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No.273
喜国雅彦
きくにまさひこ …
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月光の囁き
全6巻
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【出版社】小学館 【発表年】1994年連載開始 【サイズ】B6版【その他】ヤングサンデーコミックス
【感想】
めちゃめちゃ下品なギャグのなかに どこかしんみりさせるものを持っている喜国さん。同じように八頭身の絵で4コマ書いてた新井理恵と比べても すごくお人よしで優しいんだろうなあと、思っていました。主人公の二人の愛と憎しみが せつない。そして静かに光る月のように この町のどこかにも 同じような愛が潜んでるのじゃないかと思わせる作品です。内容が内容だけに 誰にでもお勧めはできませんが 紛れもない秀作です。喜国さんにシリアスを描かせた編集さん、あんたはえらい。(2003/4 vyom)
◆□ある日の掲示板□◆ ((99/10/10))
--ギャグと思って買ったんですが、これがものすごい作品。中学生のカップルの物語なのですが、男子の方が、フェティストで、彼女を盗み撮りしたり、ソックスやブルマを盗んでたりしていたのに、それとは知らず、交際を始めます。程なく、彼女はそれに気づき・・・。これ以上のネタバレは、反則なので、書きませんが、読みたくなった方もいらっしゃるのでは?(笑)驚いたことに、ヒロインの心の動きが、非常にリアルなんです。(中略)顰蹙の向きもあるかと思いますが、清濁併せ飲める方には、お薦めいたします。 (ジンジム99/10/10)
--はい、超傑作だと思います。愛とか性欲とかを記号として扱ってる作品は多いのですが、この作品に描かれているのはホンマモンのそれです。(honbako99/9/9)
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