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あのねミミちゃん全4巻 情報・感想お寄せください


【出版社】集英社 【発表年】2巻1975/3/20 【サイズ】新書版【その他】マーガレットコミックス/全4巻
【感想】
(2004/8up)
*大げさかもしれませんがこの漫画で私はどんなに救われたかわからないほどです。
あまり裕福ではなかった少女時代初めて買ってもらった漫画があのねミミちゃんでした。以来私の宝物・・・この漫画を読むとすごく癒されました。
不思議ですね、、大人になって子供ができても今だに子供の心に戻っていくんです。これからも大事に・・・・(まみこ)
*私が、小学生だった頃 表紙の絵がかわいくて、はじめて買ったまんがです。ほかのキャラクターも大好きで、ミミちゃんのようになりたいと思って少女時代をすごしました。このホームページを見つけてあの頃のわたしに、またあいたくなりました。いまでは、二人の女の子のママなので、ミミちゃんのように育ってくれたら最高です。文庫本にしてほしいです。私も読みたいし娘にも見せたいし。本当に大好きなマンガでした。(2002/11 ゆか)
*私にとって「あのねミミちゃん」はマンガ本の原点だったような気がします。どこにもいるような活発で正義感のある女の子、ミミちゃん。いつも、けんかしてたジローくんが、ミミちゃんのお見舞いにオルゴールを買って持ってくるお話はいいな・・って思ったり。
ミミちゃんが拾ったひみつの箱、夢の中で妖精がでてきて「願い事をひとつだけかなえてあげましょう」と言われ、あれこれ悩むのだけど、大人になってから本当にかなえてもらいたい願いがあるかもしれない・・・と思いどこかへ埋めて隠すという話は、今になって私こそかなえてほしいと思ってしまいます。もっと作品が文庫化してほしいです。でも、こんなに川崎苑子ファンが多いのでびっくりしました。(2002/6 バジル)
*今まさに、みみちゃん世代の娘を育てています。みみちゃんにもう一度あいたいな・・(2002/6 うらえり)
*色々調べてここに来ました。川崎苑子さんのマンガは可愛くって好きでした。その中でたぶん最初に読んだのがあのねミミちゃんだったと思う。ほのぼのとした感じのストーリーと可愛い少女の絵が大好きでした。(2002/5 そのね)
*この方の作品なら何でも、と思っているところへ古本屋にてゲット。「土曜日の絵本」未来ちゃんの原形を見た!?(雁)
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たんぽぽとりでにあつまれ全2巻情報・感想お寄せください
【出版社】集英社 【発表年】1巻1976年11月25日 2巻1977年1月15日 【サイズ】新書版
【その他】「タンポポとりでにあつまれ」 昭和50年15〜29号 週マ
「月よさらば」(1巻)          47年38号
「モモちゃんとおネエ」(1巻)     48年13・15号
「乙女おばさんはいく」(2巻)     47年22号
「花いちもんめ」(2巻)        50年正月号増刊
【感想】
 23年前!小学生時、はじめて入手したマンガです。親に買ってもらいました。表紙の可愛さに惹かれたのがきっかけでそのあとりんご日記も好きになりました。よく薄い紙を絵の上にのせてなぞっていましたのを覚えております。りんごちゃんがかわいくて仕方がなかったのです。本屋さんにはもう無いようですね。残念です。再版はしないのですか?(2003/3 ぼえこ)
*たんぽぽとりでにあつまれ、大好きでした。川崎先生のお話しはどれもみんな大好きですが、これはマイベストです。ちょっぴりわがままで、おてんばなマキちゃん。パパと別れ、都会から自然一杯の田舎に来て、仲間と衝突しながら成長していく姿は、大好きな小説「秘密の花園』とダブります。ばらいっぱいのお庭や、タンポポ野原の、青い屋根のとりで。もっと多くの人に読んでもらいたい傑作だと思います。(0202 けい)
*ホントに原点だなあと感じます。絵もストーリーもあらあらしさがあるけれど、基本は同じ、心の機微をあらわすのがホントに上手です。草花をストーリの展開の中で使うのは、川崎先生の基本なんですね。(もんち99/1/24)
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りんご日記全6巻 情報・感想お寄せください
【出版社】集英社 【発表年】週刊マーガレット1975年47号から掲載 【サイズ】新書版【その他】マーガレットコミックス
【感想】
(2006/2掲載;投稿は2005年2月に頂きました)
 祖母の家にあったので暇つぶしに読んでみたらすっごい面白かった!聞いてみたら母が子供時代に買ったものらしく、見た目もボロボロ。だけどりんごのドジなとこ、おっちょこちょいなところ心から笑ってしまいました。昔の漫画って異常に目が大きくて外国人が主人公なものが多いってイメージがあったけど、この漫画はホント面白かったです。(みさと)
(2005/5up)
