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No.545
叶 恭弘  かのうやすひろ
*公式サイト 『週刊少年ジャンプ・プリティフェイス』**関連サイト募集中
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BLACK CITY 全1巻 (2002/6up)  情報・感想お寄せください
【出版社】集英社【発表年】1996年8月7日【大きさ】新書判【その他】現在(2002/6)プリティフェイス連載に連動し、重版されている様です。
【感想】 
*2002年週刊少年ジャンプ第24号より連載が開始された「プリティ フェイス」の作者・叶恭弘氏の短編集。タイトルにもなった『BLACK CITY』,『恵太二人』,『PROTO ONE』,『JEWEL OF LOVE』の4作品が収録されている。叶氏が自ら出世作と銘打つように、4作品ともストーリー性においてフォアサイトであり、今風に見ればオーソドックスな展開であるが、実にクオリティが高いものとなっている。「プリティ フェイス」から叶氏を知る人にとっては、その絵柄と作風に一抹のギャップを受けるかも知れないが一読の価値は高く、「プリティ」ファン
に対し私的には強くお薦めする。タイトルにもある『BLACK CITY』も良いのだが、特に第3話である『PROTO ONE』は、世情を鑑みるに最も適したストーリーであり、読むたびに考えさせられるものがある。一読と言うよりも、必読の作品であるとそう考える。第4話の『JEWEL OF LOVE』は、いわゆる“オタ絵”、“萌えキャラ”における叶流美少女キャラの先駆とも言える作品。ストーリーとキャラクタのエッセンスが「プリティ フェイス」に受け継がれていると思わせる内容だと考える。(2002/6 鷹嶺 昊)


TOKYO ANTS 叶恭弘短編集2 全1巻 (2004/8up)  情報・感想お寄せください


【出版社】集英社【発表年】2003年1月11日【大きさ】新書判【その他】【収録作品】「TOKYO ANTS」,「ENMA」,「enma(原作:大河原遁),蝶-swallow tail-
【あらすじ】大企業の秘密組織“ANTS”の要員・陸達はある事件に巻き込まれ!? 表題作「TOKYO ANTS」、人の嘘を見破る燕馬という名の2人の男を描いた2作品「ENMA」「enma」と他1編を含む短編集第2弾!!
【感想】 
(2004/8up)
*プリティフェイスの人気に肖ってまとめられたとされる、BLACK CITY以来約7年振りの叶恭弘氏の短編集第2弾。主に週刊少年ジャンプ系の増刊号等に掲載されていた叶氏の御家芸とも言えるシリアスなSFアクション系・メンタル系の作品が収録されている。さすが叶氏と言ったストーリーの運び方はBLACK CITYを概ね踏襲しているのだが、注視するべきは絵柄が当時から現在への変遷が顕著にうかがえると言うところであろうか。(鷹嶺 昊)

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プリティ フェイス 全6巻 (2002/6up)  情報・感想お寄せください


【出版社】集英社 【発表年】2002年5月14日【その他】週刊少年ジャンプ2002年24号より現在連載中/第6巻末に増刊号の短篇収録
【感想】
*プリティフェイスは終わってしまってね・・・残念です。でもプリティフェイスが終わってもサイトは、まだ一個も閉鎖していないというのは驚き。人気があるという証明です。(あはは^^;なによりも残念なこと乱堂に顔が戻って理奈に告白して、そのあとが連載していないのが非常に残念でした。乱堂と理奈のバラ色の同居生活(スマソ、東京アンダーグラウンドのパクリ)ってのを、みたかったんですが、終わったのが残念^^;(2003/7/12 ユリチェルミ)
*美少女萌えラブコメ漫画かと思ってたのに、読んでみたら燃える漫画で、とても面白かったです。硬派ヤンキーの性格と強さのまま、外見だけ美少女になっちゃった乱堂がいい。ストーリーもギャグも最高。それに絵が上手くて線も綺麗なところもいいです。過去の叶先生の短編集にも興味を持ったのでぜひ読んでみたいです。(2003/7 とも)
*今のジャンプで一番先に読んでいます。これからの展開がどうなるのかすごく楽しみです。(2003/3 よし)
*わたしはプリティフェイスをはじめてみたらとってもおもしろかったです。キャラクターでは理奈ちゃん,雪江ちゃんを好きになりました。来週号を楽しみにしています。(2002/8 腰塚千明)
*美少女マニアうけねらいの作品かと思いきや、なかなか面白い。コメディですね。キャラがいきいきしてるので、とっても好感がもてます。この作者かなりベテランの方なんですが、こんな作品も描けるんだーと感心しました。とりあえず、安心して読めます。(2002/8 きょん)
*道下最強の高校空手部エース・乱堂政。ある日大事故に巻き込まれ、1年間の昏睡状態から目覚めた彼を待っていたのは、自分が死んだことになっていることと、整形外科医・真鍋によって、自分の顔が憧れの少女・栗見理奈と同じになっていた事だった。
自分の顔を取り戻そうと躍起になる乱堂。しかし、偶然出合わせた栗見理奈本人から、行方不明の双子の姉・由奈と間違われる。そして、理奈が乱堂のことを好きだったという事実を知る。以後、乱堂は理奈の姉・由奈として学園生活の再スタートを切ることになる。
実にお誂え向きなストーリーではあるが、今どき稀有な展開に絶大な期待を寄せる一方で、週ジャン特有の短命に終わることを危惧する内容である。
しかし絵柄は実に奇麗で描かれる女の子(主人公含め)も可愛いので、今後その点でも楽しみである。
ただひとつだけ気になる点は、今作品が同期連載の河下水希氏『いちご100%』と比肩するラブコメ路線で行くのか、スポ魂を中心として、主人公が元に戻るまでの過程を描く展開になるのか、明確にする必要がある。中途半端な展開だけは避けたいところだ。(2002/6 鷹嶺 昊)
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