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No.104
柴田昌弘 しばたまさひろ
*ファンサイト「柴田昌弘私設研究所」 http://www.linkclub.or.jp/~kohjun/front.html
欲しくなったので買いに行く ・・・>Amazon.co.jpアソシエイト
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「柴田昌弘がいっぱい!!」by PAKUエントランスへ□ 作品/作家館へ
315紅い牙-完全版-全8巻 ご意見ご感想お待ちしてます!
【出版社】白泉社 【発表年】別冊マーガレット1975年8月号〜 【サイズ】B6判
【その他】
第1巻 -狼少女ラン- 初版 1993/4/3 
 紅い牙  狼少女ラン(別冊マーガレット1975年8月号) 紅い牙II 鳥たちの午後(別冊マーガレット1977年7月号)
 紅い牙III さよなら雪うさぎ(デラックスマーガレット1978年冬の号) 紅い牙IV タロン・闇に舞うタカ(別冊マーガレット1978年3月号)
 紅い牙V コンクリート・パニック(花とゆめ1981年1〜2号) 紅い牙VII ハトの旋律(花とゆめ1981年4〜5号)
 紅い牙・番外編・I 貘【ばく】(別冊花とゆめ1982年冬の号) 紅い牙・番外編・II ワタルくんスクランブル(花とゆめ1983年9号)
第2巻 -ブルーソネット- 初版 1993/4/3
 紅い牙VII ブルーソネット(花とゆめ1981年11号〜1982年2号)
第3巻 -ブルーソネット- 初版 1993/5/3
 紅い牙VII ブルーソネット【第一部】(花とゆめ1981年3号〜1982年9号) 紅い牙VII ブルーソネット【第二部】(花とゆめ1982年12号**〜17号) 紅い牙・番外編・III バイエルンの火星人(花とゆめ1983年12号)
第4巻 -ブルーソネット- 初版 1993/5/3 
* 紅い牙VII ブルーソネット【第二部】(花とゆめ1982年17号〜1983年8号) 紅い牙VII ブルーソネット【第三部前編】(花とゆめ1983年*13号〜14号
第5巻 -ブルーソネット- 初版 1993/6/2
 紅い牙VII ブルーソネット【第三部】(花とゆめ1983年14号〜17号) 紅い牙VII ブルーソネット【鮮血の檻】(花とゆめ1983年18号〜**21号) 紅い牙VII ブルーソネット【第三部後編】(花とゆめ1983年22号〜1984年7号)
第6巻 -ブルーソネット- 初版 1993/6/2
 紅い牙VII ブルーソネット【第三部後編】(花とゆめ1984年7号〜10号) 紅い牙VII ブルーソネット【砂漠都市1】(花とゆめ1984年15**号〜1985年2号) 特別付録 INTERLUDE ー描きおろしー
第7巻 -ブルーソネット- 初版 1993/7/4
紅い牙VII ブルーソネット【砂漠都市1】(花とゆめ1985年2号〜7号) 紅い牙VII ブルーソネット【砂漠都市2】(花とゆめ1985年10号**〜15号・17号〜1986年1号)
第8巻 -ブルーソネット- 初版 1993/7/4
 紅い牙VII ブルーソネット【砂漠都市2】(花とゆめ1986年2号〜5号・7号〜18号) 紅い牙VII 32シャッフルTHIRY TWO SHUFFLE***(花とゆめ1989年13号)
【感想】
中学生のころ夢中で読んでました。ワタルくんが好きだった私は、後半、彼の扱いがどんどん小さくなっていくことを悲しんでおりました。それに作者の趣味なのかどんどんグロくエロくなっていってちょっとひきましたね。そしてあのラスト、というかワタルくん達のあっけない最期に思わず「何これ!」と叫んだものでございます。イワンに真知に杵島君。それにワタルくんのガールフレンド岡田さんなど面白いキャラが生き残っているのですから、彼らを使って続編描いてほしいですね。多くの不満のあるラストですが、悲しすぎる運命を背負った少女ソネットをバードが抱きしめて消えていくシーンには、やはり感動しました。(2003/4 カートマン)
