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No.529
草川 為 くさかわなり 
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 ガートルードのレシピ 1-2巻 (0205up)  


【出版社】白泉社【発表年】2001年7月10日初版発行【サイズ】【その他】LaLa掲載中
【感想】
ガートルードはいわゆる『人造悪魔』です。色々な悪魔の体の一部の寄せ集めで作られた悪魔なのです。
ガートルードは自分の『レシピ(製法)を探している途中「佐原漱(さはらすすぎ)に出会うのですが・・・。
キャラクターがみんな魅力的なんです。ガートルードは身体が寄せ集めで出来ている為信じているのは自分の「力」なのですが、その自信が嫌味には見えないし、漱も根性がとてつもなく据わっていて自分の命が危なくてもガートルードの弱味には為りたくないからと自分で行動する子なのです。
互いが信じあっているからこその自身がこの作品にはあると思う。他に色々な悪魔たちが出てくるけど、『レシピ』は実は漱が「持っていて」・・・。
台詞もキャラクター達にもセンスを感じます。悪魔だからといってグロでもないし、別にファンシー寄りでもない。作者独特の時間を感じる作品です。
自分たちの前に『困難』が待っていても『自分を信じている2人だからこそ乗り切っていける』のだとこの作品を見てると思うのですよ。
私はこの2人の間に流れているふいんきが好きです。私的には久しぶりにはまった作品です。かなりお薦めデスヨ!(2002/5 晴日)
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