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No.613
瀬尾公治
せおこうじ
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瀬尾ダンデイ事務所
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W's-ダブルス-
全3巻 (2003/2up)
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【出版社】講談社【発表年】2000年11月16日(第一巻)【本のサイズ】新書判【その他】
【あらすじ】
【感想】
テニスを題材にしたスポーツ漫画。転載テニスプレイヤーだった亡父・沖田修二に憧れた息子・剣と母・杠(ゆずり)を主軸としたドラマ。父親に着せられた汚名を負いながらも、ヒロイン・真田霞、好敵手二ノ宮、新城らと触れあいながら実力を付けてゆく剣。亡き夫への想いと息子への愛と期待から様々な葛藤に揉まれながらも成長してゆく杠。二人の視点から描かれたストーリーはただ単純なスポーツアクション系ではない、人間としての大切な何かを強く訴求していて、読んでいて飽きが来ない。絵柄としても非常に美麗であり、特に女性キャラクタは最高級の位置付けにあっても良いほど可愛く美しい。当作品は試合場面においてダブルスはない。しかし、タイトルである『W's』の意味合いは第三巻のカバーコメントで瀬尾氏が明かしている通りに納得出来た。(2003/2 鷹嶺昊)
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CROSS OVER
全7巻 (2003/2up)
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【出版社】講談社【発表年】2002年10月17日(第一巻)【本のサイズ】新書判【その他】
【あらすじ】
【感想】
瀬尾氏が週間連載に昇格した作品で、バスケットボールを題材にしたスポーツ漫画。憧れのバスケの名門校・藤ノ原学院に入学するためにセレクションを受けに来た主人公緒方ナツキは、弱小校・聖マリアンヌのバスケ部マネージャー・橘水希と出会い、その直向きさと明るさに惹かれてゆく。そして、藤ノ原学院の監督・紀藤の冷徹さと、聖マリアンヌを見下した態度に立腹し、感情的に藤ノ原のセレクションを蹴り、聖マリアンヌへの入学を決意する。ストーリー的には前作・W'sに踏襲する部分は見えないのだが、必ずしもスポーツ重視ではない瀬尾氏独自の展開は健在。主人公の無謀さとヒロインの直向きさ、好敵手・仲間たちの絶妙な掛け合いなど見るべき点は多い。しかし、瀬尾流の唯一の欠点と言えるのは、試合場面においても緊迫感の持続性があまりないこと。特殊なビート感溢れるマガジン諸連載陣の掲載順位において、意外にも最下位近辺を定位置としつつあるのは逆にスポーツ漫画として割り切れていないと見られているのか、メンタル部分に深く突っ込み過ぎているため逆に読者層に疎外感を与えてしまっていると見ているのだが、果たして間違いであろうか。瀬尾氏のこだわりかどうかは分からないが、前作・当該作合わせて女性の入浴シーン(温泉)が随所にありサービスカットに事欠かないことが嬉しいところではある。(2003/2 鷹嶺昊)
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