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 No.245
高橋由紀 たかはしゆき
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おわらない夢を綴る君に ご意見ご感想お待ちしてます!
【出版社】 白泉社【発表年】1993年発行 【サイズ】新書版【その他】花とゆめコミックス
【感想】
*1969年、サヤは治療不能の難病に冒され、あと数カ月の命となった。サヤの恋人のロビンスは、サヤの病気の治療法が見つかるまでの間、サヤを人工冬眠させることにした。そして、ロビンスは、サヤの治療法の発見にその生涯を捧げ、志半ばで亡くなってしまった。そして、サヤが眠りについてから45年後、治療法が発見されたので、サヤは人工冬眠から目覚めさせられた。何も聞かされていなかったサヤはパニックに陥るが、目の前にロビンスとサヤの息子と名乗るルシアンと対面し、彼と一緒に暮らし始めることになる。長い長い時間の物語です。コールドスリープで眠っている間、サヤの時間は止まっているのですが、サヤが目覚めたとき、ロビンスは待っていてはくれなかった。これはかなりせつないことですよね。結局、サヤの病気は完治せず、もう一度人工冬眠するか、そのまま人生を全うするかの選択を迫られることになります。もう二度とひとり置いていかれるような思いをしたくないサヤはどうするのでしょうか。それにしても詩的でいいタイトルですね。(TC99/7/18)
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せつない魂(いのち)のうたをきかせて ご意見ご感想お待ちしてます!
【出版社】白泉社 【発表年】1995年発行 【サイズ】新書版【その他】花とゆめコミックス
【感想】
脳移植という難しい問題だなと思いますwでも、私は高橋由紀さんの作品は全て好きです♪男の人は美しく、女の人も美しいこの絵が読んでいるとたのしぃきもちになりますw(2003/7 綺羅)
*テロリストのアクセルは、国連本部ビル爆破を実行する際に、瀕死の重傷を負った。ファレル博士の手によって、脳死状態の女性・プリシラの体に脳移植される。プリシラは、ファレル博士の同僚の研究員であり、彼の恋人だった。最初、女性の体に拒絶反応を起こすアクセルだったが、徐々にアクセルの心とプリシラの体は同化していく。しだいに、アクセルは男性としての意識を残しながらも、ファレル博士のことにひかれていく。 まずは、タイトルの美しさにひかれました。読んで、アクセルがファレル博士にひかれていく、男性としてでもなく女性としてでもなく、人間としてひかれていく過程に感動しました。同性愛というより、性別なんか関係なく、人間が人間にひかれていく、愛してしまうというストーリーには弱いのです。(TC99/7/18)
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