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No.218
真柴ひろみ ましばひろみ
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無口なテレパシー ご意見ご感想お待ちしてます!
【出版社】 講談社【発表年】1991年発行 【サイズ】新書判【その他】KC別フレ/同時収録:「夏風(なつ)の忘れもの」
【感想】ガリ勉で地味な優等生の香野由希は、学校の人気者成瀬来とその親友の有賀斗貴と同じ中学の出身。由希は中学の時、試験でトップをとったことから、好きだった南くんに「かわいくない」と言われて、ひどくショックを受け、今でもそのことを引きずっています。そんなとき、同窓会の通知が届く。由希の願いを叶えてあげるという来に、由希は、すごくかわいくなって、南くんを見返してやりたいという。かわいくなった由希と南のデートを見守る来は、いつかしら由希にどうしょうもなくひかれてしまっている自分に気がつく。しかし、来には、祐紀を好きに成っちゃいけない理由があった。「好きという気持ちにブレーキはかからない」というのがこの作品のテーマです。そして、「時間を越えた運命があればいいな」というのが祈りです。(TC99/6/13)
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