解でなかなか入りにくいので漫画がやはり入りやすいですね。しかも私が読んだ漫画の中では年齢や人柄が一番綺麗に描かれているように思います。雅さも出ているし、心の乱れも風雅に描かれています。子供には是非読ませたいですね。(モリコ98/10/1)
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ヨコハマ物語 全8巻 情報・感想お寄せください
【出版社】講談社 【発表年】1巻1981年  【サイズ】新書版【その他】
【感想】
(2004/7up)
ヨコハマ物語って今読んでもすごーく新鮮味がありますよね。私は「万里子派」です。万里子の波乱万丈の生き方に目が最後まで離せませんでした。突然襲った不幸で(父親の死、実家の家業経営不振)婚約までしていた森太郎を失う羽目になり、不本意な結婚を唯一の身内である実の兄からも押し付けられ・・・。そんなひどい目にあわされた兄を許し、兄の好きな道に進ませてあげ、愛する婚約者を恋敵?の卯野に涙をのんで託した万里子・・・。「万里子がかわいそすぎる!!」と大和先生に何度訴えたかったことか。竜助は森太郎より好きで、万里子と結ばれてよかったと思う反面、万里子が結婚してから森太郎から届いた手紙を、レイカおばあさんが燃やしている時、その手紙を泣きながら炎の中から取り出そうとしたあのシーンを見ると、あんなに好きだった初恋の森太郎と結ばれてほしかったと思ってしまいます。(少女まんが大好き!)
(2004/6掲載)
「らしゃめん」というのは、当時、西洋人のお妾さんになった日本女性を卑しめた呼称です。今なら考えられないけど。
 みつきさん、森太郎が恋に悩む普通の男性になるところ、私もそこが一番好きなんです?。怖いもの知らずの王子様なら「5年待ってくれ」なんて平気で言えたのに、現実の厳しさを知り、一緒に働き支え合う大人の女性を理解しはじめたら、尊敬する彼女に愛される自信なんて持てない…。「一生に一度しか言わない…きみを愛している」、プロポーズもすてきでしたよね! それにしても、差別の激しい外国にいて、おおらかに相手の懐に飛び込み、理不尽なものには一歩も引かず、自分の限界まで戦うお卯野のかっこよさ! 森太郎ならずとも惚れてしまいます。(ゆうゆう)
(2004/5掲載)
開国150周年を記念してJR東日本が「ヨコハマ物語宿泊プラン」を作ったみたいです。http://www.jreast.co.jp/yokohama/byu/story/index.htmlHPには「ヨコハマ物語」の絵も使われてますし、興味があります。
基本的にこの話しの主要人物はみんなダイスキです。私は何気にトビアスが好きです♪(なびるん)

-続編があるらしい、、との投稿について下記のような情報を頂いております。ありがとうございましたm(_ _)m(管理人 2003/9)-
これは、作者が単行本の扉に書いたコメントの事ではないでしょうか?文庫本4巻の扉にも書かれています。それによると、暁子はファザコンに育ち丈と結婚、卯野の娘は森太郎のあとを継いで女医さんになるそうです。「そのうち機会があったら描いてみたい」と書かれているので、作者の中でも構想だけ、という状態だと思いますが、どうでしょうか?(2003/9/14 華子)
丈と暁子のお話や、お卯野の娘が女医さんになるという続編は多分出ていないと思われます。講談社文庫コミックの4巻の帯(?)の和紀先生からのコメントに、いつか書いてみたいけど、その先はまだ考えてないと書いてありました。一度確認されてはいかがでしょうか?もしも続編が出ているのならば、私も大好きなので是非読みたいです。(2003/9/10 はるた)
小学生の時に姉が借りてきたヨコハマ物語を読んで大好きになりました。その後自分で漫画を買い揃えましたが受験の時に処分されてしまいました。ところが今年になって夢にヨコハマ物語が出てきて不意に読みたくなり愛蔵本(?)を買いました。私はお卯野ちゃんが好きです。物語の後半は万里子と竜介ばかりだったので、もっと森さんとお卯野のやり取りが見たかった気もします。(卯野が出産する話とか・・・)一つ、いまいち分からないことがあるのですが「らしゃめん」ってなんですか??何となくは分かるのですが…。リキシャマンは力車のマン=人ってことですよね??教えていただけると嬉しいです。(2003/10/27 ピーナッツ)

私もヨコハマ物語が大好きです。ヒロインの万里子にはあこがれてしまいました。美しくて知的で恋に仕事に一生懸命で。やっぱり最後の万里子と竜助の再開のシーンが一番印象的でした。今まで読んだ漫画のなかでこの漫画が一番かな(2003/10/14 夏の香)
*ヨコハマ物語が大スキです。コメントで「後半は丈と万里子の長女・暁子が結婚したそうですが、まだ買っていません。」とあったのをみつけました。あの万里子・卯野の子供たちの話がでているんですか・・詳細を教えてください(2003/7/25 ゆりこ)・・実は管理人も読んだことがなかったので投稿を下さった方に伺ったところ間違いないということなんですが、未だに確認できておりません(まんぱら管理人)
