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No.103
佐々木淳子 ささきじゅんこ
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313那由他(なゆた)全3巻 ご意見ご感想お待ちしてます!
【出版社】小学館 【発表年】1巻1982/6 【サイズ】コミックスサイズ(フラワーコミックス)【その他】週刊少女コミック 1981年第16号より連載
1巻に同時収録「キムのゆうれい」(1977年度作品)2巻に同時収録「恐竜の絵本」(1980年度作品)3巻に同時収録「セピア色したみかづき形の・・」(1981年度作品)
【感想】
少女漫画でのSFものが少なかった時期なので、楽しんで読んでいた記憶がありますが、今、また手に取ってみるとなかなか奥の深い話です。人間とはいったい何なのか、宇宙とは・・生きるとは・・・。単なるエスパーものというより、宇宙の根源にまで迫っている。肝心のラストが、駆け足だったのが、残念。(PAKU98/12/23)
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314ブレーメン5.
【出版社】小学館 【発表年】昭和55(1980)年週間少女コミック増刊5月30日号/単行本第1巻初版 昭和57(1982)年1月20日(全6巻) 【サイズ】コミックスサイズ【その他】フラワーコミックス
【感想】
  西暦2155年の地球の都市で、実験体として外の世界を知らずに育てられた主人公の女の子ユズは、ある日同じく実験体のタウロ(白黒黄色人種のキメラ)に 実験場であるコミュニティから助け出されます。
しかし地球の人類全体は一つの意識の集合体へと変化を始め、ユズたちはその流れに逆らって地球を脱出し5人組で安住の地を求めて宇宙へ旅に出ます。他のメンバーは半人半獣(黒ヒョウ)のヒュウ、過去の記憶を失ってひたすら労働に従事し続けていたサイボーグのCA38、頭脳が大型宇宙船のメインコンピューターに直結している人間の女性ナダ。
雑誌掲載ごと1話完結のオムニバス形式になっていて、未知の生物や現象と遭遇するストーリーがスタートレックっぽくて面白かったです。佐々木先生自身コミックス最終巻のオマケページで「一生つづけたかった…」とポロリと書いてますが、私もモロ佐々木淳子ワールドなこのお話をずっと読み続けて行きたかったですね。(00/10ちょき)
  「ブレーメン5」は、小学館発行です。タウロ・ユズ・ナダ・CA38・ヒュウの5人が自分たちの住む星を捜し求め、宇宙を旅するというストーリーです。様々な星で、様々な出来事を体験しますが、最終的に一箇所には定住せず、これからも宇宙の神秘を探っていこうという結末を迎えました。最初は1〜4巻で連載がストップしていたのですが、5,6巻が、大分後になって、連載され、単行本化される時に前の4巻と装丁も絵柄も変わっています。結末に近付くにつれて、かなり深い話になり、とても面白いですよ。(00/10su-zu)
【Q&A】
Q.佐々木淳子先生のブレーメン5.小学館のコミックスで新書版だったと思うんですが、詳細が記憶に残ってなくって…ブレーメンの音楽隊になぞらえたタイトル、と思った記憶はあるんですが、思い出したくってアクセスかけたんですが…なくて残念。(00/10/1惣)
A!佐々木淳子「ブレーメン5」は、確か小学館フラワーコミックスだったと思います。昭和57年には、もう第一巻か二巻が出ていたような...??  母船の端末機である機会人間のナダ、半人半獣の少年(名前は忘れた)など、ユニークな五人組が一つの目的をもってある惑星を目指し旅をする話、ではなかったでしょうか。私はナダさんファンでした。(00/10香住)
A!「ブレーメン5」について、二度目の送信投稿です。一度目は、登場人物の半身半獣の少年の名前を「もう忘れた」と書きましたが、あれからマンガ通の友人と話したところ、「ヒュウ」という名前じゃないかと言う話になりました。まるでギリシア神話のケンタウロスのような格好で、胸元にはV字のアクセントが付いています。ちなみに頭はざんばら髪。生意気で元気な少年ですが、案外寂しがりやでかわいいところもありました。この作品って、たしか、読み切り連作のような形じゃなかったかなあ。そして、毎回サブタイトルがつくんですが、私は、「輪のある大地」というサブタイトルの話が気に入って、何度も読み返したものです。物語の最終段階では、かなり御都合主義的まとまり方も見えた気がしましたが、とにかく好きな話でした。持ってたんだけどなー、全巻。どうして処分しちゃったのか、自分としても残念。でも、SF的に評価されるなら、私は「ブレ5」より、佐々木先生の場合、「ダークグリーン」ではないかと思います。(00/10香住)
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□■□ある日の掲示板■□■
((99/8/1))
「ダークグリーン」:植物意識界が動物や人間を支配している、という発想がファンタジーSFとしても異色の作品だと思うのだが。あんまりSFについて詳しくはないのだが、最後までストーリーが息切れせず、思う存分その世界を楽しめたと思う。(TAZMI99/7/22)
((99/5/23))
■佐々木淳子さんの「Who!」を十数年ぶりに読みました。私としては、キャラクタとかストーリーとかが中心の長編よりも、SF的な小道具が散りばめられたこの短編集が気に入っています。夢、幻影、タイムトリップ、転生、コールドスリープなどを満喫できます。佐々木さんの短編集って、他にはあるのでしょうか。(TC99/5/17)
□幾つかありますよ>佐々木淳子の短編集 下記のページをどうぞ。
   http://member.nifty.ne.jp/westriver/Comic/sakka/sasakijunko.htm(WestRiver99/5/17)
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