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No.430
かわぐちかいじ 
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ジパング1-7 (0112up) 感想情報こちらまで!
【出版社】講談社【発表年】1 巻2001/01/01【サイズ】【その他】モーニングKC
【感想】
(2004/8up)
*ストーリーは自衛隊の最新鋭イージス艦が第2次世界大戦中の1942年に突然タイムスリップしてしまいます。目の前でミッドウェー海戦が繰り広げられて撃墜されたゼロ戦が墜落してきます。中には生きている人間がいます。本当ならミッドウェー海戦で死んだ事になっている人間を助けるか、でも歴史を変えてしまうと現代にいる自分の家族がどうなるか分からないので犠牲者を見捨てるか、と悩みます。とにかくスケールが大きく人間ドラマも細かく描かれており素晴らしい作品だと僕は思います。ジパング最高です!!感動します!!スケールも大きい!!人間ドラマも細かく描かれており、とてもいい話です。読んで損はありません。(ヒラマツ)
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沈黙の艦隊全32巻(文庫版は全16巻)
【出版社】講談社 【発表年】コミックモーニング 1988年 44号〜1996年 13号【サイズ】B6版【その他】「コミックモーニング」連載。アニメビデオ化、ラジオドラマ化。
【感想】
*社会現象と言われるほどの大ヒットを記録した、かわぐちかいじの出世作です。日米共同で極秘裏に製造された原潜「シーバット」の艦長・海江田は、独立国「やまと」を名乗り、米ソに戦端を開く・・・という筋書きは一見荒唐無稽ですが、政治的、社会的な背景描写が非常に丁寧なため、意外なほどの説得力があります。
世界政府だの核廃絶だの色々と小難しいテーマを掲げてはいますが、この作品の魅力は何といっても、神の如き戦略によって米艦隊を次々と撃破していく海江田=「やまと」の爽快感であり、物凄い紙数が割かれている国会や選挙、米議会、国連総会の描写は全て、戦闘シーンのリアリティ確保のためにあります。とは言え、この作品を機に作者は「冷徹な海江田キャラ&熱血の深町キャラ」の二大主人公路線を確立(「バッテリー」「ジパング」)。また、後の「ジパング」に代表される「海戦漫画家」となる第一歩でもあり、米大統領選を描いた「イーグル」もこの作品での経験が生かされています。ちょっと長すぎる嫌いはあるものの、あらためて読むと非常に多くのエッセンスが詰まった作品であることが解ります。 (和)
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