 小学生の頃、限りあるお小遣いから、近所の友達と相談して私は奇数巻、友達は偶数巻を買ってお互い交換して読んでいました。でも、その友達とは音信不通になり、大人になるにつれてなつかしさが募るにつれ、どうしても偶数巻を手に入れたくて古本屋めぐりを繰り返しているのですが、なかなか見つかりません…。他にも「夢の入り口」が大好きです。なつめのポジティブさが私に元気を与えてくれます。ずっと一人で探していたので、こんなにファンがいてちょっと嬉しかったなーー。(manparar)
 りんごファンに出会えるサイトを見つけて嬉しいです!小学生の時のピアノ教室にあった週マ。そこで川崎苑子さんの作品に出会い、りんご日記に出会いました。漫画大好きな私はこれまで数多くの漫画をよんできたけど、りんごちゃんだけは私にとって特別です。当時1?4巻を書店で注文購入し、大人になってついに新刊発見!やっと最終話にたどりつきました。あんなに自分と等身大の女の子っていないかも・・・胸が小さくて勉強が嫌いでぐうたらで劣等感いっぱいなのに自分が一番大事。根っからの悪人になれないとこ、大好きです。そんなりんご想いをよせる星君と番長、何かすごい素敵です!自分自身の二児の母となった今でも、いまでもページを開くと幼い自分に帰ります。母になってもやっぱり私のりんごちゃん体質は変わってません(苦笑)川崎先生の作品の中ではちょっとメルヘン性薄いけど(笑)私にとってはピカ1!大大大好きです!(すもも)
(2004/5掲載)
 今でもファンの方が多いのですねぇ、ビックリしました。復刊ドットコムというところでも復刊交渉のための投票をやっていて、あと3票で交渉に入るようです。私は「りんご日記」というと、はずしても何でもひたすら頑張っている「一の木りんご」が好きでした。背の高いボーイフレンドとは、ちょうど「チッチとサリー」のような取り合わせでほのぼのとしたのを覚えています。そして多分その頃、親戚の集まりがあった時に色紙を持っていって「りんご」を描いてサインを欲しいと頼んだことがありました。「えー、恥ずかしいからめったに描かないのよ。」と言いながらも2枚ほど描いてくれました。25年前の色紙は鮮度も変わらず、今でも持っています。(黒猫院)
*川崎苑子時代の作品及び、感動を共有できるサイトに出会えて、久々子供の頃にもどった気分です。「りんご日記」は私にとって他のどの作品より身近に感じられて、読みながら痛い所をつくなあ?・・・と、胸がチクチク痛んだ記憶があります。りんごちゃんって、とにかく自分が1番大事で、トラブルが起きた時証拠隠滅しようとしたり実在の等身大の女の子のような気がします。結局誰でも、実際はあんなもんです!それでも、ふっと素直で優しい自分に戻るから憎めないんですよ。(確かBFはカッコよかった!)いやー、懐かしいな★(0108 そら)
りんごちゃんのこのたくましさこそまさしく、ミミちゃんに発しミクちゃんへ、麦子さんへ、そよこさんへと受け継がれる(?)もの!ほとほとこういうキャラクターが好きなんだなあ、こういうタイプの主人公の失敗や成長をあたたかく描綴るのが上手だなあ、と思います。1・5・6巻探求中!!(雁99/1/17)
りんご日記」読みました。とっても懐かしかった!りんごには笑わせてもらいました(^^)。ときどきホロリとさせてくれるところがいいですね。番長と入道雲がすきだったのです。(まゆ99/3/14)
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銀色の童話全1巻 情報・感想お寄せください


【出版社】集英社 【発表年】1977・78年 【サイズ】文庫版【その他】集英社マンガ文庫「珠玉傑作集1」  表題作他「シャーロットの大しごと」「スカーレットの後見人」「星の庭から」収録
【感想】つい最近までその存在すら知らず・・・でもすぐに入手できてよかった。いつもの元気のよさとは少し趣の違う、しっとりとした表題作のほか、小品ながら笑えてほろっと来てちくっと来て、相変わらず素敵な作品ばかり。「りんご」から「土曜日」への中間的な作品でもあり、そういう意味でも興味深い。(雁99/1/17)★この中の「シャーロットの大しごと」って、「赤毛のアン」を感じさせる作品じゃないですか?「あしながおじさん」という感じもするけれど、なんだか懐かしい感じを受けました。(もんち99/1/31)
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土曜日の絵本全6巻 情報・感想お寄せください
【出版社】集英社 【発表年】1巻 1980/3/30 2巻1980/4/30 3巻1980/10/30 4巻1980/11/30 5巻1981/4/30 6巻1981/5/30 【サイズ】新書版【その他】マーガレットコミックス
【感想】
(2006年2月掲載;投稿は2005年4月)
*やっと再会できました。その昔まだ私がおねいサンだった頃、某音楽教室の待合室で毎週楽しみに読んでいました。ここ5年くらい古本屋さんでは必ず探してたんだけど、一向に見つからず…もう諦めていたところ、パソコン大好き娘から『あったぁ!!』と報告あり!!すぐに購入♪ただいま熟読中☆なんだか気持ちがほんわかしてきて、今日も一日頑張れそうって感じです。(チルチル)

