聖闘士星矢EPISODE.G (2003/8/2up) 全巻
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【出版社】【初版年】【本のサイズ】【その他】原作車田正美
【感想】
台詞が薄っぺらく、ありきたりな内容なので、せめて展開を早くしてほしい。アップばかりでなく、バックもあんな細かくなくていいから。戦闘シーンが見せ場なのに、迫力が全然感じられないし。手も足も、満足に描けてるとはいえない。こういうジャンルを描くレベルに達してないというのが正直な感想です。読み返すほど欠点が浮き出てくるので、2巻目は買いませんが、もう少し絵のできる方ならよかった。ただでさえ、別モノと言われてるのに。似てなくてもそれなりなら買うのに。(2003/9/10
tana)
*この作品は月刊「チャンピオンRED」に2002年の末から連載されているものですが、この雑誌が休刊せずにいられるのはこの作品のおかげでしょう。前作と違ってストーリーも暴走していませんし、何よりも岡田氏の絵がハマリ過ぎです。人物も書き分けがうまいですし、聖衣の質感、必殺技の凄まじさなど、全てにおいて車田氏本人を凌駕してます。難点をあげるとすれば、前作を知らないと世界観がわからず、面白さが減ってしまうということぐらいで、他には文句のつけようがありません。間違いなく名作になりえるでしょう。!(2003/8/2
ぼーず)
SHADOW SKILL (2003/9up) 全巻 情報・感想お寄せください
【出版社】【初版年】【本のサイズ】【その他】
【感想】
*岡田氏の(多分)デビュー作にして、作風の原点。しかも、連載が開始されてから10年以上もかけて、コミックガンマ(竹書房・現在休刊)からドラゴンJr.(富士見書房・現在コミックドラゴンと合併、ドラゴンエイジとして新創刊)に移り、さらにアフタヌーンシーズン増刊(講談社・季刊のちに隔月刊になるも休刊)、月刊アフタヌーンと次々に雑誌を移って、ようやく落ち着いて、本格的に連載され始めたという奇妙な作品。そのため、現在発売されている単行本を読むと、掲載雑誌が変わるごとに大きく変わる絵のタッチの変化を楽しむという、別の楽しみ方も出来る(笑)。しかし、ファンタジーの世界観を作り出す緻密な絵や、大きい漢字とともに繰り出される必殺技といった独特の作風などは、現在の同作品だけでなく他の作品にも受け継がれている。多分、読んでおいて損はない作品。(2003/8/7
ぼーず)