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No.573
幸村 誠 ゆきむら
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プラネテス  1-2巻 (2002/10up)  情報・感想お寄せください


【出版社】講談社【発表年】【サイズ】B6判【その他】モーニングKC
【感想】
(2006/2up;投稿は2005年7月)
*このマンガは本当に良い作品でした。宇宙でのデブリ回収という危険で地味な仕事を通して、そこで感じる切なさや自分の無力さそして自分との葛藤。ここまでリアルにそして正直に書いた作品を見た事が無いです。本当に自分の世界観が変わると言ってもいいぐらいの作品です。(ショッカー大佐)
*  大人になっても「漫画」読んでて良かった、と、心底思える。SF嫌いにも断然お勧め。この作品に出会うために31年間漫画読んでたのか?と、思えるほど手放しの賞賛。(2003/7/8 aksweet)
*物語は2074年。なんとか月へ旅行に行けるぐらいの手に届きそうな宇宙が舞台です。宇宙が日常の1つになり、次は木星の資源を効率的に利用すべく新たな技術を模索しています。ワープ等のないリアリティが要求される設定で宇宙を、空間を表現しています。
主人公は宇宙に漂う危険な人工物のゴミ(デプリ)を回収する仕事をしながら、自分の宇宙船を持つという大それた夢を実現するために、木星往還船の搭乗員という最難関の搭乗試験に合格することを目指すようになります。
 人間ドラマに宇宙を加えたもの。どこかで聞いたことのあるようなストーリーではあるが、宇宙を非常に意識させられる。
それはコマの1つ1つが無重力や減圧下の状態を上手く描かれているからだと思った。例えば、宇宙服の膨張や上下の感覚がない所などは説明がなく、ごく自然な状態である事をスッキリした画でもって表している。かなりの宇宙に対しての認識がなければ描けないだろう。私にはどのあたりがフィクションなのかわからなかった。
ストーリーは1巻は主人公とそれを取り巻く環境を、2巻は主人公を中心に描かれている。なんというか青臭い話ではあるが宇宙にはそれが良く似合う気がする。。(2002/10 ぷのんぺん)

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