  まだ小学生だった連載当時、壮大でリアルなストーリーと魅力あるキャラ達、そして少女漫画とは思えない程の絵の上手さに夢中になって読んでいました。あれから20年近く経った今、再び全シリーズを手にして読み返したのですが、全く古さを感じさせない内容に、またもや見事ハマってしまった私。そしてやっぱり今でも、生き残ったラン&イワンのその後が気になって仕方ない(笑)。連載当時からイワン贔屓だった私としては、是非ともランとくっついて欲しかったのです。タロンが完全に壊滅したかも気になる所だし、柴田先生には是非とも新シリーズを描いて頂きたいものですね。(0204 タラちゃん)
 紅い牙シリーズに初めて触れたのは小学校も低学年の頃。その頃は誰のどんな作品かも知らずにただただ印象に残っていたのですが、ブルーソネットが出て一連のお話を集めて改めて「ああ、これがあの時の話だ(ちなみに第三話「さよなら雪うさぎ」でした)」と再会を果たしたのでした。お話はもとより、当時いろいろ出ていたコミックのイメージアルバム(LP)の出来もよくて今でもたまに浸って聞いてたりします。タランチュラのテーマとかイメージにぴったり。もっといろいろな人に聞いてもらいたいな、と思います。(0203 うり)
私「紅い牙ブルーソネット」は三日前に古本屋で見つけて買いました!当時花とゆめを時々立ち読みしていて知っていたものの、内容が結構残酷で怖かったので、買うのをためらってしまったんですよね?。でもキャラクターの悲惨な設定だけでも、「彼らはいったいどーなるんだ?」と気になりつづけ…十数年ぶりにやっと最後まで通して読めた今、久しぶりに興奮と感動を味わえて満足です。バードのカッコいいこと、ソネットのけなげなこと…!超能力やサイボーグといったSFなところは少年マンガっぽくて迫力があるし、絵のきれいさ、少年少女たちの純粋な感情描写は心を打たれるものがありました。社会現象をとりあげているのもスケールの大きさを感じます。(0202 りん)
これは小学校のときに出会って最も好きで最もいろんな意味で影響を受けた作品。
ラスト納得がいかないという意見もあるけれど、十数年の伏線の張られ方は見事だと思うし、主要人物がみんな悲しい運命に翻弄されながらも愛を持って生きているところに感動する。ラストに関しては(皆の行動が)それが根本だといわんばかりで納得・感動させられる。得にバードはバードが(手元にないので正確ではないのですが)「溺れた人を見て泳げないのをわかってても飛び込んでしまう人間のそんなところがたまらなく好きなんだ」のようなことを行ってましたけどそれを思い出しますね。イワンとソネットの銀髪二人組がたまらなく好きでした。そういえば、私も大人になってから読みましたけど涙が止まらなかった。初めて呼んだときは小学生の女の子でソネットに感情移入してましたけれど(というより本気でソネットになりたかった)、なぜか最近読んだときは(今も女性ですけれど(笑)桐生さんやバードの気持ちがなぜか手にとるようにわかりましたね。。(0202 レネ・クローゼン)
私が中学の頃、密にそうとう好きなマンガでした。当時面白いマンガは学校に持っていって友達に薦めていましたが、柴田昌弘のマンガはなんとなく持っていきませんでした。多分、エロい部分が恥ずかしかったからかな。でも、私は特にソネットが大好きで、超カッコイイのにあんまりかわいそうなので助けたいくらいだった。絵も良かった。カラーなんか芸術的にキレイだとおもってて、花とゆめやぶって、切り張りして、ポスターを自作してた。でも、お母さんが気持ち悪いっていったので、テンションが下がったのを憶えてる。熱中しすぎて後半から見なくなっちゃって、大人になった最近になって、最後どうなったんだっけと、古本で買い直してみました。なるほど、なんかいろんな話が大きくなりすぎてまとまりきれず、いろんな事をおざなりにして、とりあえず終了って感じですね。でも、今でも前半部は感心して読みました。当時無かったCDなどもとりあげていて奥が深いですね。また続きを書いてくれる事を願います。(ソネット主役で)(0201 もぐ)
柴田昌弘「ブルーソネット」にはまっていました。あのラストに納得が行かない方が多いようですが、私も、初めて「ブルーソネット」を読んだ時に感じた衝撃が、こんな形で終わっちゃうなんて...と、がっくり肩を落とした記憶があります。と言っても、この作品は今でもお気に入りの一つ。メレケスが絶命する場面、ソネットに「ありがとう」と繰り返すところはホントに泣けました。(00/10香住)
