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No.134
わたなべまさこ
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ガラスの城 全8巻 情報・感想お寄せください
【出版社】集英社 【発表年】連載開始1969年 【サイズ】文庫版【その他】マーガレットコミックス/漫画文庫  あと数年前にA5版で出版されていました(出版社は忘れた)(※管理者注:A5版(正確には四六判)は集英社わたなべまさこ名作集で、ハードカバー。これだと全5巻。詳細↓ある日の掲示板↓参照)
【感想】
「マンガは読むな」と娘たちに言い聞かせていた母が隠し持っていたのが、わたなべ作品でした(笑)。保育園児のくせにイサドラとミューズが好きで、金髪に黒い毛皮のドレスを着たお姫様?ばかり描いていました。ある意味、イサドラ以上に性格の歪んでいるミューズは、いまだに私の理想です。独立したときにマーガレットコミックス版を攫ってしまったため、母はハードカバー版を買い直していました。それで気付いたのですが、ハードカバー版はイサドラがツタンカーメンに初めて会いに行くシーンが加筆されてるんですね。手塚治虫記念館のブラックジャックコーナーに、わたなべ先生の「ジャック先生に熱い視線を向けるナース」画があるそうなので、いつか行ってみたいです。(2003/2 さくら)
*ガラスの城・・・わたなべまさこ 最近また読みましたが・・新鮮、イサドラのスゴイ強欲・・すてきー!!しかも、時におじけずいたり・・展開がスゴイ!名作だと思うよ。少女まんがのお手本。しかも、ほんとに綺麗です。まりさも、まりあも、みんな「超美人」が「絵]で伝ってくるんです・・色まで見えてくるよう・・とても被現実的な世界が夢のように説得力があるのよ・・妙にいやらしく、残酷なのは、「今」とおなじ<笑>。今の元祖ですよ・・。(0201 mama)
*わたなべまさこ先生の「ガラスの城」、小学生のころに初めて読んだのですが、巻がすすむごとに(特に後半、テロや魔女裁判など)話のスケールが大きくなって、なんてすばらしい作品なんだろう感動したのを覚えています。この本の面白さをみんなに知って欲しくて高校時代、クラスの友だちとまわし読みしてました。(授業中....)ただ、うちには全8巻のうち、かんじんの1巻がないため、人に貸す時、1巻の内容を説明しないといけないのが残念です。今ってもう本屋にはないのかな?1巻ほしいなぁ〜。(0112-2 アイアイ)
姉妹として育ったイサドラとマリサ。母が死に際に、マリサが本当は貴族の令嬢だという事実を打ち明ける。それを聞いたのはイサドラだけ…彼女は自分が令嬢であると名乗り出て…。主役はマリサなんですが、なんといってもイサドラが魅力的。自分の地位を守るために罪を重ねていく彼女には、哀愁すら感じました。後半、オカルトっぽくなっていくのはちょっと…ですが。少女まんがの古典的名作です。。 (SF99/3/7)
■ある日の掲示板(99/3/14)
●わたなべ先生はわたしにとっては懐かしい名前ですね。初期のオカルト短編集とか好きでした。「ガラスの城」マーガレットコミック版が一番揃えるのに金かかりそうですね。うちの近所で1冊500円くらいしてるし。
○全一巻じゃなくて、全5巻っす<持ってる(^_^) <ご指摘ありがとうございます!雁>。わたなべまさこさんは、レースの人というイメージで(私の中で)それも綿レースじゃなくて、「蜘蛛の巣のように繊細なスイスレース」(爆) これは伯爵夫人のウェディングドレスからきてるかも(笑)。わたなべまさこ名作集ってのは個人の作品集としては凄いですよね。どうしてあんなに沢山刊行できるんだろう。そんなにコンスタンスに売れているのでしょうか。 そういう私もかなり買ったけど。「青いきつね火」「ばらいろの真珠」「さくらこすみれこ」なんて子供の頃に全部ちゃんと読めなかった欲求不満で飛びついてしまいました(笑)
●私が持っていた集英社漫画文庫のは8巻でした。マーガレットコミックスでは5巻なの?で、A5版で再版されたのは1巻だったってことなんでしょうか。どうしてこんなに違うんでしょう。ミューズの話がカットされているなんてことはないですよね?
集英社の名作集では全5巻ですね。私が持っているのは「わたなべまさこ名作集」です。ミューズの話も入ってました。この後半部分は続編というか後日談みたいになってるけど、妖しい雰囲気が結構好きです(笑)
●>この後半部分は続編というか後日談みたいになってるけど、妖しい雰囲気が結構好きです(笑)
同感です。イサドラも好きだけど、娘のミューズも好きだったんです。で、マリサのエピソードは全然覚えていないの(笑)。主役は彼女なんだけど。ああ、どうして処分しちゃったんだろう、文庫本(涙)。
○子供のころは不遇なマリサに感情移入して読んでいたので、悪女イサドラに怒ってたんですがオトナになって読むとイサドラにひかれちゃいます。さっき「わたなべまさこ名作集」を探したら、「カリメラ館」「王女ミナ子」なんかも出てきました。うーん結構買ってたな〜(^_^;)文庫本だと今探すのは大変かも...マーガレットコミックスか、名作集を古本屋で見つけるのが早いでしょうね。「さくら子すみれ子」をぱらぱら見返してたら、お嬢様に育ったすみれ子が白いポニーに引かせた馬車に乗ってました。こういうところがわたなべまさこさん流の豪奢さで好き(笑)
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