*大学生の頃は、卯野さん派でした。しかし社会人になって読み返してみると、万里子に感情移入し、そのまま万里子と竜助に釘付け状態・・・で今に至っています。この二人、お互いがお互いの港であるんですよね。竜助さん、万里子の心が溶けるのを待っててよかったね。卯野と森太郎の二人と違って、こちらはいつもは遠く離れて暮らしてる夫婦(命がけの単身赴任ってとこでしょうか)。でもいつまでも心は共にあるんだろうなと思います。たまの帰宅には娘に親ばかして、万里子に叱られてる竜助が、目に浮かびます。(2003/6 蛍)
*私がまだまだ幼かった頃、母がこの「ヨコハマ物語」を買ってきて、そしてもう数年がたった今、読んでいます。私は万里子のような性格ですが、お卯野の方が好きなんですよ。でも、あんなに仲の良い使用人とお嬢様はいないと思います。でも、そういうところが羨ましいですね。後半は丈と万里子の長女・暁子が結婚したそうですが、まだ買っていません。欲しいデス。(2003/6 万里子)
*この作品は私が確か中学生の頃にいとこの家にあったのをたまたま読んで、すごく面白くてお年玉をはたいて一気に全巻揃えてしまった記憶があります。最近になってまた読み返したところ、やはりいいものはいいです。いつまでたっても忘れる事のない作品のうちの一つです。私は、卯野と森太郎の結ばれるまでの話が好きです。森太郎がそれまでの王子様のようなイメージから離れて恋に悩む普通の男性に変わっていきました。竜助も好きですね。万里子のことをひたすら愛しまくっている彼のひたむきさ。万里子、なんでもっと早く好きになってあげないのよ!と思ってしまう。こんな人私にも現れないかなあ、と夢見がちな30代・・・(泣)舞台にもなってるのですが、私も見たかったですね。(2003/4 みつき)
*もう20年近く前に、何度も何度も繰り返し読んだ大好きな作品でした。主人公4人のキャラクターそれぞれが織り成すストーリーの展開に、明治と言う夢と希望に満ちた時代に思いをはせながら、心をときめかせたのを思い出します。私はどちらかと言うと、お卯野と森太郎の恋の行方に心を揺さぶられました。実直でまじめ過ぎるがゆえに、遠回りしてたどり着いた二人の愛情に二人が結ばれた時には、思わず感動で泣いてしまいました。本当に、自分の一番多感な時に読ませてもらった忘れられない作品です。ところで私事ですが、この後、この作品とは意外な形で人生つながってしまう事になったのです。それは私の大切な宝物わが息子に、「しんたろう」・・と名づけたのです。色々と命名の理由はあるのですが、この物語の森太郎のイメージがその後私の胸の中から消えなかったのです。あんな、ステキな男性になってほしい。きっと、こんな気持ちからだったのでしょう・・・。忘れられない、作品です。 (2002/11 あおい)
*ヒロインが2人いる少女漫画です。女性の清らかさ、強さ、などが全編から伝わってきてとても好きな漫画です。最初読んだのは、10年以上前ですが、何でもっと有名にならないのかなあと疑問でした。最近また読み返してみてやっぱり好きな漫画だなあ、と思いました。ずっと思いを寄せている人にあんなふうに「愛してる」って言われたいなあって、読んだ人は思うはずです。「はいからさんが通る」と同じくらいよいですよ。(0203 sintaro)
昔ちょっとみたかな。。?そんな感じで手にとりました。っが!!!私はマンガ喫茶で独り大泣きをしてしまいました。大袈裟なラブシーンがあるわけでもなく主人公(卯野ちゃん)がそれほど感情を表にだしている訳ではないのに切なくなってきずいたら涙なみだ。。感動しました。。これを読んで若いころは「泣いた」という記憶はないのですがこの年(30)になって「涙の美しさ」というか日本女性の奥ゆかしさというか。。大事だなって思いました。大和先生の表現力ってほんと、すごいです。息詰まったときに読んでみるといいかも。。。本当の女の強さが分かる気がします。。(0111 hiro)
*「夢草子-明治編-」のサブタイトルの通り、明治の時代、夢に向かってまっしぐらに力強く生きた2組の男女が描かれいています。連載当時、友人たちは二人のヒロイン「万里子」派と「卯野」派に分かれたものだ。それにしてもこうしてみると「あさきゆめみし」と見事に同時期。すごい…。(雁)
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〓 大和和紀作品を語る 〓
「眠らない街から」「A列車でいこう」
 ひさしぶりに和紀さんのお仕事を見させてもらいました。
「はいからさん」「あさきゆめみし」「ラブ・パック」など歴史物が多い彼女です。現代の新宿のビル街で暮らす父娘の物語、どんな仕上がりかな。題名はシリアスそうで、ちょっと引けましたが、読んでみたら・・いい!実にいいです!榛野なな恵さんの「PTM」にも匹敵する、いいえ自分としてはそれ以上に素敵な親子関係でありました。是非、ご一読下さい。これって、もっと続きはないのでしょうか?(0110 トリ)