*私の心に残る永遠の作品です!今回の文庫本化で20年来の夢がようやく叶いました(涙、涙…)。大人になった今でも、読むときの夢の中に浸れるような感覚は子供の頃と変わりませんでした。純粋できらめく子供時代の貴重な時間が、絵と言葉でこれ程表現できるのは素晴らしいの一言ですね。感服しました。好きな話は全編通して目白押しだけど、想い出深いのは「夏に咲く花」。辞典でノウゼンカズラを必死で調べましたっけ。毎年夏に、この花が咲いている家の前を通る度にミクちゃん達を思い出していました。あと「すてきな夢」。この表紙に、子供の私はノックダウン!綺麗な宝石をみるようにウットリ夢心地になりました。トレースで一生懸命写して、それを部屋にずっと飾っていたものです。(2003/1 MURASAKI)
*30代後半の主婦です。小学生の頃から買い溜めてたコミックスは  一冊も捨てることなく今日にいたっています。そんな中、娘(小六)が  土曜日の絵本を見て気に入り  4巻までしか家になくて続きがみたーい・・って大騒ぎしていました。でも何巻まで出てるのかも解らず  購入も不可能だと諦めかけていましたが、文庫版で発行されていたんですね!!このサイトで知り感激してます。早速本屋さんを見に行ってみようとおもいます。ありがとうございました。(2002/10 なつる)
*川崎苑子さんの「土曜日の絵本」文庫で見つけました。私がもっとも苦しかったとき、何度読んで泣いたでしょう。他人からは幸せそうに見られていたから、なお辛かった。ああ、なつかしい、文庫の1と2買いました。もしかして、違う感想になってるかもしれないと怖かったけど、大切に丁寧に読んで前と同じ感想を持ちました。いえ、大人になった分もっと心に響くところもあってうれしい、川崎先生、ありがとうございました。(2002/7 みく)
*私も大好きな作品です。娘が生まれたのでぜひ読ませたいと思っています。4月(2002年)についに文庫化されるそうで(集英社ホームページで知りました。)また全巻読めるのを楽しみにしています。4巻の やさしいささやき というお話が大好きです。(0203 たままま)
*…すいません!!亡くなったのは、かすみちゃんのおばあさんでした。他にも好きな話があります。(今度こそ間違えるなよと)ミクちゃんが、引越して町へ行って、迷子になる話。経験あります(笑)(0202 川原砂緒)
*川崎苑子先生、大好きです。昔、「土曜日の絵本」をマーガレット誌にて、連載されてた頃から知ってはいたのですが、子供だったので買えなかった…。?年前、某だらけで買いました。川崎先生が言いたかったことはこれなのかと、(かすみちゃんのおじいさん(おばあさん、でしょうか?:管理人注)が亡くなったお話です)思わず…落涙。(0201 川原砂緒)
*まだ私が小学生だった頃とてもハマってしまい、初めておこづかいで買っていた単行本が“土曜日の絵本”でした。全6巻、全て揃ってからも何度も何度も読み返していたとても大事な本でした。あの独特ないい感じの空気が流れている≪風吹町≫は私の一番住んでみたい憧れの町ナンバーワンだったんです。それがいつだったか『勉強しないんだから!!』と母の怒りをかい、廃品回収に出されてしまって、それ以来、ずっと再会を夢見ていました。普段は古本が大の苦手の私が古本屋を回り、それでも見付けられなかったこの単行本をついにyahoo auction で今日、見付ける事が出来ました(^-^)v。(まだ落札出来た訳じゃないですが…A^^;)
またあの4人に会えるかと思うと本当に待ち遠しい気持ちで一杯です!!こんな風に心に残る作品って本当にあるんですね。自分でもビックリしています。(0107 なす)
*はじめまして!30代の2児の母です。10代(?)の頃から川崎苑子先生の大ファンで、結婚してからコミック等でお見かけしないなあーと、残念におもっていたら、何とお名前を変えて活躍されていたのですね。たくさんの作品の中でも、マイベストワンは”土曜日の絵本”です。もちろん全巻もっていますヨ。1話1話が本当に暖かくて、優しくて、こんな子供が欲しい?って、自分が子供なのにあこがれてました。あとは、”あのね、ミミちゃん””麦子さんの時間割”も本音の部分が露出されていて面白かった。ところで最近の作品、時々見かけるのですが、ちょっと昔と作風が変わりました?北村先生の近況およびプロフィールをご存知の方、教えてください。同年代の女性読者ファンの方、一緒にお話しましょう!(0107 よしみっち)
■□■ある日の掲示板■□■
過去ログ65/3218、3220-3221(00/5/28) 
やっとアップ、私の原点でふるさとでオアシスで・・・、とにかく永遠の一作。もちろん、分室あり!(雁98/8/23)
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麦子さんの時間割全3巻 情報・感想お寄せください
【出版社】集英社 【発表年】1巻1982/2/28 2巻1982/3/30 3巻1982/4/30 【サイズ】新書版【その他】マーガレットコミックス
【感想】
(2004/5掲載)
