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No.157
諸星大二郎
もろぼしだいじろう
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諸星大二郎のページ
http://www.tama.or.jp/~hos/morohoshi/
欲しくなったので買いに行く ・・・>
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□ 作品/作家館へ
失楽園
全1巻
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【出版社】発行・創美社/発売・集英社 【発表年】 【サイズ】A5判【その他】
ジャンプスーパーエースコミックス/「失楽園」(1978年・マンガ少年7〜8号)「アダムの肋骨」(1976年・ビッグコミック増刊1月号)「男たちの風景」(1977年・月刊プレイコミック2月号)「貞操号の遭難」(1975年・別冊問題小説秋季号)「生物都市」(1974年・週刊少年ジャンプ31号)「詔命(「礎」を改題)」(1978年・漫画アクシィン増刊6月号)「マンハッタンの黒船」(1978年・少年ジャンプ4月号)
【感想】
お名前はかねがね、でもちょっと(かなり?)縁遠かったマンガ家のひとり。大作も多い人ですがまずは短編からということで初めて読んだのがこの作品です。一言で言って異色(私から見て、です)。不気味な余韻を残す不思議な作品ばかりです。他の作品も少しずつ読んでいきたいと思います。(雁野99/4/11)
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栞と紙魚子
シリーズ
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【出版社】朝日ソノラマ 【発表年】1995年ネムキvol.23号より連載 【サイズ】A5版【その他】眠れる夜の奇妙な話コミックス/1巻生首事件 2巻青い馬
【感想】
□■□ある日の掲示板■□■
(99/7/18)
□何年か前、新聞の書評欄でこの本が取り上げられ、本屋に行ったら売りきれでした。それからずっと気にしていたのですが、昨日近所の本屋で偶然見つけました。この2冊、ジャンルとしては何と呼ぶべきか、一種の奇想マンガですかね?・・・ホラーでもあり、ファンタジーでもあり、「奇妙な味」のショートショートでもある、という具合です。諸星さんの持ち味が充分に出ている作品だと思います。中でも、クトゥルーちゃんの一家というのが抱腹絶倒です。母親は大頭で、正体不明、ペットのヨグは包丁を振り回し、栞の飼い猫ボリスと死闘を繰り広げます。あまりの自然超越ぶりに爆笑してしまいます。私は、本当はこういう作品をかけたらいいなあ、と常々思っているのですが、自分で画けない分、諸星さんの才能に敬服します。絵がもう少しスマートだったらもっといいのでしょうけど。でも、この粘土細工みたいな絵が雰囲気を盛り上げている面もありますか。(かも99/7/10)
◆はい、クトゥルーちゃん、かわいいよねぇ。わたしは、あのシリーズの舞台がどこあたりかなぁと思いつつ読んでいます。(honbako99/7/11)
■あの舞台は、井の頭近辺でしょね。胃の頭(いのあたま)なんて地名で画いていましたけど。(笑) もちろん、どこでもない空間なのでしょうけど。(かも99/7/10)
□はい、井の頭線あたりがモデルだとは思うのですが、どこをどうモデルにすれば、あんな空間が生み出されるのやら。(honbako99/7/11)
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