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No.301
名香智子 なかともこ
*ファンサイト「名香智子パーティ」 http://www1.linkclub.or.jp/~sima/
欲しくなったので買いに行く ・・・>Amazon.co.jpアソシエイト
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レディ・ギネヴィア 全2巻 ご意見ご感想お待ちしてます!
【出版社】 新書館【発表年】A5版ハードカバー 【サイズ】【その他】
【感想】
■□■ある日の掲示板■□■
過去ログ63-3139,3141,3145-3146(00/5/7)
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ファンション・ファデ 全8巻 ご意見ご感想お待ちしてます!
【出版社】小学館 【発表年】週刊少女コミック1978年第4/5号より連載 【サイズ】新書判【その他】フラワーコミックス
【感想】
 あの、馬の鬣のような髪型、やってみたかった。かなり古いですが、里中満智子先生のレディ・アンを読みながら思い出したりして。名香先生の華麗な世界は、とっても大すき!「竹の花」(おそらくストロベリーコミックス収録)みたいな、サスペンス(違う気がする…)もまたよくって、グレープフルーツがなくなったのが残念です。(00/8/20惣)
 1流デザイナーになるため、アフリカから単身フランスのパリに出て修行をつむファデ。華やかなファッション界を舞台にくりひろげられる華麗なロマンの世界。初めて読んだのが小学生のときで、ラストに納得できなかったんだけど、今(15年以上ももたつと・・・)読むと納得できた。この作品はなかなか手にいれる事が出来なくて、やのさんに感謝です。(もんち00/1/10)
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PARTNER 全17巻 ご意見ご感想お待ちしてます!
【出版社】 小学館【発表年】プチコミック1980年11月号より連載 【サイズ】フラワーコミックスPS版【その他】
【感想】
 社交ダンスをはじめたのでノリノリで読み始めました。ソシアルをやったことがない茉莉花なのに、いきなりノーヴィス戦でいい成績(棄権したけど)をとったりブラックプールに行ったり、と私とは大違い。でも、この漫画のおかげでダンスのレッスンが倍楽しくなりました。ダンスの先生も知っていました。ダンス用語の勉強になりますよ♪って笑ってました。読んだのが20代後半になってからなので、一番好きな女性キャラは茉莉花のお母様。潔くて大人。昔、オーディンタイプの男の人(1つ年下)と付き合っていましたが、オーディンのように繊細ではなく、結構振り回されて苦労しました(笑)私はフランツは正直あまり・・・途中から恋愛模様が中心になってきて、ダンスのところが少なくなって寂しかったです。ラストは、フレイアがかわいそうだったなあ。でも、その後ヘンリー卿と結婚してたみたいですが。茉莉花に感情移入しているときは、気にならなかったけど、何回か読んでいるうちにフレイアに感情移入するようになってしまいました。とにかく、社交ダンスの世界にどっぷり浸ってしまうと、周りの男が全部美形・貴族・外人でも不思議ですね。読了したとき夢から覚めたような感覚でした。もっと早くこのマンガを読んでいたら、ダンスをはじめるのも早かったかも!(2003/3 ちえ)
 個人的には茉莉花の母親の高子と芥川(芥河ではないところがいい)の若いころのエピソードを描いた「鳳仙花」が今でも好きですね。世間知らずのお姫様育ち(でも茉莉花と同じに気は強い)の高子に対する芥川の容赦ない仕打ちがシンシアに対するフランツの態度(芥川ほど酷くはないにしても)とオーバーラップして、古今東西変わらぬ色男の残酷さ冷酷さが、対比的に、さすがによく具現化されてると思います。(0203 Miss Y.T)
 これを初めて読んだのが小学校4年生ぐらいの時でした。当時子供だった私には、かなり刺激的が漫画で、こっそり読んでいました。ゴージャスなストーリーもですが、それ以上にあこがれたのが社交ダンス。オーディンみたいなステキなリーダーとワルツを踊るのが夢でした。あれから13年たち、私も夢をあきらめられずに社交ダンスを始めました。やり始めて分かったキビシイ世界。茉莉花ちゃんって体力のバケモノだわ・・・。(0111 美咲)
  PARTNERは、小学6年生の頃、歯の矯正の為に毎週一度通っていた歯科医院で読みました。 同級生の子も来て、「パートナーって読んでる? あ、読んでるだ!あれ面白いよね・・」とちょっとこそこそ声で言うような。 結局その引っ越しした為途中までしか読んでなかった続きを、26歳になった今単行本で読んでみると、大人になってから読んでも、読み応えのある内容でした! ゴージャス&アンモラル! 恋愛の機微が本当生々しくて、それでいてエンターテイメントになっているのにはビックリしました。 私もラストにはちょっぴり盛り下がったような感じを覚えましたが、それもそのはず。 フランツは初恋の相手で、現実でも、初めての恋の情熱と比べると、次の恋愛の時には以前のような激しさがないものですよね。フランツが歌う中国の歌、あの時を頂点にして、恋愛はもう下り坂に向かうのですが、恋が始まって終わるまで、そう終わるまでが、恋愛の正しいあり方ですよね。 どんな恋にも終わりがあるのですから・・。 当時の少女漫画で、その全てを書ききっている所がすごい! 恋を知らない頃に読んでも、大人になってから読んでも、面白い作品で(以下文字化けのため解読不能:管理人)(0110 mash)
 Partner は全巻、単行本になってから読みました。何だかフランツとまりかがくっついてしまった辺りからダンスよりも恋愛ゴタが中心になってきて、最後の巻を読んだときはだからどーよ!と、思っていたとおりのエンディング…。せめてブラックプール優勝を決めてから終わって欲しかったなぁ。でも名香先生の絵も、叶姉妹のようなゴージャスな絵も大好きなんですけどね。33歳にして少女マンガ(決してレディコミではない!)から足が洗えない二児の母です。(00/9/10りか)
 主人公の宝珠茉莉花が社交ダンスを通じて、女性として成長していく作品。この作品をみて私はソシアルダンスに対する考え方が変わりました。自分ではやらないけれど、ダンスとかバレエとか「踊る」系が好きみたい。この作品も当時はラストあっさり簡単すぎると思ったのですが、今久しぶりに読んだら、こういうもんかもなぁと思いました。(もんち00/1/10)
■□ある日の掲示板■□■(00/1/23)
過去ログ56/2753、2754、2760、2762、2764
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花の美女姫 全3巻 ご意見ご感想お待ちしてます!