*懐かしいですね。川崎作品にしては珍しく高校生の女の子が主人公でしたよね。今時の高校生とは随分違いましたが、学校帰りにファーストフードのお店によるところなどは他の川崎漫画と違って異質な感じもあったと思います。でも当時雨後の筍の如く発生していたコンビニとファーストフードを折り込んで、「何処にでも居る女学生」風にしたのは中々だったかなと思いました。で、そのドーナツの袋のスクリーントーンを1度だけ貼って、ベタを少しだけ塗ったことがあります。たまたま締め切り間際の日に遊びに行ってしまった(祖母の実家)ので巻き込まれたのですが、楽しい思い出でした。あれから20年余り、今でもこんなに沢山の方々から支持を受けていて、羨ましくも思います。(黒猫院)
*麦子さんの時間割りは名作でした。「おいしいものでも食べなきゃきがすまないわっ!」「私は良い方に変わりたいで?す!」「き、き、木の下で手をつないだの、キャ?!!」などなど麦子さんのせりふは今でも鮮やかに記憶に残っています。明るく、エネルギッシュ、心身共に健全な女の子に心から憧れていました。(2003/10/29 まるらん)
*  この本は、私が小学校の時に読んでいた大好きなマンガでした。今私の子供がマンガを読んでいるのを見ていてふと、思い出し実家に戻り探したけど見付からず,アッチ,コッチ古本屋、出版社いろいろ探したのですけど何処にも置いてないとのことで困ってます誰か(麦子さんの時間割)を置いている所もしくは譲ってくれる方居ましたら是非ご一報下さい!(2003/10/8 ミユキママ)
*麦子さんがジャンボいなりを買いに行って『8個入じゃ足りないわよね-。これ10個入にしてもらおう!おじさーん、このジャンボいなり8個入じゃなくて10個入にして-』数分後8個入のジャンボいなりが10箱出て来た…!!その後、毎食ジャンボいなりが食卓に出て来る…という話が面白くて大好きでした(^o^)(0203 るな)
*わがままで自己中心、なかなかにたくましい麦子さんのきらめく青春の1ページ。相変わらずのどたばたの中からやっぱり季節の風が感じられる、川崎苑子らしい作品です。(雁98/9/23)
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TWO 単行本未収録 情報・感想お寄せください
【出版社】集英社 【発表年】単行本未収録 【サイズ】1982年週マ11号〜?/連載開始の1982年11号ほか、14号、16号、18号〜21号、23号以降を引き続き探求中!【その他】
【感想】
(2005/5up)
*TWOの追加情報です。あなたの察しのとおり、徹ちゃんのママは、明ちゃんのパパの初恋の人だったのです。そして徹ちゃんのパパと明ちゃんのパパは親友同士でした。それで明ちゃんのママは勝手に二人の仲を邪推して、ぎくしゃくしてしまった・・・けれども最終回でスーパーが倒産したことをきっかけに仲直りして、家族三人で新天地を目指す結末でした。でもあの二人の事だから遠くに離れてしまっても愛情を育んでいけるでしょう。(私が一番そう思いたいのですけれどね)(ぽよ)

(2004/8up)
*川崎先生の「TWO」について、つたないながら、私の情報をお教えいたします。
徹ちゃんのママは、大金持ちのお嬢様でしたが、貧しい青年の徹ちゃんのパパとの結婚を家族に猛反対され、駆け落ちしました。そして徹ちゃんが生まれたものの、パパはすぐに亡くなり、それからはママは実家の「帰って来い」の誘いも断って一人で徹ちゃんを育てていました。その後明ちゃんのパパが経営するスーパーの食品売り場に就職し、手作りのお菓子の試食を始めたことがきっかけで、最終回で、ケーキ屋を始めることが決まりました。 (田中智子)
* TWOは、残念ながら単行本未収録なんですね・・。これは、漫画の図書館で見て、びっくり!!慌ててまん○らけでマーガレットを探したけど、全部は無理・・。集英社も、あおば出版も文庫でぜひ!!(0202 川原砂緒)
*渋谷「まんだらけ」にて衝撃の出会い。知らない作品があるとは思ってもいませんでした。名だたる作家や作曲家の「未発表作品を発見!」とはこんな気持ちかと思うくらいです。飛び飛びで、しかも第1話をはずしているという不揃いな状態ですが出会えただけでまずは大満足。さて、肝心のストーリーは…「山田明(めい)ちゃんと三枝徹くんのふたりは、山間にある地方都市に住む小学生。家が違いに近いので、二人は小さい頃から大のなかよし。明ちゃんの家は大金持ち、徹君の家は母子家庭という環境の差はあっても、やっぱりふたりは大の仲良しなのです。ところが、そんなある日、徹くんのお母さんが失業して…!?」(1982年週12号あらすじより)
□13号では風邪で寝込んでしまった徹くんとお母さんを、明とお父さんが看病に行きます(お父さんは徹くんのお母さんに思い入れがありそう?)。徹くんのお母さんと明のお父さんの会話が印象的です。
一号飛ばして15号では、徹ちゃんの親戚室町まどかちゃんが登場、徹くんと明の間にさざなみが…。
またまた一号飛ばして17号では、徹くんのお母さんの詳しい過去が明らかに。明と徹くんの間はまだぎくしゃくしていますが、季節は移り新学期が始まります。
間をごっそり飛ばしまして22号。徹ちゃんをはさんで明とまどかの競い合いはますますし烈な様子。一方、町でスーパーを営む明のお父さんはにはライバルの出現でピンチが!?
