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No.125
鈴木雅子 すずきまさこ
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フィメールの逸話全2巻 情報・感想お寄せください
【出版社】集英社 【発表年】 【サイズ】新書版【その他】セブンティーンコミックス
【感想】
蔦井慧は、サッカー部の国坂将のことが好きでしたが、男の子同士ということで、彼に気持ちを打ち明けることはできずにいました。ある日、慧は自動車事故で死んでしまいます。まだ死にたくなかった慧は、失恋を苦にして自殺をした同じ学校の天野和音の体に入って、生き返ります。慧は、堂々と将に告白できるため、女の子として生きることを喜びます。そして、慧は将に「ボクは和音じゃない。慧なんだ。これで堂々とキミが好きだといえる」と告白します。でも、将は、男を愛することはできないと悩みます。その後、さまざまなことが起こって、悩んで、お互い理解を深めていきます。男同士の恋愛というより、慧は天野和音の体に入っているわけですから、姿形はとてもかわいい女の子です。それよりなにより、慧の心はとても女の子らしいです。だから、女の子になっていることがとても自然に感じられました。人を好きになるってことの心と体、男の子であることと女の子であること。いろいろと考えさせてくれる、気づかせてくれる作品です。(TC99/2/14)
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珠姫草紙 情報・感想お寄せください
【出版社】集英社 【発表年】新文庫版 【サイズ】【その他】集英社漫画文庫
【感想】
プレイボーイ・笙の通う大学の掲示板に、変わった貼紙がでる。「こどものほしいかた、産みます」貼紙をした珠姫は、受胎告知の夢を見たから子供を産むのだという。偶然大学にきて掲示板を見た笙の母が、子供の産めなくなった自分のかわりに子供を産んで欲しいと依頼していまう。笙は、なんとか彼女の気持ちを変えようと、彼女を遊びに誘い出すが…。不治の病から子供を産もうとする珠姫と、それを受け止める笙。感動できます。後日談が、「幾千万のマリア」になります。(SF99/2/14)
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◆◇◆ある日の掲示板◇◆◇
((99/6/6))
> 他に、レディース系で、ゲイの男性と女性の友情を描いた作品も面白かったです。題名失念・・・。
「ルームメイト 」ですね。鈴木雅子。好きです。この作品。ゲイの男性と女性の「女の友情」(^_^)が表現されていて,なかなか面白かったです。
鈴木雅子さんは,「プラタナス抄」「珠姫草子」とか昔の集英社漫画文庫で出ているのもいいですよ。(sho@99/5/28)

おしえて 
 かなり前の連載ですが鈴木雅子さんのラブステップのぼればという作品が読みたいと思っていますが文庫化されて出版はされているのでしょうか?教えてください。(0204 ウサギの姉さんラビ)


 鈴木雅子さんの『ラブ・ステップのぼれば』:この作品、たぶん絶版だと思いますが、コミックスで出ています。私は古本屋で見つけました。セブンティーンコミックスで全2巻。ピンクの表紙の方だったような気がするのですが・・家にはあるのですが、どこにしまってあるのやら・・確認できなくて申し訳ありません。(2002/5 YOU) -----> 情報ありがとうございました!m( _ _)m