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眠れる森の美男全1巻
ご意見ご感想お待ちしてます!
【出版社】小学館【発表年】1986/9/20
【サイズ】B6版【その他】プチフラワービッグコミックス
【カバーは語る】男系家族の末っ子として育った友井久嗣は女が大のニガ手。レジデント(研修医)としてNYに渡った彼は、そこで運命の人、リチャード・ス
テインと出会い、ゲイとして目覚める・・・!?E男たちのアブ・ノーマルな世界を描くセクシュアルロマン。
TOMOI全1巻
ご意見ご感想お待ちしてます!
【出版社】小学館 【発表年】プチフラワー 1985年掲載
【サイズ】B6版【その他】プチフラワービッグコミックス
【感想】
秋里さんのTOMOI大好きです。ラストストーリー泣きま
した。デッドエンドやTHE.BBBなんかも好きなんですけど、秋里さんの作品ってなんか切ないんですよねー。表面上はサラッとクールに描いてるのにすっ
ごくディープだったり、切ないくらい純粋な愛を感じたりしてしまう。THE.BBBなんて、一見軽いノリなものだから、恋愛コメディもの?って見えるんだ
けど、ラスト近くのガイの危うさとラストの「私達は幸せです。」なんだか切ないです。男とか女とか世間の常識とか、ぶっとばしてくれる秋里さんにちょっと
救われています。(0106-2
ED)
触発されて
書きます(^^;)。そう確かに、前作(「眠れる森の美男」)では「ゲイもの」という特徴が売りというか、前面に出ていましたが、「TOMOI」で
は・・・それは確かにモチーフの一つではあるけれど、そこにとどまらない。ここまで愛し合った人間同士がその相手を失うとき、その哀しみと苦しみ、生き様
へと、描写は一気に深まっています。戦場でのラストシーンには本当に胸が締め付けられ、長く余韻を残します。(雁99/2/14)
秋里和国
「TOMOI」を読みました。主人公・友井はゲイですから、そこに描かれているのも男同士の恋愛沙汰です。私が最も苦手とする分野で、匂いがするだけで絶
対読まないです。でも、読んでしまいました...いいです。とてもすばらしいです。しみじみと感動させられました。登場人物がみんな大人で自立していて、
人間的な魅力を持っているせいでしょうか。いつも感じる生理的な不快感はちっとも感じられません。人が人を愛することが自然に描かれているせいでしょう
か。そして、後半のアフガン。絶望した友井と抜けるような青い空。とても美しい情景です。ラストは美しすぎて、神の存在さえ身近に感じられるようです。こ
の作品は、特に私のように男同士の恋愛が絶対ダメという人に、ぜひ読んでもらいたいと思います。奇跡のようです。(TC99/2/14)
*「眠
れる森の美男」続編であり完結編。最終話、泣きます。(雁)
青のメソポタミア 全2巻
情報・感想お寄せください
【出版社】白泉社
【発表年】1巻s63.10.31初版 2巻h3.12.1初版
【サイズ】【その他】A5版
【感想】秋里和国さんのTOMOIやデッドエンドの好きな方はきっとこれも好きなはずです。「青のメソポタミア 1」(s63.10.31初版)「青のメ
ソポタミア 2」(h3.12.1初版)(0110 みゅう)
おしえて!!
確か秋里和国さんの作品で、もう10年以上も前に雑誌で読んだのですが・・。
舞台はカリブ海かタヒチの島で、AIDSに侵された登場人物がでてきており、
なんとなく「赤い花」が印象に残っています。連載ものではなく読みきりでした。
どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら教えてくださるようお願いします。(2003/3
あや:掲示板より転載)
秋里和国さんの欄にある質問の作品ですが、もしかして
それは秋里和国さんではなくて
上條淳士さんの「FLOWERS OF ROMANCE」という作品ではないでしょうか。
1987年のLALA9月号に読み切りとして掲載されました。(単行本未収録)
イギリスの青年が旧友(クリケット仲間)の消息をたずねて南の島へ行くのですが、
やっと会えた旧友から「自分はAIDSに侵されている」と告白を受けるのです。
旧友の世話をしている口の利けない少女の登場シーンに、赤い花が効果的に使われて
いた記憶があります。(2003/7/2 きさらん)
*2003/3
あやさん。
>舞台はカリブ海かタヒチの島で、AIDSに侵された登場人物がでてきており、
>なんとなく「赤い花」が印象に残っています。連載ものではなく読みきりでした。
自分の思いつく限りでは「カリブ海かタヒチの島」に「THE
B.B.B.」のワンシーンを、「AIDSに侵された登場人物」には「JAZZ-TANGO」という作品を思い出しました。
「赤い花」というフレーズにはちょっと思い出す所はなかったです。ごっちゃになっているという可能性はないでしょうか?
自分もコミックス化されている作品しか読んだ事はないので未収録の場合は力になれませんが、少しでも思い出してもらえればと思い書きました。
(2003/4
九郎)