(雁99/5/15)
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まさかやっぱりほんとうに?全1巻 情報・感想お寄せください
【出版社】集英社 【発表年】1983/9/30 【サイズ】新書版
【その他】
「まさかやっぱりほんとうに?」昭和57年週マ30号
「芥川家の人々」        同年      47号
「ジャングルジャム・ジャック」 同年 48号
「夢のむこう」             58年   16号
【感想】
前の3作は新卒の芥川先生のお話。「ジャングルジャム・ジャック」が、なんともホロリとさせられます。子供のころ、みんなが思ってた気持ち、感じたこと、いつの間にか忘れてた気持ちを、川崎作品は思い出させてくれます。「夢のむこう」もせつない・・・・。(もんち99/1/24)

■ある日の掲示板
「まさかやっぱりほんとうに?」とっても良かったです。勉強が出来て性格も良い子でも、優しい子も、先生にしかられない子も、それぞれみ〜んなコンプレックスを持っている・・・。教師も人間だから、一人一人の気持ちを気遣ってやるのは難しいでしょうけど、是非この本を読んでいただいて、子供を分かってあげて欲しいと思いました。それにしても芥川くんの性格は羨ましい(^^; (まゆ99/4/27)
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野葡萄全1巻 情報・感想お寄せください
【出版社】集英社 【発表年】1983/3/30 【サイズ】単行本【その他】マーガレットコミックス  表題(1982年週刊マーガレット38号掲載)ほか、「スノードロップ」(同1980年6号)「セルリアン・ブルー」(同1981年5号)収録
【感想】
去年(1997年)レディスコミック誌にてかわらぬテイストの作品を描いているのを発見(ペンネーム北村夏)、感涙にむせびました。ささやかなやさしさ、よろこび、ぬくもり、風の匂い、葉ずれの音、木もれ日のきらめき、そんな、ほんとにささやかな世界を、独特の味付けでユーモラスに描く人です。私にとって、「元気の出るまんが」の元祖かなあ。中でも「土曜日の絵本」は★一生もの★(近日upの予定…;;)(雁)
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あけぼの村戦記 全1巻 情報・感想お寄せください
【出版社】集英社 【発表年】1984/7/30 【サイズ】新書版【その他】マーガレットコミックス/表題作(1983年週刊マーガレット9号)ほか、木苺さがし(同26号)、天使さがし(同33号)収録
【感想】長野から送って頂いて入手!表題作はもちろん、「木苺」「天使」の連作も秀作。実は楓ちゃんの立場ってひどくかわいそうなものなんだけどそれがウェットにならず、心の機微が上手に伝わってきます。うん、ニジュウマル!(雁1998/11/1)雁さんも書いてたけど、「木苺さがし」「天使さがし」よかった〜!!!なんだか、読んだ後ちょっとしてから、心にジ〜ンときました。「宇宙のゴミになってしまいたい」あのページ、誰でも一回くらいはあんな気持ちになったことあると思うけど、せつないくらいに気持ちがジ〜ンと伝わってきました。(もんち99/1/31)
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ポテト時代全1巻 情報・感想お寄せください


【出版社】集英社 【発表年】1984/11/30 【サイズ】新書版【その他】マーガレットコミックス/1983年週刊マーガレット41号から1984年16号まで掲載
【感想】
秋田から送って頂いて入手!ばりばり元気のそよ子さん、いいですねー!川崎さんお得意のキャラクターじゃないでしょうか。第1話から最終話(第26話)まで、よくよく見ると一つ一つは本当に短いのに、ページを繰るごとにうふっとか、ほろっとか、にやっとかしてしまって、読み応えたっぷりです。シアワセ(^^)。(雁1998/11/6)★(みうらん99/3/22)「麦子さんとそよ子さん」:私は最近、ポテト時代を再び手に入れました。そして、思いだしました。この2人が友達だったのを。結構、意外なでも納得出来る展開です。この2人は結構ライバルみたいな感じですね。対照的な人生を送り始めたところで、いろいろと張り合っていて。私的には、麦子さんは畑くんとどうなるのかが一番気になります。でもこの2人は、結構ザツな性格なのにそろって人もうらやむような彼氏をつかまえてて、似てるんやなあとますます思います。ちょっと私もうらやましい・・・。
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いちご時代全3巻 情報・感想お寄せください
【出版社】集英社 【発表年】1巻1985/9/30 2巻1985/10/30 3巻1986/1/30 【サイズ】新書版【その他】マーガレットコミックス/週刊マーガレット1984年17号から1985年20号まで連載  3巻巻末「夢の入り口」(1985年週刊マーガレット)収録