柴田昌弘「赤い牙シリーズ」好きです。Kのファイルによって、日本のタロンの支部がどうなったのか。榛原家はどうなったのか。疑問はつきません。早く続きを書いてくれ。それと、グリーンブラッドシリーズがないのも気になります。こちらも尻切れとんぼで終わってるけどね。(DP 00/1/10)
●「ブルーソネット」は私の大好きな漫画の一つです。が、同時に「未だにラストの納得できない漫画」のひとつでもあります。連載が終わって10数年も経っているのに、未だに「花とゆめ」に「新シリーズ」が載っている、という夢を見るのです。あのラストはソネットにとってはハッピーエンドで良かったと、今は思っていますが・・・。ランの物語はあれで終わりでは可哀相ですよね。また、ランの物語が読みたいです。あと、イワンのキャラクターが途中でがらりと変わったのも悲しかったなあ。(3枚目っぽくなって、顔も心なしか丸顔になっていったような気がする。)(yoshida99/7/25)
●この作品に出逢ったのは、小学生の時だった。それから20数年いまだ私の中でこんなに生き続けている作品はない。ランがとにかく好きだ。本当にいる人物ではないのに、彼女には幸せになって欲しい。いまだにそう願い続けている。ストーリ、登場人物もいいが、この作品は、本当にあるかもしれない社会現象が描かれている。本当にそうなった時その時の私は、渦に巻き込まれない人間でいられるだろうか?真実を見極める事ができる人間でいられるだろうか?バードのように・・。(PAKU99/1/31)
ある日の掲示板にてラストについて感想あり。ネタばれしてます!(99/5/23)
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316成層圏のローレライ全1巻 ご意見ご感想お待ちしてます!
【出版社】白泉社 【発表年】1981/5/25 【サイズ】コミックスサイズ(花とゆめコミックス)【その他】「成層圏のローレライ」1980年 花とゆめ夏の増刊号掲載 :同時収録「赤い仔猫は笑わない」1980年花とゆめ23号掲載 「ひとりぼっちの戦争」1980年少年少女SFマンガ大全集7号掲載
「村祭りの夜」1981年花とゆめ5月号掲載 「枯葉の街」1980年少年少女SFマンガ大全集8号掲載
【感想】
この頃この本が一番好きだった。「成層圏の・・」と、「赤い仔猫は・・」は、続編でつながっている。ひとつは、人間の傲慢に対して、自然が思い知らせるような作品だが、その続編では、人間が、その自然現象によって助けられるシーンが出てくる。凄くうまいストーリー展開で、短いのに映画を観たような気持ちになる。うまいなぁこの人は・・と、うなってしまった(PAKU99/1/17)
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317ミッシング アイランズ全1巻 ご意見ご感想お待ちしてます!
【出版社】白泉社 【発表年】1989/6/25 【サイズ】コミックスサイズ(花とゆめコミックス)【その他】花ゆめEPO7月号掲載  同時収録「闇めぐる声-ツクボネ-」花ゆめEPO1988年11月号掲載「ミスコール」かきおろし
【感想】
(2006/2up;投稿は2005年7月)
柴田氏の作品はマーガレット時代から愛読しているが、この作品と「成層圏のローレライ」が一番好き。特にこの漫画には嵌ってしまって、後に鼻行類のハードカヴァー本を入手してしまったほどだ。オリジナルは進化論のケーススタディーのための大学の副読本のようなものだったらしいが、余りの出来の良さに実際にこのような生き物が存在したのではないかと、一時期話題になったという。(ヤススキイ)
●「鼻行類」という動物が出てくる。何とも不思議な動物で、グロイのとか、かわいいのとかも出てくる。同時収録の「闇めぐる声-ツクボネ-」は、この作者の「冥界人形レヴィードール」という作品の前編にあたるもの。すごい、すごい、こわーーーい。これは、ただ、ただ、残酷。地獄ってこういうものかも・・って考えると、ぞぞぞぞーぅとする。ずっとエスパージャンルの人だと思っていたけど、この作者は、ほんとにいろんなジャンルの作品を描けるんだなーと尊敬した1冊。(PAKU98/12/23)
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318魔睡宮全1巻 ご意見ご感想お待ちしてます!
