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No.178
文月今日子 ふみづききょうこ
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金のアレクサンドラ全3巻 情報・感想お寄せください
【出版社】宙出版 【発表年】第1巻:1991年発行 【サイズ】【その他】ミッシィコミックス
【感想】
16世紀初頭のイタリアのヴェネチアの豪商の娘アレクサンドラは、愛する父親が自分と年の違わない若い女性と結婚するわ、嫁に行かされそうになるわで、家出しようとします。彼女の父は、ヴェネチア共和国政府の命をうけて、イスラム海賊と取引をするために、カイロへ向かいます。アレクサンドラも、自分が自分らしく生きる世界を求めて、髪を切り、少年に変装して、カイロ行きの船に乗り込みます。そこで、海賊のイナールと出会います。そして、さまざまな思惑を抱く各国、海賊同士の争いに、アレクサンドラも巻き込まれていくことになります。そんな波瀾万丈の冒険を通じて、アレクサンドラとイナールは心を通わせていくのでした。 とても元気がよくて行動力のある少女の冒険の物語です。ストーリーもテンポがよく、長さも長すぎないので、中だるみせずに最後までわくわくしながら、アレクサンドラの冒険を一緒に楽しむことができました。恋と冒険は、家で待っててもだめで、こっちから出かけていかなくっちゃね。ちなみに、私はコミックスの方じゃなくって、雑誌のような装丁の総集編で読みました。(TC99/5/5)
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