前のマンガ家さん**次のマンガ家さん
No.677
和田尚子   … わだなおこ*
*
関連リンク先 募集中!
欲しくなったので買いに行く ・・・>Amazon.co.jpアソシエイト
エントランスへ□ 作品/作家館へ
Flower〜フラワー〜 1-6巻 (2004/2up)  
【出版社】集英社【初版年】1巻初版2000年8月30日【本のサイズ】A5【その他】マーガレットコミックス/読みきり「Love Story 1970」収録
【あらすじ】14歳の葵は、雑誌の読者モデルもやってる元気いっぱいの女の子。大好きな竜太たちと同じ南高にはいることを夢みる葵の身に、ある日突然思いもかけない出来事がふりかかってきて…!?
【感想】
(2004/2掲載)
「片道切符」シリーズから気になっていたこの方ですが、あれはどうも買いにくく(今さら、というだけでなく通し番号が付いていないからわかりにくいのも一因!?)他の作品があればと長いこと思っていました。で、やっと巡りあったこの作品、といってもすでに6巻まで出ていて、今はまだそのうち2巻までしか読んでいないのですが… いいですねー!とても、創りが丁寧で、初恋だの青春だのから遠ざかって久しい私でも違和感なくすんなり入れるし、主人公の女の子が怪我をして車椅子生活に、という設定を、重苦しい問題提起にならず、といってなおざりな小道具にも終わらせず、誠実に、ある意味淡々と描いているところには好感が持てます。登場人物も、「あんたなんか見えない あんたなんか見ない」と死神を輪ゴムで弾き飛ばす主人公・葵ちゃんはかっこいいし、それになんといっても竜太がよい。葵の「なんで生きてるの?」への答えは等身大でナチュラル、「好きだぜ」「知ってっかそんな事」はとても新鮮で目からうろこが落ちました。2巻はちょうど、中3だった葵たちが高校入試&車椅子の生徒を高校が受け入れてくれるか、という最初の関門をくぐりぬけたところで終わっているので(単行本の半分(以上!?)が別の読みきりで占められていてびっくり&ちょっとがっかり…でもその読みきり「Love Story 1970」もよかったのでいいのですが)3巻からは高校生ライフが展開される模様。で最新号(2004/2/13発売)の別マ目次を見ると「KISSだけじゃだめなの?KISSの先なんて考えてもみなかった…。竜太との未来に不安を感じる葵」なんつーことになってて、うーんそういう展開はちょっと(^^;という気もしますが、、、どんな風に読ませてくれるのか楽しみでもあります。(伽羅)
このファイルトップへ