【出版社】 小学館【発表年】 その他参照【サイズ】文庫【その他】小学館文庫全3巻/
    1巻「だれにしようかな」別冊少女コミック1974年10月号
      「美女姫だれのもの」同上      1975年1月号
           「恋のお相手だあれ!?」同上    1975年6月号
           「パリは大混乱」同上        1975年12月号
           「パリの恋人たち その1」同上   1976年1月号
           「パリの恋人たち その2」同上   1976年2月号
         2巻「花の美女姫外伝<モスコー編>」同上1976年11月号
           「花の美女姫外伝<ロンドン編>」同上1976年12月号
           「花の妖術武芸帳」同上       1977年5月号
           「はなばなしくも狂い咲き」同上   1978年1月号
           「こちらこの世の天国」プチフラワー1980年春の号
           「銀鼠色のマドモアゼル」
         3巻「赤っ毛純情物語」
           「樹海の虜」コロネット1981年初夏・夏の号
           「黄金の少年」コロネット1981年冬の号〜82年秋の号
【感想】
黄金の髪にブルーの瞳、日仏クォーターの超美形・・・。美女丸ソンモールと姫丸カーモール。人呼んで美女姫。ロシュフォール伯爵家の双子兄弟が大活躍。突拍子ない混沌ぶりがおもしろい。70年代を反映している作品。私はこの作品雑誌掲載当時は読んだことがなかったのですが、3巻に収録されている「黄金の少年シリーズ」はリアルタイムで読んでいました。文庫で読んで、美女姫と関連があることを初めて知り、またこの「黄金の少年」を探していただけに、この文庫はとても嬉しいものでした。アンリというキャラが通して出ているわけですが、このキャラはファンション・ファデにも、現在プチフラワーに連載中の作品にも出ており、作者の思い入れの深いキャラなのかなと思いました。(もんち00/1/10:残る名香智子作品は「ふんわり狩人」。これを見付ける事がなかなかできません。新書館ペーパームーンコミックスでわりとよく見かけるという情報は、やのさん、WestRiverさんからいただきましたが、いまだ見付ける事できず・・・。)
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オレンジシティ 全3巻 ご意見ご感想お待ちしてます!
【出版社】 新書館【発表年】【サイズ】【その他】プチフラワーコミックス
【感想】
いわゆる芸能界ものです。パートナーの直後ぐらいの作品かな?これからって思ったときに終わってしまったので、もしかして打ち切りだったのかもしれない。それしか覚えていないんですが、名香先生の作品、あまり投稿がなかったんで、寂しくって。(00/10/1惣)
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#名香智子作品を語る#
(2004/7up)
 シャルトル公爵関係の作品を主に愉しんでいます。この作家の本はつい見ると買ってしまいます。短編でもクオリティが保証されているから。大好きな作家ですが、一番好きというわけではありません。ただ、これだけの長編、短編を書きながらキャラが寸分もかぶらないのは神業だと思います。変わり者ばかりの「シャルトル公爵の愉しみ」も登場人物がやたら多いのに脇役も含めて全てキャラが立っています。別の作品を描くと、主人公が、性格や見た目が前作と似ると言うことは人気作家にはありがちですが、この人の場合、これは前の作品の誰々とかぶる、似ていると言うことが全くないのですごい。内容も言ってみればアダルト感覚(けしてアダルト向きではない)のにいやらしさがない。ストーリーも絵もセンスが抜群です。ああなってこうなってというストーリーも作品毎に鮮やかに思い出せるので、それだけ個々にストーリー自体が立っているのでしょう。十分人気は有りますが、もっともっと評価されてもいい作家だと思います。(アダルトチャイルド)