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No.324
星野之宣 ほしのゆきのぶ
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ヤマタイカ全6巻 ご意見ご感想お待ちしてます!
【出版社】潮出版社 【発表年】1986年連載 【サイズ】A5【その他】プロローグ編として「ヤマトの火」(集英社刊・絶版)あり
【感想】
(200406掲載)
よせばいいのに、最近また「ヤマタイカ」を読み直し、あらためてこの作品に腹を立てています。無茶苦茶古っくさくてカビの生えた「真言亡国論」(今どき「僧兵」なんているのかね?)、そして世界遺産の一部である東大寺の大仏への侮辱。日蓮だってあの髭題目を中心に据えた曼陀羅の四隅にちゃんと四天王を書き入れてるのに(「潮出版社」がどういう系列の出版社かご存じの方は、私の言うことの意味がおわかりですね)、何で広目をはじめとする四天王が敵役の汚名を甘んじて受けなくてはならないのでしょうか。今はあの四天王達がなんともいじらしくてたまりません(私は真言宗徒でもなければ、反日蓮宗徒でもありませんが・・・念のため)。さらにこの作品が最後に言わんとしていることが、今の日本の少子高齢化を食い止めるためには、火の民族のマツリを復活させて、もう一度太平洋戦争後のようなベビー・ブームを起こさせる必要がある、というようなことだったら、笑っちゃいますよね。古代史や火山の名前、火山と日本人との関わりについて等、いろいろ勉強させてもらいったことにはお礼を言いたいと思いますが、今現在のところ、この作品に対して批判的にならざるをえません。にもかかわらず、資源回収に出したり、「ブック・オフ」にたたき売ったりすることができないのは、何故なんでしょう?(スマタポポヒ)
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