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No.73
高野文子
たかのふみこ
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ファンサイト「ことりのうた」 http://www.st.sakura.ne.jp/~kotori/
(リンク切れ)
欲しくなったので買いに行く ・・・>
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おともだち
全1巻
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【出版社】筑摩書房 【発表年】1993/11/20 【サイズ】四六版
【その他】1983年綺譚社より発行/装丁は南伸坊
第1章日本のおともだち
盛子さまのおひなまつり/上海の街角で/春ノ波止場デウマレタ鳥ハ
第2章アメリカのおともだち
ホビー&ハーシー/デイビスの計画
【感想】
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おともだちー絵の綺麗さ、学芸会「青い鳥」のシーンなんてホントにきれいです。買った当時s58年、高いし、なんか、すごくおしゃれな感じしました。気になる女の子ってかならず居たよねー、それがうまーく書けてて、ほろっと泣きました、今も泣けます・・樹村みのりなんかも、題材にしそうなんだけど、違うね-、あかぬけてます、私は両者好きでしけど・・うまい!おしゃれ!(0112-2 mama)
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固い表紙を開いたとたん時間はゆっくりと流れを変え読むものを吸い込んでいく。そんな高野ワールドを満喫できます。日米のおともだちを味わえるのもお得。(雁98/9/19)
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るきさん
全1巻
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【出版社】筑摩書房 【発表年】1993/6/25 【サイズ】四六版【その他】HANAKO1988年6月2日号~1992年12月17日号掲載に加筆
【感想】
(2004.2掲載)
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創刊当時のHANAKOに掲載ということで、時流ものという感がするのも致し方ないかも…ワタシ的にはオールフルカラーであるという点が点数高いです。あの色使いがいいです。るきさんみたいな生き方が私の憧れでした。経済的に自立してて暇と余裕がある生活…(今日子)
軽い時流ものという感じで独特の高野ワールドの雰囲気には欠ける、気がする。ところでるきさんは、サザエさんに似てませんか。(雁98/10/5)
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棒がいっぽん
全1巻
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【出版社】マガジンハウス 【発表年】1995/7/20 【サイズ】四六版【その他】美しき町(1987年プチフラワー9月号)、病気になったトモコさん(1988年LaLaスプリング号)、バスで4時に(1990年プチフラワー5月号)、私の知ってるあの子のこと(1992年プチフラワー11月号)、東京コロボックル(1993年Hanako)、奥村さんの茄子(1994年COMICアレ!5月号)収録
【感想】
2011.12up
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作品集として、ものすごく好きです。高校生の時に『おともだち』を読んで、絵のうまさというか、絵のアングルのうまさに驚きました。最も凝った画面構成になっているのは『ラッキー嬢ちゃんのあたらしい仕事』だと思うけど、『棒がいっぽん』のなかの「バスで四時に」で、手製のワンピースのファスナーの始末を間違えた、と回想する場面があり、そこでファスナーをワンピースの縁にパタンと挟み込んで縫うところがコマになっていますが、あんなことを絵にできるのはこの人以外にないと思って感動した。物語としては「美しき町」「奥村さんのお茄子」(『棒がいっぽん』所収)がいいなあと思って思い浮かぶけど、「るきさん」「東京コロボックル」なんかもかなり好きで絞り込めない。(サツキ)
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これを貸してくれた友人のお気に入りは何といっても「茄子」だそうです。高野作品を通じて今のところ一番だそうです。私は「美しき町」がよかったかな。(雁1998/11/1)
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絶対安全剃刀
全1巻
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【出版社】白泉社 【発表年】1982/1/19 【サイズ】四六版
【その他】表題作(JUNE4月号)ほか、たあたあたあと遠くで銃の鳴く声がする(マンガ奇想天外No2)、はいー背筋を伸ばしてワタシノバンデス(楽書館No55)、1+1+1=0(コミックアゲイン1979年10月号)、おすわりあそべ(漫画新批評体系Vol5)、ふとん(別冊奇想天外SFマンガ大全集PART3)、方南町経由新宿駅西口京王百貨店前行(別冊(別冊奇想天外SFマンガ大全集PART4)、田辺のつる(漫金超1号)、アネサとオジ(マンガ奇想天外No1)あぜみちロードにセクシーねえちゃん(ギャルズコミックDX1980年夏の号)、うらがえしの黒い猫(プチフラワー1980年夏の号)、午前10:00の家鴨(マンガ奇想天外No4)、早道節用守(マンガ奇想天外No4)、いこいの宿(ビッグコミックフォアレディ1981年4月号)、うしろあたま(ギャルズコミックスDX1981年夏の号)、玄関(プチフラワー1981年秋の号)収録
【感想】
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オビに「転校生がその日のテストで全科目万点・・・そんな恐ろしさ」と評してありますが、ホント!はじめて、高野文子をしったのがこの本で、もう!!!!すごい!うますぎる!しかも短編!かっこいい?、このひと天才!と思った。アネサとオジ、田辺つる、ふとん、・・・アナタノバンデス・・とくに好き。テーマは結構暗いし、深刻なのに、リアリティーを崩さないで、しかも、綺麗、かるく・・面白く書いている、すごい!「ふとん」の絵、レイアウトはもう超好みです、ううう・・すごすぎる。すき。時代背景が畳に縁側、障子とか、共感なのですね・・・しらないのですが今40代の?なのかしら・・?(0112-2 mama)
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最近作のようにまとまってはいませんが、今よりもパワフル、高野ワールドばりばりな(?)作品が多いと思います。好みとしては最近作の方が好きですが、独特感は昔の方がずっとあったような。(雁1998/11/1)
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