【感想】はっきりいってこれ、いいです。いやマイベストは、それは、「土曜日」なんですが、この「いちご時代」、絵のタッチ、ストーリーはこび、相変わらず一つ一つは短いけどその台詞回し、配置、驚くほど洗練されています。生活の息づかい、ささやかなヒトコマを上手にきりとって描き出すのがほんとに上手い。主人公にミクちゃんタイプのわがまま元気でさびしがりやのキャラクターに代わり、ほんとに「とろい」ふう子を据えたのも奏効してると思います。うん、サンジュウマル!!・・・ああそれなのにそれなのに、この作品以降、新作が途絶えてしまったのでは??もっともっともっと、読みたいよお!(雁1998/11/6)秋田から送って頂き、3巻を入手!!(>多謝!もんちさん)もうもう、ますますこの作品への思い入れは高まりました。川崎さん絶対絶対成長してますよお!マンガ家として!(僭越ながら^^;)。特にNO43「ふう子ちゃんのしらないつづき」、NO45「2月の雨」、NO49「ぼくは考える」、NO51「子どもの宇宙」・・・うーんたまりません。分室に詳細情報置きます。しばしお待ちを!(雁1998/11/23)★いちご時代は、自分にふうこちゃんを重ねることが多かったかな。好ききらいも多くて、しかも食べるのもおそかったので給食は恐怖の時間でした。でも、他の人の分を食べてあげたり、もらったり出来なくてふうこちゃんがちょっとうらやましくなったりしました(つむぎちゃんがいたからね)。兄弟のない私は、4人姉妹の彼女がうらやましく、学校まで友達と歩いて通える彼女がうらやましく・・・。結構大きくなってから読んだので、小さい頃の自分との比較が多かったのを覚えてます。(みうらん99/3/14)★分室オープン!!ぜひお立ち寄りください★
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猫的生活12ヵ月全1巻 情報・感想お寄せください
【出版社】スコラ 【発表年】1998年2月16日 【サイズ】A5判【その他】描き下ろし【感想】何年ぶりの作品か、正確には分かりませんが川崎苑子としては本当に久しぶりだし、北村夏名義の作品発表からも結構間が開いてると思います。しかも描き下ろし!!(実は発行は去年(1998年)でして、買いそびれているうちにスコラが事業停止に陥り危うく幻の一冊となるところでした。マイナーな作家にメジャーとは言えない出版社。こりゃ出たら買う!が鉄則ですね(^^;)。で、肝心の作品ですが、同じく川崎苑子ファンの方が「ちょっと手抜きな感じ」とおっしゃっていたとおり、私生活の「絵」ッセイみたいなものでして、ストーリーはありません。また描きっぷりも、あんまりしっかりやろうとは思っていないみたい…とりあえず、「近況」はわかるのですが…(特に「あとがきに代わるインタビュー」^^;)。にしても、、この先作品を発表する予定、いやつもりがあるのかどうかあやしい感じで、それがとてもさびしいです。(雁99/3/28)
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いばら野植物園 全巻  情報・感想お寄せください
【出版社】あおば出版 【発表年】 【サイズ】【その他】2002年9月末発行の雑誌「世界でいちばんやさしい物語」にて全10話計200ページを収録/北村夏名義
【感想】
*「いばら野植物園」は私に、どこかの車内広告で見た、”いつまでも絵を観て泣く大人になりたい”という言葉を思い出させました。感性は子供の頃にあるのではありません。大人になっても失くさないものがあります。(2002/10 ななか)
*いま発売中の「世界でいちばんやさしい物語」(あおば出版)に、「いばら野植物園」の総集再録があります。みなさん、ぜひ買ってアンケートを出しましょう!(2002/10 真奈美)
*↑という投稿を頂いてすぐに書店に走り、店頭に並んでいた雑誌を購入!本当に真奈美さんのおかげ様で久しぶりに川崎苑子(本作は北村夏名義)作品を堪能できました。本当に心からお礼申し上げます!! それにしても、今になって新作を読めるとは!そしてその相変わらずの作品世界も、あ〜ファンでいてよかった〜〜としみじみ思えるものでした。読みそびれた方はまんぱらまでご一報ください。…なんて書くと単行本になるまいと決め付けているみたいだけど…出るといいな単行本!!(2002/10 @まんぱら)
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キリノさんにあった? 全巻  情報・感想お寄せください
【出版社】あおば出版 【発表年】 【サイズ】【その他】2002年10月発行の雑誌「恋愛倶楽部」にて全話計120ページを収録/北村夏名義
【感想】
*やはり投稿を頂いてやはり本屋を回りやはり久々の新作を堪能!しました(本当に投稿を頂くおかげです・・・感謝の言葉もありません>真奈美さま)。この作品は珍しく都会を舞台に、OLを主人公にしています。しかしそこは川崎作品、キャラクターにも展開にもらしい味付けがたっぷり。読んだ後にはやっぱりほんわかしみじみ、なんとなく元気になっているから不思議です。(2002/11 @まんぱら)