【出版社】朝日ソノラマ 【発表年】1995/6/20 【サイズ】コミックスサイズ(ハロウィン少女コミック館)【その他】出版社が違って、ほかに2冊あるそう。そのうちどれかに続編があるそう・・。
【感想】
中国に伝わる磨水宮が、「魔睡宮」として、人の心に潜む魔をおびき出させてしまう、残酷でもあり、切なくもあり・・他人事ではないかも、ほんとにあるかも・・と思ってしまう。現代の人間の心が病んでいて、そこが一番恐いのだと訴えるのが本当にうまい人。だと、長年この人の作品を読んできて、そう思う。(PAKU98/12/23)
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319フェザータッチオペレーション全2巻 ご意見ご感想お待ちしてます!
【出版社】朝日ソノラマ 【発表年】 【サイズ】【その他】ウィングスコミックス/ペーパームーンコミックス全3巻、スコラバーガーSCDX全2巻
【感想】
  ホントは少年漫画に分類されるのでしょうが、柴田先生がまだ少女誌で描かれていた時代の作品なので、私の頭の中では「少女漫画」系に属してます。頭脳のみコンピュータである早紀が、堂々とパンツ見せて着替えるたびに、主人公が青ざめたり真っ赤になったり(笑)。ちょっとエッチなところが柴田流?で笑えました。(2002/5 モトミ)
ある日主人公の下宿に見知らぬ女の子早紀が転がり込んでくる。しかし、彼女は脳死したために、頭脳はコンピュータと入れ代わっていたのだ。早紀の心は生まれたばかりの赤ちゃんのように純真でとてもかわいいのです。早紀の秘密を狙って企業の魔の手が伸びる。果たして、ただの一般人である主人公は早紀を護り通すことができるのかというお話です。これは、極めて少年漫画ですね。いやぁ、おはずかしい(笑)。(TC99/8/1)
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□■□ある日の掲示板■□■
□昔、「ブルー・ソネット」の最終回が出たとき「花とゆめ」がまわし読みされて、あのラストはすごく評判が悪かった(特にバードが好きな人に)けど、みなさんはどうでした? (堀川99/5/18)
■そうそう!ラスト、複線張りまくってて収拾つかなくなってて、無理やり終わらせたって感じがしますよね.まあ、文句も出るけどさ、ちゃんと終わったからえらい!だって、長編で納得いく完結したのってあんまりないよ?(中略)やっぱり「ブルソネ」より「赤い牙」の時の方が良かったなあ.(奈々のママ99/5/19)
ラストは確かに大急ぎでしたね。特にタロンを潰すとかって話がラスト一コマに集約されてのにはこけました。いくらソネットやサグなど主要な敵役がいなくなったとはいえあれはあまりでしょ。
全てのものに裏切られ続けたソネットにとって命を懸けて受け入れてくれた彼の行動がいかに大きな魂の救いになったか計り知れないと思います。それがヒューマニズムからくるものであれ、恋愛感情からくるものであれ、バードの取った行動はあそこでのテーマに沿ったものだとも感じるんで割と気に入っています。(やの99/5/19)
■ラストで比べると、同じ柴田作品でも「ラブ・シンクロイド」(ジェッツコミックス)の方がすっきりしててよかったです。あれを読んだときに本当に女性ばかりの星になったらどうなるんだろう、とか、目をつぶっただけで精神が他の惑星にいけるなんて、そんな…と、考えてしまった設定でした。すけべ心から出た作品、という気がしなくもないんですが…。(でも面白かったですよ) (堀川99/5/20)
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