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No.83
野間美由紀
のまみゆき …
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ジュエリー・コネクション
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【出版社】白泉社 【発表年】1巻1998年発行(連載はセリエミステリーにて1990年5月号より) 【サイズ】文庫版【その他】白泉社文庫/1.ピンキー・リング2.閃光のサフェイロス3.ダイヤモンド迷宮(ラビリンス)4。君はルビーの嘘をつく5.エメラルド・シティ
【感想】
野間美由紀らしい魅力満載の、おしゃれでポップで読み応えのある推理シリーズ。小道具のジュエリーが存分に生きているし、ヒロイン美鳥と上司梶野のコンビネーションもいい(毎回のベッドシーンはお約束)。文庫で5冊、ボリュームたっぷり、しっかり楽しめました。近々もう一冊出て完結とのこと。(雁99/8/15)
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パズルゲーム・はいすくーる
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【出版社】白泉社 【発表年】1巻1984/4 【サイズ】新書版
【その他】花とゆめ1983年5月増刊号より連載開始。
4巻巻末「かわいい妻」、6巻巻末「チョコブラウンの毛糸玉」「秋元くんのう・わ・さ・に・な・り・た・い」、8巻巻末「トライアングル・スクランブル」、10巻巻末「星飾り殺人事件」、11巻巻末「三日月高原殺人事件」、12巻巻末「フェイド・アウト」「ときめき・アンブレラ」、13巻巻末「日時計殺人事件」、14巻巻末「腕時計は眠らない」「彼女と炎とシンビジウム」、17巻巻末「ペパミント・レイン」、19巻巻末「砂時計幻想」、22巻巻末「時計塔に降る雨を」、24巻巻末「Mチャット24時」、25巻巻末「Mチャット24時-CHANNEL2-」(1997年花とゆめ3月号掲載)収録収録
【感想】
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連載初期から知ってはいたのですが読みはじめたのはなぜか最近、しかもしっかりはまっています。事件はそんなに凝ったものではないけれど、魅力は何といっても香月と大地のコンビネーションなんでしょうねぇ。それに中学時代、高校時代、プロ前身期、プロ時代、おまけに彼らの子供日向子が主人公のネクストジェネレーションシリーズと、いろんなシチュエーションが楽しめるのもいい。同時収録されるミステリものもなかなか楽しめて、特に「日時計」シリーズの古谷・亮コンビには参りました。いいよ、この二人・・・(^^;)。なお、ご本人からレスの付く掲示板がある
野間美由紀公式ホームページ
はファンなら必見、今すぐGO!(雁98/10/16)
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そうですね。『金田一』、『コナン』のヒットから推理ものマンガ激増の昨今ですが、デビュー以来推理もの一本でやってきた野間先生はやっぱ信頼できます。ほんと推理小説好きなんだなぁってのが読んでて感じられるし。あと野間先生、本当にわかってる!と思うのは推理もののシリーズ続けていく上で1.事件を陰惨なものにしない、2.物語をやたら壮大にしない、というのをキチンと守っているあたりです。これ守らないと一本一本のストーリーは面白くてもシリーズとしての魅力は出しにくいので。 あと『パズルゲーム〜』のシリーズとしての構造のウマさはホント、見事だと思います。『〜はいすくーる』で登場したキャラが『〜プロフェッショナル』で成長して再登場したりとか。ファンにとってはたまりませんね(^o^)。他にも特筆する点はいっぱいあります。『〜ハイスクール』における独特のユートピア観とか…(舞台が高校なのに驚異的なまでに教師の影がみえない!)やっぱり推理もののシリーズとしては傑作でしょう。ほかにも、インテリアシリーズ、なぜかHシーンが必ずあるジュエリーコネクションシリーズ、気象予報官が探偵役の『アトモスフィア』など、その他の野間先生の作品も素晴らしいものばかりです。ただ最近出た『Joker』は設定が壮大過ぎる、トリックに無理あり過ぎ、Joker=馬場って名前はあまりにダサくないか、という点からちょっと「…」です。まぁ面白いんですが。(メビウス98/10/26)
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