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私に似た人 全1巻  情報・感想お寄せください
【出版社】あおば出版 【発表年】 【サイズ】【その他】北村夏名義
【感想】
(2006/2掲載:投稿は2004年12月に頂きました)
*川崎先生ファンに、うれしいニュースです。あおば出版より、北村夏名義で「私に似た人」コミックスが発売されています!表題作全11話と、「月曜の朝の固ゆで卵」収録されています。情報をきいて、早速インターネット経由で出版社に注文し、届いたときのわくわくした気持ち!あっというまに読み終わり、ひさびさの川崎ワールドを満喫。「ミミちゃん」「ミクちゃん」を読んで育った私たちの世代が大人になって直面するさまざまなこと・・・同感する部分も大で、大笑いしたり、ほのぼのしたり、しみじみ余韻に浸ったり。同時収録のお話もユーモアたっぷりで本当に素敵。今年いちおし!の力作です。
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〜みなさまのお便りから〜
*
『りんご日記』に次ぐマイベストですが,『まさかやっぱりほんとうに』がすきですね。私,保母をしていたのですが,けっこう参考になったりしました。苑子さんの作品って,登場人物がみんな魅力的ですよね。人間味にあふれているというか。そこがたまらなくすきです。(ゆうママ99/6/6)
土曜日の絵本の愛読者です。私が一番好きな話は、5巻のノウゼンカズラのお話です。あの話を読んでから(読んだのは小学生の時なので、今から17年も前の話です)ずっとノウゼンカズラを見たくて、そしたら最近真夏に良く咲いてるオレンジの花がそうだったわかったんです。もう感激ものでした。真夏に生き生きと咲く花、みくちゃんが頼み込んで買ってもらった花、大好きです。(momo99/6/6)
「土曜日の絵本」をはじめ、川崎先生の作品が大好きで、去年北村夏名義で作品を発表されているのを見つけてとても嬉しかったです。単行本化されていない作品をまとめた本が出たら良いのに、と思います。情報どうもありがとうございました。(鴻星99/6/13)
崎先生の作品はどれも好きでしたが、特にコミカルなものがお気に入りで、とりわけ私は『麦子さんの時間割』の大ファンでした。連載当時は小学5年生(しかもマーガレットはそろばん塾で読んでいた)ぐらいでしたが、麦子さんの伸びやかでしたたかな生き方に憧れ、こんな高校生になりたいと思ったものです。(瑞乃99/11/23)
も川崎苑子さんの「土曜日の絵本」の大ファンで、こちらに辿り着いて、メールを書かせて頂いてます。小学生の時にお小遣いで少しずつ買い揃え、結婚した今もこの6冊は私の大切な宝物です。こんな世界をいつまでも自分の中で持ちつづけていたいなぁ…と思っています。(こんな殺伐とした世の中なので…。)(00/9/10はにわ)
崎苑子さんの大ファンです。といっても、幼い頃にマーガレットで読んだ記憶だけが今は唯一。単行本、何故か高校時代に処分してしまったんです。今思うと、「なんてもったいない事をしたんだ、あんな名作を」と悔やまれてます。ところで、川崎苑子さんのページ、単行本「銀色の童話」に収録されているのは、「星の庭」ではなく「星の庭から」という題名じゃなかったですか?(00/10/1香住) ※ さっそく修正させていただきました。ご指摘ありがとうございました。(管理人)
崎苑子さんのファンの方がたくさんいらっしゃった事に感動しています!どの作品もすごいすごい大好きです。リアルタイムで読んでいないので、単行本は10年位かな・・・前から集めているのですが、あくまでも個人的情報なのでこんなにちゃんとした情報が得られてとてもうれしいです。まだまだ集めなくちゃっ。ここ5年ぐらいでしょうか、古本屋さんへ行っても古き良き時代の漫画は置かなくなってきてしまっているようで・・・なかなか欲しい、読みたい作品が手に入りずらくなってこまっています。ちょっと前にはたくさん売られていたのに。即座に買わなかった自分にすごく後悔しています。川崎苑子さんは現在「北村夏」さん名で活躍されているのは存じていたのですが単行本等にはなっていないのですか?あと、レディコミと伺っているのですがどちらの雑誌なのですか?お分かりでしたら教えて下さい。猫的生活を本屋さんで発見したときはものすごいうれしかったです!!!!川崎苑子って言う字が見間違いかと思いました。本当にびっくりしました。まだまだ頑張って作品を描いてもらいたいです。応援します。(00/10/1もなくん)
崎苑子先生の作品で青春時代を過ごしました。何気に検索してみたら、こんなページを見つけてびっくり!名前を変えて書きつづけていたのでしょうか?ワタクシ33歳、あまりにも漫画から離れていたので知りませんでした。詳しく教えてくださいね。りんご日記の大月くん(番長)大好きでした。「夢のむこう」だっけ?若月くんの名前でりんご日記のその後を見たときになけました。最後の見開きのページ、痛いような思い・・・・わかります!川崎先生大好きです。とにかく「いちご時代」以降、消息知らないのです!教えて!(00/10/1にこちゅう)
