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No.338
由羅カイリ
ゆらかいり
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アンジェリーク
全4巻
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【出版社】角川書店 【発表年】
『ファンタジーDX』1996年1月号初出
【サイズ】
新書版
【その他】
◆現在第6巻まで刊行。現在も上誌にて連載中。◆知る人ぞ知る、コーエーの「逆ナン」シミュレーションゲームのコミック化。別名「ネオ・スイート・ロマンス」(笑)。
【感想】
とある宇宙の物語。この宇宙を支えているのは唯一至高の存在である女王。その下には、「守護聖」と呼ばれる9人の男性がいる。それぞれ光や水などを司る力「サクリア」を持ち、女王はこの9つのサクリアで宇宙の秩序を保っている。主人公アンジェリークは、力に陰りが見え始めた女王の後継者候補として召された普通の女子高生。もうひとりの女王候補ロザリアと共に、大陸を育成する試験を受ける。果たしてアンジェは女王になれるのか、はたまた守護聖の誰かとの恋に生きるのか?
…というのがゲームの設定。このコミックのすごいところは、ゲームのキャラクターデザイナーが、そのまんまマンガ家になっていること。よく、人気ゲームをコミック化することはあるけど、実際満足している人ってそんなにいないと思う。「絵柄がイメージと合わない〜っ!」とかね。でも、これは違う!だって、同一人物だもん。描いてる人。これはファンにとっては嬉しいよね。安心して読めるし。
ただ、ゲームをプレイしてない人は、あまり「思い込めない」かな。ちなみにアンジェとロザリアの関係は、魔女っ子メグとノンのそれとほぼ一緒です。(かなたん00/6/4)
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