家で10年ぶりに「土曜日の絵本」「りんご日記」「麦子さんの時間割」を見つけ、時間を忘れてむさぼり読みました。全15冊!(捨てないでよかったー)最初に手にしたのは小学5年生くらいだったと思いますが、全く色あせてないですね、内容が。読み返して見て、私がずっと大切に思ってきたもの全てがこの本に詰まってるとわかりました。風吹町は川崎先生の理想郷なのですね。もちろんわたしにとっても・・・。こんなにファンの方が多いのもうれしい。もっともっと多くの人に読んでもらいたいですね。すてきなHPありがとう。(2002/6 あき)
崎苑子ファンページの作品リストについてです。1「アリスの伝言」ではなく、「アリスへの伝言」です。成金の娘のアリスが農家のピーターと恋におち、やりての家政婦ミス・ベネットの活躍が、反対していた両親の目をさまさせて、一家はもとの素朴な生活にもどるという話でした。2 レディスでの第1作め「連休」と2作め「3月のライオン」は、まだ「川崎苑子」名義でした。この指摘はどこへ出したものかわからなかったのでここにしました。「土曜日の絵本」文庫化ばんざーい!人に送るために3セット買いました。(2002/6 真奈美)
 ※ さっそく修正させていただきました。ご指摘ありがとうございました。(管理人)
度、調べ様、調べ様と思っていた川崎苑子さんについてのネット情報。こんなたくさんファンの方がいらっしゃったなんて! 感動!!小学校一年生の時、初めて母が買ってくれたのが、あのねミミちゃんでした。転校生のミミちゃんが、とってもおしとやかに登場・・・しかし?それ以来、川崎苑子さんのファンになってしまいました。りんご日記も土曜日の絵本も大好きです。星くんや、番長や、とっても楽しい仲間。川崎さんの絵は、本当に絵本の中の子供達の世界ですね。本、持ってますよぉ--! ふふふ。(2003/1 藍屋のママ)
めまして!川崎苑子さんのファンページを見つけ感動しています!私と同じ気持ちでいる人が沢山いると知り管理人さんからみなさんに紹介して欲しいサイトがあります!それは「復刊ドットコム」というところで川崎苑子さんのコミックを復刊させる為のリクエストコーナーがあるのです!みなさんの力で是非復刊させませんか?苑子さんファンの皆さん是非一度覗いてみて下さい!協力お願いします!
http://www.fukkan.com/group/?no=289
崎苑子先生への愛溢れるページに辿りつき、とても嬉しいです。作品リストに載っていなかった作品があると思いましたので、メッセージを送らせて頂きます。タイトルが不明なのですが、85-91年の間の週刊マーガレットに、「りんご日記」の続編の短編読み切りが載ったと記憶しています。はっきりと「りんご日記」の続編とは銘打ってなかったのですが、少し我が侭でおてんばな女の子が主人公で、幼馴染の男の子と微妙な関係。そこに以前アメリカへ留学した仲の良かった男の子が一時帰国してくる…というストーリーで、ラストはよく覚えていないのですが、2人の男の子(特に留学している男の子)の成長に引き換え自分は…という、ちょっと切なくほろ苦いお話だったように思います。当時マーガレットは立ち読みでしたので、一回しか読まず、曖昧な記憶しかないのですが…。(2003/2 米)
学校2年生の頃だったかな。初めて川崎苑子先生の漫画を手にしました。「りんご日記」だったと思います。とっても感動して、それからしばらく「土曜日の絵本」、「麦子さんの時間割」など全部買っては何度も何度も読み直しました。絵が、自然にあふれていて、そして人間的で、暖かくて、せつなくて、漫画といえば私の中では先生の作品だけです。漫画を読まなくなってからも先生の作品は時々思い出してました。大人・・32歳になって、現在、会社から派遣されてアメリカの大学院で勉強中です。ふと、また、先生の作品を思いをめぐらし、ネットで検索したら、やっぱり同じ思いのファンがこんなにいたんだと感激。実家に帰ったら先生の漫画を探してみよう。また別のペンネームで作品を書かれていることを知り嬉しく思います。先生はどんな方なんだろう。作品を読ませて頂くの楽しみです!(2004/6 あや)
然このサイトを目にし、何が何でも読みたくなった川崎先生の漫画。十月の連休に家に帰り、久しぶりに、おそらく二十年ぶりに読み返したりんご日記1巻から6巻は、あっという間に読破いたしました。もう、二十年経った今でも、初めて読んだあの頃の感動は、二十年を超え、三十年近く経とうとしているのにまるで色あせていません。りんごの続編とも言えるような「なつめ」をマーガレットで読んだときは、友達と大騒ぎをしたものでした。りんごの中では「星くん」派と「番長」派に分かれたのですが、私は、断然番長派。特に4巻や6巻では涙が出そうになります。川崎先生の漫画は今でもほとんど家にあります。昔、ボロボロになったミミちゃんを捨ててしまったのが悔やまれてなりません。それだけに、他の漫画は今後も絶対捨てることができません。後から手に入れたミミちゃんの4巻と、あの頃のままのりんご、ミクちゃんなどなどは、死ぬまで手放せない宝物なのです!(2004/11 ch)
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